シニア犬 最期まで幸せでいてほしいから

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口臭と歯みがき
 今日は嫌な臭いの第二弾口臭の話です。あっ、口臭といっても、パピー達のお口の匂い、私は大好きです!3か月くらいまででしょうか?あの、甘ったるい、でも決していい匂いではないあの匂い!本当に不思議なのですが、あの匂いはパピー達みんな、共通です。ラブだって、ポメだって、ビーグルだってあの匂いがする・・・。犬飼いのみなさんはわかりますよねー。懐かしい「あの匂い」。歯が出てくるとき、生え変わる時のあの少し生臭い匂いです。出血とのかかわりが大きいのでしょう。この臭いはほっといても成長に従い消えてます。
 さて、今日の主題は歯垢、これが育った歯石、そしてこれらによる歯周病を原因とする「臭い」です。これらは、食べかすの腐った臭い、悪玉の細菌が繁殖して発する臭い、そして歯肉からの出血の臭いとがあわさったものです。歯並びが悪いと食べかすが残りやすく、口臭の原因に直結します。小型犬では乳犬歯が残存しやすく、二枚歯になっていることも珍しくありませんね。なるべく早いうちに抜歯をしてきれいな歯並びを保持したいものです。
 さて、歯垢の多い、少ないの原因には、唾液そのものの量やPHなどにも関係します。口腔内の細菌には良い細菌が存在するのですがこれらの量も個体によって異なります。つまり、遺伝的に  その犬によって決まっている部分が多いようです。

 咬む時間が長いと唾液が良く分泌されるのですが、そもそも犬は咀嚼するための歯の構造を持っていません。ある程度の大きさに切り裂いたら飲みこむ、そう、丸飲みが基本です。機械的に歯石を落とす、少しでも咬む時間を長くするなどの目的で、ガムを与えたり、ブタ耳や牛爪、骨を与えたりしている飼い主さんがけっこういます。ただし、牛の爪、骨などとても固いものは、歯折をおこしたり、歯が異常に摩耗したりする原因になりますので要注意です。その犬によって歯の固さも違うようです。ちなみに私も朝食のあと、棒状のガムを毎日与えています。おやつなどの中に歯垢除去をうたったものも散見されます。効果のほどは犬の食べ方によるでしょうね。口腔内の環境を変えるという意味ではいわゆる口腔内にたらす液やゼリーもありますね。動物病院でのみ購入できるもの、ペットショップなどでも手に入るものなどいろいろです。もちろん、おすすめは歯みがきです。でも、以前にも申し上げたように私は面倒なのでしていません(笑)。セラピーに使っている(今はお休み中)犬だけは、一日置きに指にシートを巻き付けて歯垢を取り、歯肉をマッサージしています。他の犬達は一年に一回、全身麻酔で歯石除去。
 これまでに、歯石が大量について歯肉炎がひどくなっている犬の歯石をとると、歯が全部ぐらぐらなんていう犬を良く診ました。お手入れをしないなら、5歳を過ぎたら一年に一度は集中ケアが必要です。麻酔が怖いですか?それなら、日常の歯のケアをきちんとしましょう。繰り返しになりますが、特に小型犬では、歯が小さいし、歯列に問題がある場合も多いので、歯のケアは不可欠です。口の中に細菌の塊を抱えているということは犬自身のあちらこちら、たとえば心臓や腎臓に細菌性疾患をばらまくのみではなく、飼い主や周囲の人に対してもそれらを原因とする疾患を招きかねないんですよー!ああ・・・こわっ。See you!

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体臭とシャンプー
 犬と一緒に生活していると「くっさー」と思うこと、ありませんか?匂いのもとは口臭か体臭がほとんどだと思います(まあ、うちの犬のようにごろすりが得意で、別の匂いが「くっさー」という場合もあるかもしれませんが!)。口臭については次回取り上げることにして、今回は体臭とシャンプーを考えてみたいと思います。
 多くの飼い主は自分の犬のいわゆる「犬臭さ」には慣れてしまっていて、臭さが逆に大好きだったり(笑)しますが、他人にとってはたいていの場合、迷惑です。高齢者施設や病院への訪問活動をしている犬に対し、訪問前日のシャンプーを義務づけている団体もあります。
 ところで、匂いの強さには人によって感じ方に個体差があります。そして匂いを発する犬の方にも個体差、毛色による差、犬種による差など、かなり違いがあります。具体的にいうと3か月くらいシャンプーしなくてもほとんど匂いが気にならない犬もいれば、シャンプーした翌日から、もっといえば、その日の内から(笑)くさい犬までいます。同じ犬でも、時期による違いも見られます。そもそもこの匂いは、身体全体にあるアポクリン腺という汗腺からの分泌物が原因です。人の「わきが」と同じ分泌物(汗)です。この分泌物、体表に出てきた直後はそれほど匂わないのですが、時間の経過によって、油成分が酸化したり、微生物による分解を受けたりすることによって強い匂いを放つようになります。皮膚炎を起こした犬がより臭いのも、口の回りのしわの間、耳、指の間、ワキの重なっている部分、肛門の周辺などがより臭いのも、分泌物がたまりやすく熱を持ちやすい場所だからなのです。梅雨から秋ごろが臭いなあと思うのも同じ理由です。
 さて、次にシャンプーを考えてみましょう。繰り返しますが「犬臭さ」の原因は皮毛自体ではありません。アポクリン腺から皮膚に分泌された分泌物が匂っているのです。だから匂いを消すためには毛を洗うのではなく皮膚をマッサージするように洗う必要があるわけです。しわのある部分や皮膚が重なる部分は特に念入りに洗います。あっ!もちろん始めにシャンプーがきちんと働けるように、皮膚まで温水でじっくりと濡らすという作業が不可欠です。しっかり洗ったらしっかり乾かすことも重要です。特に長毛犬種は毛を梳かしながら乾かさなくてはなりません。毛玉ができたらその部分の空気の流通が悪くなるからです。皮膚病の原因や匂いの原因になりますし、ひきつった毛をぶらさげていると量によっては痛みを感じます。シャンプーの頻度は多くても2週間に一回とか言いますが、毎週洗っても問題のないシャンプーもあります。詳しくはかかりつけの獣医師に尋ねて下さい。

 あっ、ちなみに我が家のシャンプー回数は、セラピーに行く犬は2週置き、行かない犬は2か月に一回です。次回は口臭について考えてみましょう!See you!

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困った時には飼い主に頼ってほしい(笑)
 今日は私の理想の犬のみっつめの条件、犬が困った時の対処の話です。飼い主の制御の効く範囲で、社会化期を中心として青年期にかけていろいろな経験をすることにより、刺激を受け入れるキャパシティーが広がるのは間違いありません。だから、幼少期の育て方は本当に重要です。
 一方で、育て方、しつけ、トレーニングなどを突き詰めていくと生まれつき持っている性質(気質)に必ずぶち当たります!ここはどんなに飼い主ががんばってもどうしようもないのです。行動は生得的なものと習得的なものとのバランスによって生じますから、どうしても前者の影響が少なからず出てくるのは否めません。犬種による差異、性による差異、血統による差異、さらにはその犬がまだ胎内にいる時の母犬のストレス状態など、様々な要素が入り組んで気質が作られます。さらに厄介なことに、この気質は幼少時から片鱗を見せる場合もありますが、身体的のみではなく精神的に成長してから、じわりじわりと出てくることもあるのです。幸いなことに私の犬(ここでは、例の(笑)コイケル)は、怖い時にパニックを起こすことはありません。育て方の問題ではなく、持って生まれたもの、つまりパニック惹起には生得的なものが大きく関与しているように感じています。
 犬を楽に飼育したいなら、入手時に慎重に選ぶ必要があるのです。両親を見て、母犬の飼育環境を見て、別腹の兄弟たちを見て・・・。でも、多くの飼い主にとってこんなことは無理ですねー。
 パニックを起こす犬を起こさない犬にするのは大変です。パニックを起こす刺激への脱感作(徐々に慣らす)と拮抗条件づけ(良いものとパニックを起こす刺激を結びつけるように操作する)を併用しながら、丁寧にトレーニングをしなくてはなりません。以前にも書いたかと思いますが、犬は般化(応用させる能力)が苦手なので、一つの刺激に対して慣らしても類似刺激にさえ同時に慣れるとは限りません。たくさんのパニック刺激に対して地道な努力を継続していく必要があるのです。
 さて、パニックを起こさない犬のなら、怖いと思った時に飼い主を頼る犬を作るのは簡単です。その犬が苦手だなと思う事柄が生じた時に何かのコマンドをかけてやる、たとえば「お座り」とか「おいで」とかです。そして従ったら褒めてやることを繰り返します。不安が強いようならその後、抱いてやっても良いでしょう。コマンドに従ったら褒めてもらえること、「自分の怖さ」を飼い主は理解してくれることを学んだ犬は飼い主に訴えてきます。「怖いんだけど、どうしたらいい?」って。そこできちんと答えてやる。「お座りしてみたら?」とか「抱っこするからおいで」とか・・・。飼い主のそばにいれば安心だという感覚はどの犬にも持っていて欲しいものですよね!

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