楽天イーグルスのホーム開幕戦に合わせ、航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)所属の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」が27日、仙台市のクリネックススタジアム宮城(Kスタ)の上空を飛ぶことになった。

 初の試みで仙台でのプロ野球開幕に花を添える目的だが、「人口密集地の上空を飛ぶのは危険」として、市民団体が24日、飛行中止を申し入れた。楽天は「安全性に配慮した」と説明している。

 楽天野球団によると、ブルーインパルスは開幕戦直前の午後1時から行われる式典で、5機が編隊飛行する。仙台湾上空からKスタに進み、高度450メートルまで下降する。バックスクリーン側からホームベース側へ飛んだ後、再上昇する。市街地での飛行を規制する航空法にのっとり、アクロバット飛行は行わない。

 ブルーインパルスの飛行をめぐっては、これまでも議論が起きている。愛知県の小牧基地では昨年10月、住民の反対意見から航空ショーを取りやめた。福岡県の芦屋基地では同9月、ショーの騒音への苦情電話が数本あったが、満員の観衆に配慮し、飛行を続けた。

 宮城県内では2000年7月、ブルーインパルス2機が旧牡鹿町(現石巻市)の山林に墜落している。共産党系の市民団体は24日、飛行の再検討を楽天に申し入れ、社民党県連なども楽天や航空自衛隊に中止を申し入れている。

 また、仙台市スポーツ振興課は3月中旬、同基地に「過去に事故が起きており、騒音も想定されるので万が一のことがないように」と口頭で伝えた。県も「安全対策に万全を期してほしい」と連絡している。

 これに対し、楽天スタジアム部は「安全性を十分確保できる高度を飛ぶ。飛行中はエンジンを噴かさないので、付近の方々に迷惑をかけるほどのものではない」と説明する。飛行区域の連合町内会長にも説明し、町内会からは目立った抗議はないという。町内会長からは「見てみたい」との声も出ているという。

 楽天の担当者は「ファンに楽しんでもらえるはず。安全面に十分配慮していることをこれからも説明していきたい」と話している。

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