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佐藤 秀峰
特攻の島 1 (1)


■写実主義とロマン主義の対立軸から


何度か書いているが、佐藤秀峰さんは、僕は嫌い。面白いとは思うし、見事なシステムや表現の類型をつくったと思うし、それだけ売れるのもわかるし、価値もあったとは思う。けど、生理的に嫌い。・・・ああ・・・このロジックって、『君の望む永遠』などのアージュ作品に関する批評や感想と同じロジックだな・・・・



なぜ物語中毒者はageを嫌うのか
http://bmp69.net/mt/archives/2007/05/age_1.html
bmp_69



これと同じ視点で、前にまったく同じ例を持ち出して同じことを書いている。


>それは写実主義とロマン主義の対立(いいすぎか?(笑))なんだと思う。写実主義やリアリティー重視の作品は、好きじゃない。小林多喜二の『蟹工船』などが労働者階級の悲惨訴え、現実を変えるための『手段』であったのと同じ。物語のうそくささとご都合主義が消えてしまっている、そこがつまらない。日本の医療の限界点に、主人公は立ちすくみ泣くだけで、実際に組織に挑戦する物語のダイナミズムが主テーマではない。でも、僕は現実ならば現実で見たほうがよくて、エンターテイメントにそれを求めないタイプなので、この『医龍』が好きなんだと思う。
『医龍-Team Medical Dragon』乃木坂 太郎/ 永井 明
http://ameblo.jp/petronius/entry-10001790979.html



ああ・・・なるほど、生理的にアージュが嫌いという人の「生理的」な部分がわかった。これは、物語のロマンチシズムにおける結晶化作用を、解体する力学が働いている…ようはポストモダンなんだな(笑)。おれ、ポストモダン身の毛がよだつほど嫌いだったんで、それだぁ!!。



佐藤秀峰『海猿』
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/umizaru.html


>漫画評論家の伊藤剛は佐藤秀峰について、

「ヒトサマの生き死にを描き、そのことで商業的に成功した作家である」

と「あえて酷薄」に書いたことがある(※)。伊藤は『海猿』について「物語が進むにつれ、危機的なエピソードのインフレが起こる。どこか、効果的な表現をドライブさせることの快楽が先に立ち『人の死』を弄ぶような臭みが鼻につきだすのだ」とのべている。

 ぼくはこの漫画を読んでいて、同じような気持ちを持った。
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/menu.html
漫画レビューの畑――自意識の栽培



あいかわらず素晴らしい書評を書かれるここですが、この写実主義という手法は、現実との相関を強く訴えるので、しょせん物語だから・・・というズラしの効果はない。


だから、非常に不愉快に感じてしまうというのはわかる。










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