●周りの人の聞いてみよう！―自分ブランディング講座

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こんにちは、自分ブランドクリエイターの岡村周一です。

強み発見編も連続してお届けいたしましたが、今回で一旦区切りを入れたいと思います。今回は「周りの人に聞いてみよう」です。

前回、人に言われて気づいたことが本当の強みだということを書きました。

自分自身で「強み」と思っていることよりも、周りの人に「あなたは○○に強いですね」と言われたことの方が信憑性があります。

でもなかなかそういった機会に恵まれることがありません。そういった場合のために、自ら周りの人に聞くということを考えておいたほうがいいでしょう。

ここでジョハリの窓をご紹介いたします。

ジョハリの窓とは対人関係の「気づき」のモデルのことで、以下の4つの「窓」を持っています。

・開放の窓 … 自分も他人も知っている「自分」
・盲点の窓 … 自分は知らないが他人が知っている「自分」
・秘密の窓 … 自分は知っているが他人が知らない「自分」
・未知の窓 … 自分も他人も知らない「自分」

自分は知らないが、周りの人が知っていること。つまり「盲点の窓」をみつけることで、これまで自分が知らなかった強みを知ることができます。



それではジョハリの窓を実践するにはどうすればよいでしょうか。一番大切なことは、「相手を選ぶ」ことです。

家族や親しい友人、ずっと一緒に仕事をしてきた同僚など、あなたのことを包み隠さずに話ができる人に聞くことが重要です。

あまり親しくない友人だと、本気で話をしてもらうことができないからです。

もう一つのポイントがあります。それは「複数の人に聞く」ということです。たった一人の意見だけではなく、複数の人の聞くことで、さまざまな角度からあなた自身を分析してもらえます。

また複数の人が認めたあなたの強みはおそらくホンモノです。自信を持っていいと思います。

私が以前実践した結果はこんな感じでした。

私は、自分では「かなりの気分屋で、感情的になりやすい」と思っていましたが、周りの人からは冷静だと思われているようです。

内心メラメラ燃えていても、そうは見えないそうですね（笑）

なので常にクール・冷静でいられるという強みがあります。まあその反面「もっと抑揚が欲しい」と上司に言われたんですけどね。

でもこうして聞くことができたことは、自分自身の新しい発見になりました。

ぜひあなたも勇気を振り絞って、周りの人に聞いてみてください。きっとこれまで気づかなかった自分に出会えるはずです。

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