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[WSJ] ネットから“自分”を消すのは難しい?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0607/18/news003.html


興味深い。

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オンラインの匿名性をめぐる議論(上)  『ワイアード』誌の元編集者、ケビン・ケリー氏は最近のエッセイの中で、匿名性にまつわる危険を警告し ている。少しぐらいならかまわないが、匿名が過度に広まるのは問題だと、ケリー氏は主張する。「私がこれ までに目にしたシステムで、匿名性が一般化したものは例外なく失敗している。ついこの間、『ウィキペディ ア』の信頼性が損なわれた(日本語版記事)原因は、人目に触れる機会が非常に多い公共の記録に、きわめて簡 単に匿名の投稿を掲載できることにある。匿名性が蔓延したコミュニティーは、崩壊するか、米イーベイ社の ように、匿名から擬似的な匿名に切り替えることになる。つまりユーザーは、創作されたニックネームの背後 に追跡可能な身元情報を持つことになる」  ケリー氏の主張はもっともだが、実は正しくない。同氏が挙げたオークションサイトのイーベイ社の例が示 すように、匿名性を持つシステムは本質的に悪用されやすく、安全性を維持しにくい。匿名性を持つ商取引シ ステムでは、購入者は販売者が誰なのかわからないし、販売者も購入者がわからないため、他のユーザーを簡 単に騙せる。ごく少数でも不正行為に手を染める人がいれば、その市場の信用は急速に失われるだろう。イー ベイ社は店じまいをしなければならなくなる。だが、イーベイ社は素晴らしい解決策を用意した。フィードバ ック・システムを作って、匿名ユーザーの「評価」の履歴を照会できるようにし、購入者と販売者に売買活動 の説明責任を持たせているのだ。  ケリー氏が間違っているのは、まさにこの点だ。問題とすべきは、匿名性ではなく説明責任なのだ。ある人 に説明責任がなければ、その人の名前を知っても役に立たない。完全に匿名だが、完全に説明責任を持つ人な ら、そのときは……もうおわかりだろうが、匿名の人物に呼び名が与えられるわけだ。  歴史は、本当の名前が誰にもわからない有名な無法者や略奪者に満ちている。  イーベイ社のフィードバック・システムが有効に機能しているのは、匿名のニックネームの背後に追跡可能 な身元情報があるからではない。それぞれの匿名のニックネームに、過去の取引記録が結び付けられているか らだ。もし誰かが不正行為を働けば、すべてのユーザーが知ることになる。  同じように、ウィキペディアの信頼性問題は、匿名の執筆者が作り話を項目に投稿した結果発生したのでは ない。こうした問題は、説明責任が拡散した情報システムに本質的に内在するものだ。人々はウィキペディア を百科辞典だと考えているが、そうではない。われわれは皆、『ブリタニカ百科事典』の項目の内容は正しい ものとして信頼している。米エンサイクロペディア・ブリタニカ社と、同社の編集者や執筆者の評判を知って いるからだ。その一方で、ウィキペディアには正確さについて説明責任を担う人物がいないので、少量の間違 った情報が含まれることを理解すべきだ――1文ずつマウスでなぞって、執筆者の名前を調べても同じことだろ う。  歴史的に説明責任は身元情報に結び付けられてきたが、そうしなければならない理由はない。私の名前をク レジットカードに記載する必要はどこにもない。匿名の写真入りIDがあれば、合法的に飲酒できる年齢だと証 明できるだろう。実際の姓名に関連付けられた電子メールアドレスを持つ必要もない。 (1/17に続く) ■概念を厳密に分けることの効能 これは面白い議論だ。 ブログに関する、匿名性の度合いの議論も、本質的に同じことだ。 ここで、最初の論者は、匿名性によって引き起こされる「悪い点」を挙げて、匿名性は悪いと結論付けている 。 しかし、イーベイの解決策のように、そもそも匿名性にひも付けられる(=レファレンスされる)情報には、 身元情報と説明責任が隠れており、この概念を分解し峻別しすれば、匿名性の良い機能を失わずに、匿名性の 悪い機能をカバーできる。 社会科学や学問の厳密性、論理学の重要性を感じるのはこんな時だ。 そもそも、匿名性という概念を、厳密に定義づけ論理的に分解することなしには、こういった解決のアイディ アは生まれてこなかったろう。イーベイ自体は、そういったロゴスの力を使用したかどうかわからないが、こ うした分析概念を持てばその他のものにも即応用し、広めることができる。 定義とか、厳密性とかは、日常ではとてもウザイ言葉だが(笑)、しかしながら、これをちゃんと使いこなす と、生きるのが楽になるし、とても有用なような気がする。
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