こんにちは!木蓮です。

今日は久しぶりに真っ青な青空が広がりました。

 

ってことで、同じような青空だったシャモニー=モン=ブランの街並みをご紹介。

(*シャモニーは、シャモニとも表記されますが、今回はシャモニーで統一して書きます。)

 

まずは山が本当に似合うL'église Saint-Michel (サンミシェル教会)。

この日は、パラグライダーを楽しんでる方が多く、写真を撮るたび中に写り込んでいました。

 

 

 

ほんと気持ちいいだろうな~。

 

 

教会側の方にカメラを向けると、Brevent(ブレヴァン)の山並みを見ることができます。

モンブランは、この反対側。

 

くるっと反対側を見る前に、乳白色のアルヴ川。

シャモニー渓谷を水源とし、氷河の雪解け水によって多くの細かい粒子を含むためこの色になるのだそうですが、雪解け水はもっと透き通っているものだとばかり思っていました。

 

ですが、先日まで話を書いていた氷河が溶けると、この色になりそうな気はします。

 

 

 

 

街中を歩けば、どこから眺めてもモンブラン、エギーユ・デュ・ミディを臨め、まさしくリゾート地!

 

 

 

 

 

ってことで、このお話。

 

この銅像は、有名なので私が説明するまでもないですが、パカール医師と共に、モンブラン初登頂に成功した水晶取りのジャック・バルマ(Jacques Balmat)と、モンブラン登頂ルートの発見に、賞金をかけていた地質学者オラス=ベネディクト・ド・ソシュール(Horace-Benedict de Saussure)の像です。

 

 

 

 

初登頂から100年を記念して1887年に建立されたそうですが、この時一緒に登ったパカール医師の像は、その後ろにひっそりとありました。

 

 

 

 

普通に考えれば、パカールとバルマが一緒の銅像になっていそうだと思いませんか?

 

ですが、一人の男の嫉妬から、こんな形になってしまいました。

スイスの旅行家であり、作家でもあるマルク・ブーリー(Marc Bourrit)が、2人のこの偉大なる功績に嫉妬し、あらぬデマを吹聴します。彼もまた、登頂にチャレンジし、失敗したからこそ、悔しかったのでしょう。「パカールは山頂に達していない」と。

 

しかし、バルマとパカールの登頂を見ていたドイツ人のゲンスドルフの日記が発見され、パカールはその後、名誉回復を果たし、そのまた100年後、1986年に銅像が建てられたそう。(本当は裏にドロドロの話があるのですが、詳しく書きすぎると長くなるので、ちょっと割愛します)

 

 

 

 

それにしても……。

本当にこの日は暑くて、顔が真っ赤に日焼けした一日。

 

明日はご要望の多いフランス語のフレーズを書きますね。