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アニプレックス
天元突破グレンラガン 6

■何がそんなに心が震えるのだろうか?


11話「シモン手をどけて」。繰り返しで、既に4回も(今日までに10回くらい見た(苦笑))みている。時間がないので、飯の時間についでにだが、なんでこんなに見たいんだろう。そして見るたびに涙が出てくる。何か僕の根源的な欲求と結びついているドラマツゥルギー・物語展開なんだと思う。それってなんなのだろう?。


印象に残っているシーンは、


****************


・シモンを周りの仲間たちが「見上げる」ように、「何かに打たれているようなシーン」


・誰も期待していない中で、シモンの背中を見るヨーコが、そのひたむきさに初めて気づくシーン


・シモンの口上のシーン(とりわけ、しゃべっているときに、思いがあふれてアニキ(カミナ)の回想シーンが入るところ)


****************


詳細な分析もせずに印象で書くのは、本当はだめなのだがなーと思いつつ、やっぱり、




1)一人の人間がだれも知らないところでコツコツ積み上げて


2)その積み上げが崩壊して、なにかの「断念」を深く知り


3)それでもなおかつコツコツ積み上げることしかできない・・・・


4)そして、そんな姿に誰かが気づき


5)あるときみんなが気づく・・・・その人の深さと本当の強さに


6)そしてのその「思い」が世界に、仲間に広がっていく




たぶん、こんな感じなのだろう。ざっくばらんに書いたが、まぁ簡単にいえば、「一人の思いと行動」が「世界」に広がっていくことを信仰するようなドラマツゥルギーの形式で、この形式は、ビルドゥングススロマン(=成長の物語)の骨格をなす部分なのだと思う。


そして、これは、僕のたぶん信仰でもあるんだと思う。「信仰」などという極端な言葉を使うのは、普段はためらわれるが、ブログだからいいだろう。極端な方がわかりやすいし。たぶん僕がシゴトで求めるもの、人生で他人にも自分にも求めていることは、この上記のプロセスなんだと思う。


だから、それを世俗化・カリカライゼーションして見せてくれる少年マンガや少年アニメの物語にとても感動するんだと思う。とはいっても、この形式を見事な技術で物語に昇華できる「ほんもの」の作品を作れるだけの才能が集結している組織は、本当に少ないけれどもね。そういう意味では、パロディ形式と揶揄がありつつも、やはりガイナックスは、凄い組織だと思う。


■「空色デイズ」。バトルシーンとアニメの主題歌

中川翔子, サイトウシンヤ, 黒須克彦, meg rock
空色デイズ(グレンラガン盤)

いいね、これ。凄く合っている。アニメの主題歌とかって、歌は下手だし、歌詞は変だし、音楽として単体で見るとそれほど大したもおがない場合が多いのだが、子供の頃から深く美しく胸に残っている曲が多い。どんな名曲よりも深く記憶に残っている。僕がアニメ好きの、ヲタクの勃興期に青春時代を過ごしているというのもあるだろうが、それ以上に、たぶん物語形式に映像と背景の意味を乗せて音楽で人に印象付けるという映画的な形式が、人間の五感に強く訴える形式なんだろうと思う。しかも、繰り返し聴き続けるし。では、映画や演劇とどこが違うの?という質問があるだろうが、本質的には同じものだと思う。ただ、アニメーションにはどうも特殊事情というか、ある歴史過程を経て生まれてきた「様式美」があるのだと思う。「様式美」まで確立したものは、一般的なパターンよりも人を深く動かす力があるんだと思う。とりわけ、いいアニメーションは、内容と歌詞があっているものが多い。僕はよくわからないが、たぶんこの「空色デイズ」の歌詞は、ほぼ完璧に物語の内容をトレースしているように感じる。とりわけ主題歌のOPの映像が、たぶんこの「様式美」の極まった形だと思うのだが、、、、たぶん「思い」とか「情熱」とかには、バトルシーンが、適合性が高いのではないか?と思う。たとえば歌舞伎の「見得」や黒沢映画で昇華された「殺陣」など、ある種の定型的な「動き」に音楽やそれに合わせたシークエンスの処理(現実の切り抜き)をする時に、人々の気持ちの動きなどを誘導する効果があるようなんですね~。

2007年12月16日記

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