シニア犬 最期まで幸せでいてほしいから

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家庭犬のトレーニングの方法 その2

 さっそくですが、家庭犬のトレーニングの方法の三つ目です。出張訓練とよばれるもので、トレーナーまたはインストラクターが自宅に来て犬のトレーニングをする、または飼い主の指導をするというものです。1週間に1~3回くらいのペースで出向してもらうというパターンが多いでしょうか。このトレーニング方法の良い面としては、自宅における飼い主と犬との関係、家の中、お散歩コース、生活環境などを見て指導してもらえるので、将来生じる可能性のある問題行動について具体的な予防策を講じることが可能なこと、また環境や状況にあったトレーニングを組み込むことが可能なこと、さらには個別指導ですから、犬と飼い主にあった適切な指導方法でトレーニングを受けることができることなどでしょう。もちろん、時間とお金のある飼い主さんにしかこの出張訓練はできませんね。さらに言えば、家庭犬のトレーニングは長時間続けて行うものではありません。毎日、長くても合計1時間程度を何回にも分けて行うことが推奨されます。その面では、トレーナーやインストラクターが来ている間だけトレーニングするというのは少し無理がありますので、出張訓練が無い時には自分でもトレーニングをすることが必要です。
 4つ目が習う、教えてもらうのでなく、自力でトレーニングする、いわゆる自己流というものです。多くの飼い主さんはこの方法を選んでいるように思います。本を参考にしたり、経験豊富な飼い主さんのアドバイスを参考にしたり、最近ではブログやFBなどの書き込みを参考にしたり・・・えっと、このブログも参考になっていると良いのですが! 最大の利点を二つあげるなら、安価であること、まさに試行錯誤を繰り返しながらの過程なので、犬との関係が一気に強まることでしょう。欠点は何と言ってもモチベーションの継続が難しいこと・・・「まあ、こんなものでいいんじゃない!」という悪魔の誘惑と戦い続けなくてはいけません。時間のかかる方法ですし、時には目標としている行動をなかなか教えることができないといった状況も生じるでしょう。
 これまでに述べてきたようにいろいろなトレーニングの方法がありますが、犬を扱うプロはやっぱりプロなのです。もらったほんの一言のアドバイスで、見違えるほどに犬が良くなることがあります。プロがリードを握ったとたんに犬が別の犬になるというのを見たことがある方も居るでしょう。ですからどんな形であっても、プロの助言を取り入れることをやっぱりお奨めしたいと思います。もちろん、自分が信頼できる、あなたの犬にあったプロを見つけてくださいね。
 自分の「犬の理想」を具体的にイメージすることからトレーニングは始まります。これによって、犬に何をどのように教えるかが決まってくるからです。皆さんの理想の犬はどんな犬?私のそれは、まずは私のことが大好きな犬、自分で考えて行動できる自信のある犬、でも困った時にはパニックを起こしたりせずに飼い主に相談してくる犬、そして他人に迷惑をかけない犬です。「わー、理想、高!」という声が聞こえてきます(笑)。

 次回からこの4つの理想を満たすための具体的なトレーニングについて書いていきたいと思います。もちろん私の理想と皆さんの理想は絶対に違うはずです。でも、基本部分は共通だと思いますから。そうそう、私はあのマーキング事件に対する自戒を込めて、このトレーニング記事を書くことに決めたことも覚えておいてくださいね。

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家庭犬のトレーニングの方法 その1

 いわゆる問題行動も、身体の病気と同じように予防に勝る治療はありません。つまり、犬が成長する過程で、初めから正しい行動を教えていくことにより、問題行動の発現を抑制することが大切です。

 さらに病気にかかったら、軽いうちに治療を受けたほうがよいのと同じように、問題行動に対しても早めに対処したほうが、ずっと速く簡単に矯正することができます。つまり、問題行動の芽が見えたら、早いうちに摘んでしまうということです。
 「三つ子の魂・・・」は犬にもあてはまり、1~3か月齢くらいまでの社会化期における様々な経験は、後の犬の行動に大きな影響を与えます。犬同志を含めた他の動物たちとうまくやっていく能力とか、見たものや経験した状況への対応能力はこの時期にグーンと伸びます。だから、パピークラスが行われるようになってきたわけですね。

 もちろん、その後も犬はいろいろな経験をしながら成長し続けるのですから、パピークラスに行ったからと言って安定した良い犬ができる保障はありません。生まれ持ったものを含めてそのわんこの性質が明らかに見えてくるのは、4カ月~6カ月齢くらいでしょうか。ですからその頃に、もう一度しっかりトレーニングをすることはとても大切です。あっ、トレーニングというのは一生し続けるものですけどね!(←ここ、実はとても大切!)
 この時期のトレーニングの仕方には、大きく4つあります。1つ目は預託訓練です。いわゆる犬の学校に4~6カ月齢くらいで預け、数か月間の訓練を経て、家に戻ってくるというものです。飼い主さんへの指導も含まれており、始めから週一回程度継続的に通うところや、ある程度犬が完成してから飼い主さんが集中的に学ぶところなどがあります。
共通しているのは、トレーナーさん自身が犬との関係を結び、犬をトレーニングすることが基本となります。

 犬のために費やす時間があまりない飼い主さんにはお奨めの方法です。もちろん、犬の学校にもいろいろありますから、きちんと選択してください。犬が寝起きしたり、トレーニングしたり、遊んだりする環境は、清潔、安全に保たれているかを含め、いわゆる5フリーダムにのっとった犬の必要が満たされているか、教え方は理に適っているか、犬達は楽しそうにトレーニングしているかなどを見学して学校を決めましょう!
 2つ目はしつけ方教室に通い、複数頭の犬と飼い主さんたちと一緒に、インストラクターさんから指導を受けながら行動を犬に教えていくというものです。

 しつけ方教室とは良く名づけたと思います。「しつけ方を飼い主に教える教室」であって、インストラクターが教える対象は犬では無く、実は飼い主なのです。飼い主にとって、犬と一緒に試行錯誤を繰り返しながら目標に到達した時の満足感は大きいものがあります。毎週教室に通う時間と、宿題を毎日15分程度行う時間が取れ、積極的にわが子とのトレーニングを楽しみたいという飼い主さんにはぴったりですね。なんといっても、トレーニングを通して犬との絆が強く結ばれるというのが一番のメリットです。クラスメートだった飼い主同士が良い友人になることも多いようです。最近では、飼い主さんの年齢によって、シニアクラスとか、ジュニアクラスなどに分けることによって、よりそれぞれの飼い主さんに適したしつけ方の提案をしてくれる教室も出てきています。

 トレーニングの方法・・・もちろん、まだまだ、あります。次回に続きます。

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犬も何頭目かになると

 前回、私の失敗について書くというのを読んで、楽しみにしていました?(笑)。笑える範囲内であれば、他人の失敗談は面白いものですよねー。安心して笑ってください。

 ところで、皆さんは、飼育の全責任を負った「自分の犬」といえる犬をこれまで何頭飼いましたか?私の場合は、複数飼いの時期が多いので、間もなく6歳になる犬「らむ」が6頭めになります。彼女は時々このブログにも登場しています。現在の彼女は家庭犬として家族に楽しみを与える役割を果たす一方、4代目の講演会の時のデモ犬および訪問活動の同伴犬としてのパートナー的な役割をも担ってくれています。その彼女が先日、セラピー犬適性検査の更新試験でマーキングをするという大失態を犯しました。もちろん、試験は即中止です。もちろん、コントロールしていなかった飼い主のせいなのですが、この結果についてゆっくり考えてみました。で、すごいことに気が付いたのです!この犬を自分自身できちんとトレーニングしたことがなかった・・・と(笑)。
 これまでに飼ってきた犬達はみんなどこかの団体の訓練資格を有していました。訓練の資格を得るということはきっちり教え込むということです。大型犬は力がありますから、いざという時のためにオーベディエンスはある程度不可欠だと思います。ハスキーのびく、さら、ラフコリーののあ、シオンにはこれに当てはまります。ポメラニアンのルカは私が飼った初めての小型犬だったから、どんなものかという好奇心でいろいろとやってみました。だから彼でさえ、JKCさんのCD3を持っています。だけどらむは・・・試験を受けたことすらない!9キロに満たない中型犬。適当に訓練され、氏、つまり生まれ持った安定した性質のせいで、現在の彼女は、お散歩でぐいぐい引っ張ることはないし、おすわりやふせ、おいでもまあ無難にします。無駄に吠えることもないし、家の中では常にフリーだけれどいわゆる破壊行動などのいたずらは全くしない。車に乗せればクレートの中で静かにくつろいで寝る。いわゆる末っ子らしく上手に甘え、上手に振る舞う。他の飼い主さんから「いい子ねー」なんて言われることも結構あります。
でも、今回の失態で気づいたのは、繰しになりますが、トレーニングの結果として彼女が望ましい行動をとっているのではなく、適当な訓練と氏、そして彼女自身の自主学習の成果にすぎなかったということです。なんてこったー!つまり、適性検査での失敗は適当にうまくやってきた犬と飼い主のお粗末な顛末ということになります。

 「ワンコのトレーニングというのは飼い主との絆を結ぶ一番の手段だし、トレーニングは一生続くものですよ!そして、始めるのが遅すぎるってことは絶対にありません。今からでもやってみませんか?」 私は、でみなさんによくお伝えしているこの言葉を鏡に向かって言ってみました(笑)。
 そこで、次回から、私の考える家庭犬に対するトレーニングをもう一度まとめさせていただきます。犬にとっての幸せってこれを抜きには考えられないはずだっていうのが私の信念だから・・・。

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