テーマ:
森見 登美彦
太陽の塔 (新潮文庫)

意味不明でした。以上。


・・・・・・何とも言い難いのだが、全編に説明不足で、僕は入り込めなかったなぁ。ある種の、内面に入り込むヒーリング・ファンタジー※1なのだろうけれども、それにしては異世界というか内面というか、別の次元のフェイズに入る込む描写が陳腐。うーん、とてもではないが、あまり評価できないな、個人的には。


いったい何が良かったというか、何が評価されたものなんだろう?。いや、けなしているわけではなくて、あまりに理解でいなかったんだ。何が書かれているのかが・・・・。・・・つなさん、おしえてくれないかなー。いや、マジで誰か教えてくれ。


どうも、最近は、小説が読めないようになっている気がする。脳が、わかりやすいのに慣れ過ぎたかな??。



※テキトーな造語

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高瀬 彼方
ディバイデッド・フロント〈1〉隔離戦区の空の下 (角川スニーカー文庫)

評価:★★★★☆星4つ半

(僕的主観:★★★★★星5つ


「責任なんて絶対とらねぇ」のsさん からのお薦めで、アマゾンの中古で何とか確保して読了。星の数にも表れているが、素晴らしかった。いや、物凄く良かったので、いろいろ書きたい溢れている。時間がないので、分けながらいくつか記事を書きたいと思う。


まずは全体として評価ポイントは、2点挙げておこう。


一つは、作品全体の世界観、魅力である関係性などなどが包括して、3巻の最後まで継続していて、完全に一つのテーマを浮き上がらせていること。そのため読了が見事に清々しかった。また作品のすべてのエピソードが、非常に表現するのが難しい抽象的なテーマを見事に具現化していて、うぉってうなった。最後のあとがきで、明確にそれを意識して書いたというコメントがあるので、この人はかなり才能がある作家なんだと思う。ただ、、、、大ブレイクするというよりは秀作として、ピリッと辛いマイナーポジションで終わってしまう可能性が高い。もう一つ何かが、ブレイクには必要だとは思う。これだけの物語をかければ、正直そういうのは不必要な気もするが、やはり素晴らしい作家には、儲けてほしいし、いい生活もしてほしいし、その代わりにもっと多作で素晴らしいものをたくさん書いてほしいと思う。


ちなみに素晴らしさの結論として書いて置くと、最後のあとがきにある言葉がそのままなので、引用。


*****************


>「世界が絶望的な状況にあること」と、「世界に絶望すること」との間には巨大な隔たりがあると思います。


p420

「ディバイデッド・フロントⅢ~この空と大地に誓う」あとがきより

*****************



この差を、見事に描ききっている。素晴らしい作品だった。いや、こんなふうに普通できないよ。完成度が凄く高い。ちなみに、僕のテーマである、マクロとミクロの接続というドラマツゥルギー類型の答えの出し方の一つとして、非常にオリジナルな感触を受けたので、ここを細かく分析してみたいといと思います。(別途書きます)


もう一つは、「小説が上手い」こと。


先日、『福音の少年』という加地尚武さんの作品を読んだ。物語のコンセプトとしてはディバフロに劣らない面白さだったが、残念ながら小説は、もっと詳細に言うと文体が下手だった。小説のうまいというのは、文体の上手さだ。文体の上手さを詳細に説明すると、長くなるのだが、例えば、視点の違い。物語は、常に主語が誰か?ということが重要で、その移り変わりがわかりにくかったりすると、読みづらくなる。また世界観の整合性のなさや安易な現実の記号の利用など、物語世界・・・そこにもう一つの世界があるという実感を失なわさせてしまう安易な行為。これは興ざめだ。それによって、評価が物凄い差がついてしまう。

加地 尚武
福音の少年魔法使いの弟子―Good News Boy (徳間デュアル文庫 か 7-1)


この高瀬彼方という人は、相当の丁寧で完成された文章を書く人で、読んでて違和感が一度も訪れなかったので、非常に読みやすかった。それは小説家としてはとても重要な技術。ただ、丁寧な人は、遅筆であることが多いので、それは勿体ことなんだけれどね。たぶん完成度にこだわる人なのではないかな、と思う。



高瀬 彼方
ディバイデッド・フロント(2) 僕らが戦う、その理由 (スニーカー文庫)
高瀬 彼方
デイバイデッド・フロント〈3〉この空と大地に誓う (角川スニーカー文庫)
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佐藤 賢一
王妃の離婚 (集英社文庫)

評価:★★★★☆星4つ半

(僕的主観:★★★★★星5つ)



『王妃の離婚』 佐藤賢一/男と女にとって救いとは?結婚とは?②
http://ameblo.jp/petronius/entry-10006088602.html

『王妃の離婚』 佐藤賢一著/リーガルスリラーとして①
http://ameblo.jp/petronius/entry-10006088602.html

『カルチェ・ラタン』 佐藤賢一著
http://ameblo.jp/petronius/entry-10006280892.html


最近、ライトノベルとマンガしか読んでいない自分に軽く絶望。


つなさんやとらさんたちと話し合ったこのころは良かったなーと軽く振り返り。でも、ちゃんとした小説は時間的に脳のキャパシティ的にも、かなりメモリを食うので、感情のカタルシスという意味では、なかなか余裕がないのだよね。


ちなみに、この二作は、最高ですよ。読む価値ありです。


佐藤賢一さんは凄く面白ので、残りも読みたいのだがなー。特にスパルタカスとかあたりは、いまローマ人の物語に燃えているので、読みたいなー。


佐藤 賢一
英仏百年戦争 (集英社新書)
佐藤 賢一
ダルタニャンの生涯―史実の『三銃士』 (岩波新書)
佐藤 賢一
オクシタニア
佐藤 賢一
カルチェ・ラタン (集英社文庫)
佐藤 賢一
双頭の鷲
佐藤 賢一
二人のガスコン〈上〉 (講談社文庫)
佐藤 賢一
カエサルを撃て (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)
佐藤 賢一
剣闘士スパルタクス
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10分でわかる『銀英伝』。
http://d.hatena.ne.jp/kaien/20070816/p2

*********

>およそ、日本のキャラクタ小説で、この作品を超えるものは存在しないと思う*1。


単純に商業的側面だけを見ても、正編全10巻だけで1000万部を超えるセールスを記録している。日本出版史上屈指のベストセラーなのである。


 もちろん、世の中には何がおもしろいのかわからないベストセラーもある。しかし、『銀英伝』は違う。


 「架空歴史小説」というジャンルはこの作品によって生まれ、この作品によって完成した。そしておそらく、今後もこの方向性でこの作品を超えるものは出て来ないだろう。それほどの傑作である。

*********
Something Orangeさんより



田中芳樹さんの『銀河英雄伝説』を読んでいない人がいるなんて、、、、なんて羨ましいのだ。あの体験をこれから出来るだなんて!!!。


ちなみに、さすが、海燕さん名文だなー。素晴らしい。魅力が余すところなく伝わる。ちなみに、これに匹敵するキャラクタ小説(ってなんとなくわかるようでわからん概念ですが・・・)が『十二国記』かも?というのも、まさまさに同感です。


田中 芳樹
銀河英雄伝説 1 黎明編
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太宰 治
人間失格 (集英社文庫)

噂のデスノートのマンガ家の絵を表紙にした『人間失格で』です。このコンセプト考えた人は、とらさんの言われる通り、見事だと思います。しかも、凄くマッチしている。



ジャケ買いされる『人間失格』/手当たり次第の本棚
http://ameblo.jp/kotora/entry-10044206296.html

*************


>漫画の絵と名作文学というと、ミスマッチなように思えるが、
なんか手にすると、みょ~に、露悪的で頽廃的でどことなく耽美(つか自己陶酔的」ですらあり、それが、不思議と、太宰の文章にあってるようなんだな……(笑)。

これ、考えついた編集者は、なかなか凄いと思う。


*************


確かに読みたいと思わせるし、この表紙のイメージだけで、過去に読んだ太宰の『人間失格』に強い輝きを思い起こさせるから不思議だ。これってライトノベルに必ず絵がついていて、その絵のキャラクターを媒介記号として、感情移入する物語の読み方のある種の様式なんだと思う。まだどんなものか?って説明しにくいが、こういううまいコンセプトを見ると、いろいろ思ってしまう。

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