評価:★★★★★星5つのマスターピース

(僕的主観:★★★★★星5つ)


この本を読んでわかったことがある。


ヨーロッパというのは、カエサルの独創であり発明でった!ということ。


まだまだ不勉強だが、「ヨーロッパ的なもの」としかいいようのないものを、感じる時があるが、その根幹を作ったのがカエサルなのだ。


ヨーロッパというものは、一人の天才が創りだしたものなんだ!


不勉強だった。


ガリア戦記やシェイクスピアはかじっていたが、その背後にあるローマという国家システムのマクロの背景を、ちゃんと理解していなかったようだ。イギリスの歴史家がときどき書く戯言が、いつも意味不明だったのが、これでつながった、という感じだ。



G.J. カエサル, Gaius Julius Caesar, 国原 吉之助
ガリア戦記 (講談社学術文庫)
ユリウス カエサル, 国原 吉之助
内乱記 (講談社学術文庫)
シェイクスピア, 安西 徹雄
ジュリアス・シーザー (光文社古典新訳文庫)

■関連記事

□ビジネスマンはみんな、塩野七生が好き?
http://ameblo.jp/petronius/entry-10046142883.html

□小泉萌え~~予測するには具体的な内在ロジックを見つめる必要性がある
http://ameblo.jp/petronius/entry-10048130611.html

□おまえは、ヤンウェンリーかっ!まるで銀河英雄伝説のよう!!ハンニバル戦記が、面白すぎる!!!
http://ameblo.jp/petronius/entry-10047928050.html

□『ローマ人の物語 ユリウス・カエサル ルビコン以後』 見事な後継者への権力の継承 
http://ameblo.jp/petronius/entry-10049966811.html

□『銀河市民 Citizen of The Garaxy』ロバート・A・ハインライン①
http://ameblo.jp/petronius/entry-10004368651.html

□『銀河市民 Citizen of The Garaxy』ロバート・A・ハインライン②
http://ameblo.jp/petronius/entry-10004373758.html

□『300-スリーハンドレッド』 ザック・スナイダー監督 ギリシア・ローマ史の教養が欲しいね
http://ameblo.jp/petronius/entry-10049954065.html

□『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』米原万里著②/ヨーロッパ的なモノ
http://ameblo.jp/petronius/entry-10002271653.html

□『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』米原万里著①/コミュニストの子
http://ameblo.jp/petronius/entry-10002253673.html

□『オリガ・モリゾウナ反語法』米原万理著/浦沢直樹のMONSTERに似てる
http://ameblo.jp/petronius/entry-10002962728.html

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

テーマ:


自分を信じるな!俺を信じろ!お前を信じる俺を信じろ!

第一話より


意味はまだ全然わからん。けれどこのセリフだけで、感涙ものです。「信じる」ということや「仲間」ということを見事に表現しきっている。



根拠もなしに信じられるんが、仲間いうんちゃうんかい


193時間目より


そのとおり!!!


世界に通用する真理だ!!!


この関係って、↓の記事通りだと思わない?(笑)


192時間目 ヒーローの条件  キルアと小太郎の比較~関係性の設定が逆
http://ameblo.jp/petronius/entry-10053132316.html

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

テーマ:
村上 春樹
回転木馬のデッド・ヒート
村上 春樹
神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)

つなさんに貸していた『回転木馬のデットヒート』の記事上がっていたので、ちょっとうれしかった。でも、あんまりお気に召さなかったみたいだけれども(苦笑)。僕はまず薦めるのなら、この上記二作だと思う。読み易いし。。。。でも、変遷を追いたければ、最初から順に読んでいくと、最高なんだけれどもね。


*************

基本的に、村上春樹さんの小説には苦手意識を持っているのだけれど、これは割合するりと読めました。そう多く読んだわけではないので、勝手なイメージなのだけれど、村上春樹の小説は、言いたい事が、弾力のある何かにきっちりと包まれているような気がして、その手触りが何だか気持ち悪く感じてしまうのです。ま、こんな私でも、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」は、もう二十年近く前になるけど、結構楽しく読んだのだけれど。きっと村上春樹の言いたい事というか、核心には賛同出来るんだけど、その手段が時に私には合わないんだろうなぁ、と思います。「心臓を貫かれて 」など、翻訳はむしろいいなぁ、と思うしねえ



「回転木馬のデッド・ヒート」/人生はメリーゴーラウンド/日常&読んだ本log
http://ameblo.jp/tsuna11/entry-10050138423.html

*************


村上春樹の小説は、言いたい事が、弾力のある何かにきっちりと包まれているような気がして、その手触りが何だか気持ち悪く感じてしまうのです。


ちなみに、このフレーズはまさに同感。


しかしこれは、彼の本質であると思うのです。たしかに病的な感じを感じます。だから、彼の作品も描く世界も、愛しているし深く感涙するのですが、基本的には余裕がない時には読むのがツライと感じます。あれほど学生時代読み込んだのに、社会人になってから、とりわけ営業で人と話す、触れあう職業になってから、まったく読めなくなっています。あんなに好きだったのに・・・。読むと落ち込みそうなんです。


村上春樹著『回転木馬のデットヒート』/喪失感というテーマの導入書
http://petronius.ameblo.jp/petronius/entry-10001795047.html


ここで書いたとおり、それは合目的思考で生きる「目的を織り込んで生きる」現代人の生き方を否定してしまいかねない虚無感を、強烈に突き付けて来るからだと思います。本当は生きる目的も意味もないことをなんとか忘れてがんばっている社会人の心をぶち壊してくれそうですよ。


あの文体は、なにか、ズブッと(リアル=現実)に触れてないような、この不遇感、非現実感のある現代都市生活の在り方、心性の在り様を描くと、あのようになるのではないかな?と思うのです。


なぜアメリカでこれほど受け入れられるのかといえば、それはやはり、1920年代のスコット・フィッツジェラルドに代表されるアメリカ文学の都市を生きる孤独のテーマを、感じさせるからでしょう。この辺は、その前提を踏まえて読むと非常に共通性を感じます。村上春樹さんは、これが資本主義文明の極まった、快適で繁栄した都市の中で、、、、物質的な豊かさに囲まれながらも、一人自分の心の中に閉じこもっていく「ナルシシズムの地獄」を最も見事に描く現代作家だと僕は思います。

レイモンド・チャンドラー, 村上 春樹
ロング・グッドバイ
スコット フィッツジェラルド, Francis Scott Fitzgerald, 村上 春樹, 村上春樹
グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
マイケル ギルモア, Mikal Gilmore, 村上 春樹
心臓を貫かれて

よく、村上春樹の小説を、


「平易な文体で高度な内容を取り扱い、現実世界から非現実の異界へとシームレスに(=つなぎ目なく)移動する」


と、いいます。


これは、現代的な現実と非現実(=心の中の出口のないナルシシズムの地獄)のつなぎ目のなさ、現実感覚の異様な薄さのもっとも洗練された形式で、昨今のSFもアニメもライトノベルも、実はこの感覚の口当たりの良い一般化にすぎないと僕は感じている。この辺は興味深い論考なので、別途敷衍してみたいと思う。


J.D.サリンジャー, 村上 春樹
キャッチャー・イン・ザ・ライ
アスミック
サイダーハウス・ルール
John Irving
The Cider House Rules

アーヴィングなんかも同じ匂いを僕は感じます。ちなみに、まさかと思うでしょうが、アメリカの古い作品から順に読んでいくと、そこに住む都市生活者の感覚の変遷を感じて僕は凄く面白いと思います。


全然テイストが違うと思いますが、アメリカの真髄を表現する『素晴らしき我が人生』『スミス都へ行く』フランクキャプラ監督『宇宙の戦士』『銀河市民』を描いたロバート・A・ハインラインも、僕は似た匂いを感じます。もちろん『キリマンジャロの雪』を書いたアーネスト・ヘミングウェイにもね。アメリカの良心を代表しながらも国家のために戦争で死ぬことを賛美したフランクキャプラとハインラインや、退屈な日常に壊れていう自分を保つために、スペイン戦争などの義勇軍に参加したりや狩りにコミットしたヘミングウェイは、まさに都市生活者の不毛感覚を代表する人に僕は思えます。


マクロで考えると強い共通性を僕は感じるのです。もちろん時系列的な差はありますがね。


ホイットマン, 酒本 雅之
草の葉 (上) (岩波文庫)
ヘンリー・D. ソロー, Henry David Thoreau, 酒本 雅之
ウォールデン―森で生きる (ちくま学芸文庫)
 
ロバート・A・ハインライン, 野田 昌宏
銀河市民 (ハヤカワ名作セレクション ハヤカワ文庫SF)
ロバート・A・ハインライン, 矢野 徹
宇宙の戦士
アーネスト ヘミングウェイ, Ernest Hemingway, 高見 浩
勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪―ヘミングウェイ全短編〈2〉 (新潮文庫)


ちなみに、僕が村上春樹を人に薦める時は、上記の二冊か、『風の歌を聴け』か『国境の南太陽の西』かな。とりわけ、『国境の南太陽の西』は、まだ学生の頃に、友達ですらなかったの妻に借りて、たくさん感想を話した覚えがあるので、凄く思い入れのある本です。考えてみれば、凄い暗い話だけれども(苦笑)。

村上 春樹
風の歌を聴け

村上 春樹
国境の南、太陽の西 (講談社文庫)


なんというか・・・・・やはり現代日本を、そして地球上の発達した都市文明を代表する作家であるというのは、間違いないと思います。その観点からも、ノーベル文学賞を取って歴史に名を残してもおかしくない文学者だと僕は思いますよ。ノーベル賞がなくとも、十分時代を代表する人だと思うけれども。
AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

テーマ:
 


『シュガー☆ファミリー』萩尾 彬著 なぜシュガーかって?佐藤さんだからさ!
http://ameblo.jp/petronius/entry-10052020617.html

『キスよりも早く』 田中メカ著  奥さまはツンデレ女子高生!
http://ameblo.jp/petronius/entry-10039110354.html  

ふと思い出して、文ちゃんを読み返す。


うーやばいっす。


しかし、こう読んでみると、文乃は明らかなイヌだよね。夕夏ちゃんは、明らかにネコ的。いや、その分類なんだって?思うのだけれども。この前、いずみのさんと話している時に、どっちが好きか?って話になったんだよね。


うーむ、僕はどっちが好きなのだろう。


妻が言うには、


「君は明らかなイヌだよね」。


というし、事実僕も自分は「なついたらどこまでも」の犬人間だとは思う。そして妻は明らかにネコ的な人だと思う。


うーむ、どちらが自分には向いているのだろう。


ペットをいつか飼うという野望を持っているのだが、最初にトライするべきは犬にすべきか猫にすべきか…。


真剣な悩みです。


いいね!した人  |  リブログ(0)

テーマ:
高瀬 彼方
デイバイデッド・フロント〈3〉この空と大地に誓う (角川スニーカー文庫)

評価:★★★★☆星4つ半

(僕的主観:★★★★★星5つ


『ディバイデッド・フロント』 高瀬彼方著 世界が絶望的な状況にあっても・・・・
http://ameblo.jp/petronius/entry-10052859462.html


とりあえず、これ、いいっすよ。


最後の宮沢さんの成長っぷりに、ぼかぁ涙が出たよ。


見事なビルドゥングスロマンだよ。


でも、この作品が凄いのは、最後の最後まで、世界が絶望的な状況であること、物語の登場人物の人生がすべて絶望のままであるにもかかわらず、それでも、見ごtなまでの成長物語なの。


世界が前向きでなくとも、絶望に満ちていてもなお、世界に絶望しないで生きられるんだっていうことを見せてくれる。


うまいなぁ。


もっと、詳細に分析したいのだが、そのパワーを出すと、記事が更新できなくなるので、とりあえず布教(笑)。これ、相当古い?のかたぶん手に入れるのはけっこう難しいかもしれないので、人の目に触れるように、繰り替えし記事に(笑)。

いいね!した人  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。