一番気に入って身につけていた帽子です。
脱毛に備えて買った帽子は、計8枚。
気合い入れていっぱい買っちゃいました。
momo.'s storyは、2013年からmomo.が体験した、若年性乳がん回想録です。
2016年11月現在、完全奏効に至り、術後2年9ヶ月経ちました。
初めての方は→☆momo's story 案内板(click!)☆
前回の記事に、脱毛の恐怖を書きました。
脱毛だったり他の副作用だったり、
これから起こりそうなことには、
できる限り備えをしておきたい。
生活リズムも新しくなるし、
なるべく快適にすごせるようにしたい。
そんな気持ちから、
治療前はなにかと忙しく準備していました。
事前検査も目白押し。
針生検、CT、MRI、骨シンチ、、
その都度麻酔を打ったり、
造影剤を注射したり、
検査そのものが大変でした。
ただ、そのときは、
これから始まる抗がん剤のことで頭がいっぱいだったので、
検査を苦しいとは思いませんでした。
お金もたくさんかかりましたが(汗)
背に腹はかえられません。
次々にこなしていく検査の過程の中にいても、
私の心は、何か
「得体の知れないもの」
のヴェールに覆われているようでした。
「なぜ、自分ががんになったのか。」
永遠に解き明かせないかもしれない、
しかし拭うこともできない、
一つの疑問。
その答えに近づくすべはわかりませんでしたが、
ただ、お医者さんに言われた治療をやるだけでは、
また同じことを繰り返してしまう。
繰り返したくないという恐れがありました。
とにかく、わからないけれど、
治療と並行して、
乳がんを知ろう。
がんへの民間療法や東洋医学のアプローチを知ろう。
免疫をあげる対策を知ろう。
心と病気にはどのように関わりあうのか、知ろう。
そんなことを思っていました。
今思えば、治療がまだ始まる前から目標をたててるあたり、
私らしいなと思います。
そう、このときは、
理由を見つけたかったのでした。
治療期間を通して、
私は内側もしっかりみていこう、
自分とコミュニケーションをとれるようになりたい。
そんなわけで、
日記にもよく
「インナーチャイルド」
「チャイルドももちゃん」
とか出てくるのでした。
2013.6.24
検査、検査。CTと骨シンチとな。
まちじかん多いね。
明日、坊主にするかな。
外:ウィッグ。中:帽子ということで。
ベリーショートにしたところで、
抜けてくるショックはあるしね。
勇気だせい。
一回帰ろう。木か金。
浦安にもお世話になりっぱなしだし。
部屋片づけたいよう。
木にもどる。
休む。
金、土、日、月は山梨にいる。
火曜にこっち(浦安)にくる。
4日間もあれば色々できるからん。
やっぱ帰ろう。
できれば木曜。
チャイルド桃ちゃん、それで良いかな。
具合が悪ければ休めば良い。
だれも責めてないよ。
なんだろね、この「やらなきゃ」感。
つづく。
~近況編~
5.5kgだって、甘えたいの。