職人の魂をこめたサントン人形 プロヴァンス地方

こんにちは!木蓮です。
今日は、久しぶりに日本人の友人と逢ってきて、話をすることができました。
たまに、日本語が話せるのは、やっぱり嬉しいことです♪

そして、家に戻って、いざ!ブログを書こうとしたら、全然画像がアップできず、半ば諦め気味・・・。しかし、その後、2時間ほどして再度チャレンジしてみると、突然サクサク動き出しました。一体、何だったんだろう??

さて、まだまだ未完のHPですが、明日の夜中に、アドレスをアップしようと思います。
毎日、更新してれば、すぐに情報がいっぱいになるだろうという、甘い考えですけど(笑)

ブログだと、どうしても時系列に情報が並ぶので、少しでも、「フランスの小さな村」を探しやすくしたつもりです。

どうも、地図を書くのに時間がかかるので、時間がかかりまくりましたが、とにかく少しずつ作るので、応援してくださいね!

 

 

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ということで、先日の密かな質問の答えは、「サントン人形と出逢う」でした!
わかった方、いらっしゃいましたか?(笑)

サントン人形はプロヴァンス語ではサントゥーンと発音し、「小さな聖人」を意味します。
粘土で作られる小さな人形。
1789年のフランス革命の頃から、作られるようになったそうです。

 

 

 

 

サントン人形9
 

 

 

こちらのサントン人形を作ったのは、ダニエルさんという職人さんですが、シラク大統領の時代、サントン人形を作る職人さんの大会で優勝したのだそうです。
(いや、ほんとよくしゃべる人でした(笑))
 

 

 

 

 

サントン人形8

 

その頃、教会では、ミサや宗教的行事も禁止され、キリストが生まれた様子を描いた「クレーシュ」というものを飾ることも許されませんでした。
そのため、各家庭で、こっそりと飾りクリスマスのお祝いをしたそうです。

我が家も、クリスマスの時、飾るのですが、その写真が見つからなかったので、今年撮影してみます(笑)

私は、全く知りませんでしたが、職人さんの説明によると、貧しい羊飼いや農民など、プロヴァンス地方で暮らす、様々な村人たちの中に、マリア様やロバ、羊などの登場人物を紛れ込ませたそうです。

最初は、下の写真のような色(生の土で作られていました)、でしたが、現在は土を焼いて彩色されます。

 

 

 

サントン人形6

 

 

ちなみに、夫はこちらの彩色されていない、Ansouisの噴水を買っていました。
私は、こんなお家が好きなので、母と私に1個ずつ買いました。
 

 

 

サントン人形7
 

しばらく、話をしていると、ダニエルが作っている工程を見せてくれると言ったので、写真を撮らせてもらうことに。
 

 

 

サントン人形5
 

もちろん、この型から、自分で作っているわけですが、粘土を埋め込み・・・。
 

 

 

サントン人形4
 

上から押さえこみ・・・。
 

 

 

サントン人形3
 

取りだして、成形。

 

 

 

 

サントン人形2
 

ちなみに、完成したのはこの子でした。
 

 

 

サントン人形10
 

そして!!実は、先日の我が家のホームパーティーの様子をブログでアップしたとき、このお家が写っていたのでした!(笑)
 

 

 

サントン人形11
 

さて、本日は、村の中の紹介ではなく、職人さんのお仕事の紹介をしてみました。
これから、時々職人さんの紹介もしたいな~と、思っています。

やっぱり、日本の職人さん同様、フランスの職人さんにも、頑張ってもらわなくては!

「おぉ!そんな職人さんの手仕事も見てみたい!」と思ってくださったあなた!!
本日も、応援よろしくお願いいたします!
いつも、応援ありがとう~♪
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