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自民党総裁選:浮かれる森と固まる古賀、義理人情の小泉。(4)
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200709210003/


かみぽこ政治学が、物凄い面白い。紹介してくれたGiGiさんに物凄い感謝です。


■具体的な中身を見なければ本当の評価はできない


先日、アレクサンドロスとハンニバルの戦術・戦略の類似性について塩野七生さんのハンニバル戦記を読んで、とても興奮した。 記事にも書いたけれども、アレクサンドロスが「神のように強かった」というのだけれど、具体的に、技術的に、なのがどうしたかが説明されていないと、なんか信用できないんだけれども、それがハンニバル戦記には書いてあったからなんだよね。


僕は、自分が同じリソースを持っていれば「再現できること」でないと、あまり信用できない。


□おまえは、ヤンウェンリーかっ!まるで銀河英雄伝説のよう!!ハンニバル戦記が、面白すぎる!!!
http://ameblo.jp/petronius/entry-10047928050.html

□ビジネスマンはみんな、塩野七生が好き?
http://ameblo.jp/petronius/entry-10046142883.html

塩野 七生
ローマ人の物語〈2〉― ハンニバル戦記


源義経、織田信長、ナポレオン、アレクサンドロスと、日本の明治期の騎兵部隊創設の父と呼ばれる秋山好古※1陸軍大将が上げている騎兵の天才たちは、



なぜ強かったのか?



なぜ劇的な戦果をあげたのか?



というのがやっとわかってきた。


それは、歩兵を中心とする戦術体系の中に、速力のある機動部隊による立体作戦を投入したからなんだよね。2次元の世界にいきなり3次元を持ちこんだ、という比喩が正しいだろう。


別に、これは騎兵でなくいてもよかったのだろう。


従来の戦術体系では想像もできない次元のものを持ちこめばそれでいいのだろう。


たとえば、世界一の海軍国に日本を押し上げたのは、空母の使用による航空機による3次元立体作戦を展開したからなんだ。その意味を一番わかっていたのは、真珠湾などで日本に敗北したアメリカ軍で、その戦術体系を一気に取り入れている。

逆に、その意味の重さが国家レベルの総意でわかっていたなかったのは日本で、だから大和や武蔵などの巨大戦艦の建造に固執してしまった。


それでも、全世界の戦争史の史上の中で、総力戦の中で、空母を含めた3次元機動立体作戦を全力で戦った海戦は、ミッドウェーなどの日本海軍 対 アメリカ海軍しか、いまだにない。


だから戦術を学ぶのならば、一番重要な教科書はまだ「そこ」なはずだ。


湾岸戦争やイラク戦争なんてのは、そもそも装備や国家のレベルの格が違いすぎるので、教科書として旧態依然の戦争にすぎない。それならば、よほどカンネーやザマの闘いの方が価値があるだろう。


ことほど左様に、具体的な中身を知らないと、実は論評していても意味がないことが多い。 神のように強かった、とか、凄い差があった、とかいっても、具体的に、技術的に、何がどうなの?って事が説明されないと、実は説明たことにならないんだよね。内在のメカニズムが全然わからないから。




■政治力学から見る日本の政治~予測するには具体的な内在ロジックを見つめる必要性がある



実は僕にとって日本の政治というのもそういうものだったんだよね。 制度的には大学で徹底的に勉強したから、主に経済からの視点であはあるけれども、どういうふうにマクロに動くかは想像がつく。


けれども、純然たる「政治」と「権力」については、その具体的中身がわからなかった。


だから論評できない、予測もできないんだよね。


ちなみに1年ほど前に阿倍政権誕生前に、友人が


「安倍は短命に終わる。次の総理は福田さんだよ。」

と、云っていたのを覚えがあるが、いやーさすが実際に中にいる人はよく見ていると感心。自民党がここまで大敗するのは、予測に入っていなかったと思うのだが、それでも、たぶん政治力学的にはそういう方向にもっていかれる可能性が強いということを、予感していたんだろうね。これは具体的な権力機構を肌で感じている人だからこそわかることなんだと思う。


いままでは、結果だけ見てふーんと思うしかなかった。


けど、この「かみぽこ政治学」は、非常に地に足がついた予測で、マクロの部分と、同時に政治家個人の人格や力関係による「政治力学」の部分が凄く定式化されている。


だから、このブログを読み続けて、その議論や関係を内面化して、その後自分で情報収集するとかなりの部分で、中身がクリアーになっていくと思うのだ。


彼にはない情報ソースを僕も社会人なので持つわけだしさ。


素晴らしいブログを見つけた。


いやー本当におもしろい。



■小泉萌え~変人も貫けば美学になる


それにしても、小泉さんは、萌える。


自民党総裁選:浮かれる森と固まる古賀、義理人情の小泉。(4)
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200709210003/


この何というか美学があるところがたまらない。


慶応義塾の学生時代の当時の話を聞くと、すでに相当有名な意固地な変人だったらしい。 いろいろなエピソードを聞いているうちに、ああ変人なんだなー(笑)って思っていて、ましてや自民党の傍流派閥で、意味不明なことばかり口走るので、そういう傍流で消えていく人なんだろうと思っていた。


それが、自民党を破壊した日本政治史に残る偉大な政治家※2として、屹立するとは当時思ってもみなかった。


何となく好きな人だったので、本当に傍流の頃からの何となく気にはしていたのだが、あの脇役キャラ感あふれるころから今の影響力は、想像できない。

そして今の動きを見ていても、その変人っぷりは、最高だ。


変人は、貫けば、美学となる。


世の中は、複雑すぎて、「何が正しいかわからない」その不全感や不透明感の中で、強いリーダーシップで決断すること、そして過去に遺恨を残すような制度的な悪い例をつくらないで、その決断を貫くことが、リーダーだと思う。


内容の有無は、それこそ「何が正しいかわからない」のだから、歴史が判断することだと思う。


歴史の判断は、50年はかかる。


単純には言えないのさ。


まだまだ小泉萌えです。


※1
陸軍騎兵学校を参観に来たフランス軍人に「秋山好古の生涯の意味は、満州の野で世界最強の騎兵集団を破るというただ一点に尽きている」と賞されているとおり、日本の騎兵の父と言われた。
司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」の主人公の一人として有名。


※2
いろいろ言いたいことはあると思うが、政治家として辣腕をふるった人であることは否定できない。自民党の権力基盤を根底から切り替えた人だからね。

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かみぽこ政治学 「狂気の首相」遂に自爆す。
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200709130000/
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200709130001/
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200709130002/  

1つだけ書いておきたいのだけど、
わざわざ全文を掲載した
安倍首相の辞任記者会見を
もう一度読んでみてほしい。
ここでは、


「テロとの戦いの継続」


が、やたらと強調されているけど、


「国民の生活」


ついて、

ただの一言も触れられていない。

これはないよな、と思う。

**************


実は僕もそう思う。指導者は、ウソでも最低限気にしなければならないものがあると思うのだ。


今日、塩野七生さんのハンニバル戦記(ローマ人の物語3巻)を読んでいて、最高指導者にて軍司令官のコンスル(執政官)が、戦争で大負したあとに、ひどく罰せられたシーンを読んだ。


それは、戦争負けたからではなくて(ローマは、戦争に負けた指導者・将軍を敗戦に学んだ人として再度抜擢する習慣があった)、戦争前に、部下たちが気にしている鳥の占いがうまくいかないのにイライラして、海に投げ捨ててしまったことだ。鳥の占いなどという宗教を信じなくても、指導者はよい。


けれども、それを信じる部下たちをたくさん引き連れている指導者として、部下たちの心をおもかんばれなかった行為が罪に値する、とほぼ全財産に近いお金を没収された。

塩野 七生
ローマ人の物語 (3) ― ハンニバル戦記(上) 新潮文庫

自分について来てくれる人たちのことを、ウソでもおもかんばれない奴は、ダメだと思う。ウソでもいいんだ。マクロの指導者は、いつも馬鹿な大衆や国民を気にしてばかりはいられないのはわかる。が、、、それを表だって出す奴は、指導者の器ではないんだと思う。


この辺の世代の93年組には、逃げ癖があるように僕も思えたのだが、ここまでヘタレとは・・・・・。ちょっと、これほど内閣総理大臣という日本人の頂点に立つリーダーの権威を落とすのは珍しいよね。細川首相も近衛文麿もそうだが、ここぞという時に逃げるダメな首相の伝統を、これ以上作らないでほしいよ。

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だから、今回の内閣改造・党役員人事は
一言で言うと、


「安倍首相、体にダイナマイト巻きつけて政権の座を人質に、官邸に立てこもり人事」


と、呼ばせていただきたく


かみぽこ政治学より
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diaryall

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相変わらずここのブログは、ウルトラ受かりやすくて面白い。うーん、GiGiさん、ありがとう。また生きるのが楽しくなりました。


安倍人事を考える(1):麻生・谷垣・町村、それぞれの選択(前編)/かみぽこ政治学より
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200708280000/


>僕はこれまで、
外相というポストが
いかに総理・総裁の座を
狙うに当たって、
おいしいポストであるかを
書いてきたんだけれども
(2004年9月28日
小泉人事の神髄:町村信孝外務大臣)
麻生外相もこの1年、
ものすごくおいしい思いを
してきたと言える。


安倍人事を考える(2):麻生・谷垣・町村、それぞれの選択(後編)/かみぽこ政治学より
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200708280001/


小泉人事の神髄:町村信孝外務大臣。
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200409280000/




こういう記事を読んだ後に、↓の記事なんかを読みなおしたりすると、いたく面白い。夜はい物事を多面的に見ると、面白いねー。ちなみに、麻生さんって、演説うまいね。流石だなー。



「Mr.COOL JAPAN」麻生太郎をとりあげたイタリア雑誌
http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/283837/


麻生太郎・秋葉原演説全文
2006/09/11 11:02
http://cedarsforest.iza.ne.jp/blog/entry/37288/

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第16回 まんが甲子園 麻生大臣挨拶 平成19年8月4日 於:高知県


全国高等学校漫画選手権大会に参加する選手諸君。
外務大臣麻生太郎が、まんが甲子園の諸君にこうしてあいさつを言える。
数十年漫画を読み込んで来た者として、こんなにうれしいことはありません。
勝ち上がってきた諸君、暑い夏は、君たちのために準備されていたようなものだ。
白球を追うばかりが甲子園ではありません。指先が痛くなるまでペンを握りしめ、白々と夜が明けるまで机にかじりつくのだって、君たちの青春、勝負だろうと思います。

日本人くらい、マンガの文法を自然に身につけている国民はおりません。
このコマは、どうしてこの大きさなのか。なぜここは、背景が真っ黒でないといけなのか。
君たちには、その理論が知らないうち身についている。なぜ身についたか。

君たちの前に、偉大な先人の独創があった。
その前には紙芝居という、これも日本の発明がありました。
伝統はえんえんとさかのぼり、かの「鳥獣戯画」までいくのであります。
その伝統の最先端に、君たちがいま、栄冠かけて競い合おうとしている。

マンガは友情を描きます。人生をたった一コマに詰め込み、人の世の、喜び苦しみを描く。
CGには絶対つくれない夢の世界を、二次元世界に定着できる。
それをすべて、君たちのペンが成し遂げられるのです。

このことに、世界はやっと気がつきました。世界中でいま、猛烈な学習を始めています。
外務大臣としてこのあいだ、国際漫画賞というのを出しました。
香港の漫画家が第一回の受賞者になって、マレーシア、香港、オーストラリアの作家には奨励賞を出しました。
彼らの作品を見ると、日本の漫画家の誰から影響を受けたかすぐわかります。
ドイツからブラジルまで、応募作品どれ一つを見ても、日本の影響が色濃く出ていた。

漫画はいま、世界の人々が夢を紡ぎ、愛を語り、怒りをぶつけるメディアになったのです。
そしてその誕生の地、日本の、最も熾烈な戦いの場に今君たちは出動しようとしている。
君たちのような存在が、世界中の若者からどれほど羨望のまなざしで見られているか。
ぜひそれを知っていてほしい。最高峰のフィールドに、君たちは立っている。
まんが甲子園の選手諸君。ストーリーをとことん練れ。線に目一杯命を賭けろ。
君たちの作品を、雑誌で読める日を待っています。


外務大臣 麻生太郎

Copyright(C):The Ministry of Foreign Affairs of Japan

http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/19/easo_0804.html

引用

***************************************


なっなんか・・・熱いじゃないですか。どこかでの記事で、まるで『燃えよペン』のようだという意見がありましたが、同感です。このスピーチはいい文章だなーと思う。これ、ぜったいにちゃんと本人の意思が反映している文ですね。政治家とか「お上」というのは、オーソライズ機能・・・いいかえると権威づけの機能があります。


権威づけられたものが、本物か?という問い返しはいつもあるもので、雑草のように戦い生き残った者こそが・・・!という意見はあるとは思う。けれども、やはり物事には段階というものがある。日本の漫画やアニメーションのマーケットは成熟してきており、ちゃんとさまざまなものを整備してかないと、失われていってしまうんだと思うのですよね。それが、能のように庶民大衆との連関を失った根無し草の高等遊民的な文化財の保存であっても、なくなるよりはいいと思う。


おっと話が飛躍しすぎたが、とにかくそういう意味で、日本の外務大臣が、こういうスピーチをすることは、個人的にはとっても嬉しいなー。へんなルサンチマンを育てないで済むと思うのだ。権威づけには、そうい機能がある。


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参院選総括(前編):自民党を崩した史上最強の野党。
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200708010000/

参院選総括(中編):自民・民主への愛ある毒舌。
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200708010001/

参院選総括(後編):「93年組」への猛ゲキ。
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/200708010002/


かみぽこぽこ。
http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/


かみぽこ政治学

http://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/2008


GiGiさんに教えていただいた政治学系のブログなのだが、これが面白い。しかも僕の最大の興味ポイントである、「わかいやすいこと!」がすべての記事で満ちている。おおっこれはいい。ゆっくり読み込もうと思います。ありがとうGiGiさん。


ちなみに、


>「自民党のセーフティシートが崩れた」


>「民主党の問題は自民党の問題となった」

>結論から先に言えば、

「小沢民主党は


野党としてやるべきことを


すべてやりきった」


「小沢民主党は


『史上最強の野党』である」


という分析ポイントは、非常にわかりやすく議論の本質をとらえている。おもしろい。


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