ウルセラを補完する治療について | 美容皮膚科医の日常ーペルラクリニック神宮前院長 本田淳

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一美容皮膚科医の想い

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ペルラクリニック神宮前院長
本田淳のブログ

どのような治療に関しても、合併症といいますか併発症状というものがあります。より効果的な治療ほど、侵襲が大きい場合が多いので、完全に避けることは困難です。

もっとも美容系治療ですので、私の信条に照らし、リスク・ビネフィットレシオを考慮し、十二分にご説明して、ご了承いただけた方のみに施術を行いますので、その点はご安心ください。

さて本題ですが、ウルセラにも術後の併発症状があります。
1.額照射時の電撃痛、術後1か月ほど継続する違和感・しびれ感
2.1.5mm超音波トランスデュサー使用部位のライン状(幅数㎜、長さ1cm)の腫れ
3・頬部分の筋肉痛

見た目のダウンタイムとして問題になるのは、2ですが、治療後数十分~数日(幅があります)で自然消失します。3は軽微で、ほとんど問題になることはありません。1の継続する違和感は時に気にされる方がいらっしゃいます(ほとんどの場合、軽微です)。

いずれにしましても、上記症状が気になるという方には、部分的に他の治療を組み合わせることをご提案することがあります。

ケースによっては、やはりサーマクールが最善だと思いますが、コスト的な問題もありますので、ほとんど追加費用を必要としないご提案もしております。

詳細に関しましては、診察時にご相談いただければ幸いに思います。