旅好き主婦の旅日記～世界は広いよどこまでも

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10Apr
- まるで童話の世界！スプウン谷のザワザワ村に泊まる
  2021年5月の北海道、美瑛旅行を綴っています。美瑛に行く！と決めたら、泊まりたいところ、行きたいところ、が降りてきました。それらは、以前から、いつか行きたいと思っていたところ。いつか…思っていたけれど、普段は忘れていて、それが、美瑛に紐づけられて、意識に上がってきた。美瑛にこんなに行きたいところがいろいろあったんだ！と自分でびっくりしましたね。そのうちのひとつで、泊まったのが、「スプウン谷のザワザワ村」。インスタで見て、心つかまれました。１日５組だけが泊まれる小さな宿泊施設。小さな…というのは、１日５組というこじんまりさ。敷地自体は、東京ドーム７個分！広大な農園のまんなかに５つのコテージがゆったり建っているのです。そして、そのコテージが絵本の世界から飛び出したような可愛らしさ！外観は「焦がしバター」の色。ちょっと茶色がかった黄色い色は、なんともおいしそうな色。入り口の木のドアや、赤い窓枠、三角屋根。どこかヨーロッパの童話の世界に来ちゃった？そんな錯覚さえしてしまいます。まずは、レセプションで受付を済ませ、泊まるコテージを教えてもらいます。▲ここがレセプションです。▲郵便受け、かわいい♡私たちは、敷地入ってすぐのコテージでした。車をコテージ前に止めたら、この部屋が自分たちの部屋になった感覚でいっぱいになって、とってもうれしくなりました。▲レンタカーです。旭川空港が近いのだけど、用があったので、札幌からクルマを借りて行きましたいざ、憧れの室内へ。かわいらしさ、素朴さ、そして、あたたかみ。訪れる前から、写真でたくさん見ていたけれど、やはり実際に来てみて感じたことは、大切な宝物。一瞬で居心地の良さを感じて、すぐに我が家のようにリラックスしました。椅子はプロのかたの作ですが、手作りできるものは、オーナーたちで作ったそう。どこを見ても、イメージに合っていて、ほんとにかわいいんです。明るいサンルームのハンモックでお昼寝したり。コーヒーは、豆とコーヒーミルが置いてあって、自分たちで引いて飲みます。▲豆はなくなったら、持ってきてくれます！▲カップもそれぞれ柄が違って、かわいかったですベッドルームやバスルームも素敵なんですよ。それはまた次回、お伝えしますね！北海道・美瑛。原風景の小さな田舎ホテル『スプウン谷のザワザワ村』贅を尽くしたスロウフードと開拓時代の広大なロケーション。コテージスタイルで営む小さなお宿です。spoonvalley.com
05Apr
- 北海道、美瑛へ
  久しぶりのブログですが…今日は、2021年５月の北海道旅行のことを綴ろうと思います。訪れた先は、美瑛！「日本でもっとも美しい村」と称されるところです。四季折々の美しい景色を見せてくれる丘の風景を、写真などで見たかたも多いかもしれません。北海道の真ん中あたりに位置し、旭川と富良野の中間にあります。東京２３区と同じくらいの面積で、そのうち７０％が山林、１５％を畑が占めています。そして、畑ではさまざまな花や野菜が育てられ、それがパッチワークのように見えることから、「パッチワークの丘」と呼ばれています。農作物は、季節に応じて違うものを育てています。それが、季節によって異なる風景となり、何度も訪れたくなる土地です。私が美瑛に興味を持ったのは、ある雑誌に掲載されていた写真館を見たからでした。林のなかにひっそりと佇む洋館風建物の写真館。その写真館を見たときに、「ここに行かなきゃ！」と思ったのです。そして、その写真館のことを調べているうちに、驚いたことがありました。その写真館は、「拓真館」といって、前田真三さんというカメラマンが1987年に開設したものでした。前田真三さんは、美瑛の景色に魅せられ、長年にわたって美瑛の写真を撮り続けたかた。私は、前田真三さんのポストカードセットを３０年以上大切に持っていたのです。それは、２０歳くらいの時、友人からのお土産でした。その友人が誰だったのか…思い出せないのですが、美しい景色が素敵で、ずっとずっと大事にしていました。２０歳のころから今まで、結婚し、離婚し（汗）、再婚し、海外にも住み、何度も引越しをして、荷物の整理もいくどもして、断捨離も結構したのに、そのポストカードはいつも私の近くにありました。けれど、その写真を撮った人のことを知らなかったんですよね。それが、雑誌をパラパラめくっていて、拓真館のページになった時、あ、もしかして、あのポストカードの人かな？と直感しました。すぐさま、ポストカードを取り出して、撮影者の名前を確認したら、そうでした！鳥肌がたちましたね。それで、なぜか、行かなきゃ！と思ったのです。そうと決まったら、マッハの速さで旅行の手配をしましたよ。５月の北海道は、まだ少し雪が残っていて、畑には農作物はありません。花も咲いていません。これから植える準備をする時期。まわりから「なんにもないよ」と聞いていたのですが、どうしても、すぐいきたかったのです。たしかに何もなかった。けれども、何もないからこそ、大地のエネルギーをたっぷり感じられたような気がします。長くなっちゃうので、続きはまた次回。
04Sep
- 星野リゾート青森屋　晩ごはん
  2020年の12月末に訪れた「星野リゾート青森屋」について綴っています。お楽しみの夕食時間！旅の楽しみのひとつは食事。その地方の名産や調理法、そのホテルのこだわりなんかも知れるから、ウキウキの時間です。ちょっと残念だったのは…行きたかったレストランが予約時すでに満席だったこと。青森屋には３つのレストランがあるのです。郷土料理を中心としたビュッフェレストラン、別棟でいただく、海の幸15品を取り入れた七子八珍会席、青森四大夏祭りのショーが見れる会場でいただくレストラン。ビュッフェレストランか、別棟のレストランがいいな～と思っていたけど、そのふたつともが満席でした…それぞれのレストランに個性を出しているのはさすがですよね。さて、お料理。「みちのく祭りや」というレストラン名ですが、このレストランの名物は、5段のせいろ蒸し！5段どどーんと運ばれてくるのは、かなりの迫力でした。お祭り会場で食べる…ということで、「お祭り御膳」です。お祭り前夜菜アボカドと鮪の山掛けアピオス南蛮漬け南京豆腐さつま芋緑酢和えイカメンチアピオスというのはマメ科の植物で、青森では「ほどいも」と呼ばれているそう。ほどほどに食べなさい、という意味だとか。緑酢は、きゅうりをすりおろし、酢で混ぜ合わせたもの。リンゴ酢を使っていたのかもしれません。お造り盛り合わせ鮪、帆立、カンパチ立佞武多　五段セイロ漢字が並んでますが、「たちねぷた」と読みます。青森、五所川原の夏祭りに出陣する巨大な人形灯籠のこと。高さ20メートル以上もあるのだとか！五段のセイロをその巨大さに重ねているのですね。牛肉の蒸し物（ちり酢・胡麻たれ）帆立バター醤油蒸しりんご、豚肉、南京の煮物鰈かぶら蒸し（銀あんかけ）白飯りんごの煮物、面白いですね～。スタッフさんに聞いたところ、りんごの煮物、よく食べるんだそうです。醤油味のりんご、ちょっと不思議な味でしたね。牛肉が美味しかったです！郷土料理せんべい汁香の物でたー！せんべい汁。一度食べてみたかったんです。鶏がらベースの出汁のなかに、せんべい汁用の南部煎餅が入ってるんですね。出汁が美味しかったです。煎餅はなくてもいいかな、と思っちゃいました　笑。甘味カシスヨーグルト大福果物盛り合わせこの大福がすごく美味しかったですね。実を言うと、お料理、楽しみにしていた割にはあまり覚えていないんです…写真もイマイチのばかりだし。星野リゾートだからって期待しすぎちゃったのかも。それから、レストラン会場が私はちょっと落ち着かなかったかな。前方に舞台があって、中央に観客のための椅子が並んでいる。一段上がったところに飲食用の席があり、そこで食べました。食事の最中は、舞台は始まっていないので、人が少なく、ガランとしたなかで食べたのが、落ち着かなかった理由かも。食事を終えて始まった青森四大祭りのショー。これはとってもよかったので、次回お伝えしますね。
20Aug
- 星野リゾート青森屋　雪のなか公園散歩
  2020年の12月末に訪れた「星野リゾート青森屋」について綴っています。青森屋の敷地内に、大きな公園がありました。大きな沼があり、その周りを遊歩道が囲んでいます。1周すると、30～40分かかるという広大さ！こちらは青森屋のホームページから拝借した公園マップなんですが、宿泊棟のある敷地に比べても、すごく広いことがわかります。足湯や牧場、お堂などがあります。公園を散歩するのも楽しみにしていたので、夕食前に早速行ってみましたよ！訪れた日は、雪が積もった日。それも、たくさん。雪が積もりすぎて、道幅とか狭まっていて、本来の姿がわかりません！しかし、これはこれで、幻想的でとっても素敵でした。あたりは白と薄墨色の世界。こんな日に散歩しているのは私たちくらいで、誰にも会わなかったのも別世界に来たような不思議な感覚だったなぁ。「馬優先」の看板。雪を受け止め、しなっている枝。力強く綺麗でした。わ～い、誰もいない！楓林橋。橋から川を眺めると…水が凍ってる！！！どこか北の国のようです。橋を渡り終わったところにポニーの家が。ぽつん。ひとりぼっちのポニー。浮見堂が見えてきました。近くに行って、びっくり！お堂の前にたくさんのねぶたが展示されていました。ちょうどライトアップされ、とっても幻想的でした。謎の足跡。なんの足跡でしょうか？？？足湯は座るところが濡れていたので、断念しました。青森屋のホームページのフォトギャラリーや他のかたのブログで写真をみて、ここはこんな感じなのだね、と雪のない景色を確認しました。四季によって、いろんな姿を見せてくれそうです。私は雪景色を見て、めちゃくちゃテンションが上がったので、この時期に行けてよかったなと感じました。いつだって、その時が自分にとってベストチョイスですよね。
29Jun
- 星野リゾート青森屋　じゃわめぐ広場
  2020年の12月末に訪れた「星野リゾート青森屋」について綴っています。「青森屋」は青森県三沢市にあります。新幹線の駅「八戸」から無料の送迎バスがでています。予約必須。ホームページのトップ画面、アクセスページ予約ボタンがあるので、迎えに来てほしいかたは、必ず予約してくださいね。星野リゾート　青森屋【公式】 | Hoshino Resorts Aomoriya青森屋は、青森県・三沢市にある青森文化を体感する宿。ねぶたや祭り囃子、津軽三味線で楽しむ青森三大祭り、郷土料理、とろりとした肌触り温泉の露天風呂、広大な敷地内を巡るこたつ馬車など【ご予約はベストレート保証の当サイトが最もお得です。】hoshinoresorts.com私たちは、行きは予約できたけど、帰りは満席で予約できませんでした。でも、心配無用。三沢駅まで歩いて15分ほど。三沢から八戸までも「青い森鉄道線」で約20分。交通の便がいいところです。ローカル鉄道に乗るのも旅の楽しみですよね。到着した日、大雪でした。前日の夜から降り始めたそう。到着した時、ちょうど止みましたが、久しぶりの雪景色にテンションが上がりました。「あずまし」というスタンダードのお部屋を予約しました。八幡馬や南部裂織といった青森の伝統工芸が設えられた畳のお部屋はゆったりしていて、寛げました。部屋へ荷物を置いてすぐ、地下の「じゃわめぐ広場」へと急ぎました。急いだ理由は…夕方に見る「青森四大祭りのショー」を見るためのチケットをもらいにいったから！コロナ対策で客席制限しているので、先着順での配布なのです。急いだおかげでゲットできました。このじゃわめぐ広場、とっても面白かったです！売店やお風呂の入り口、ヨッテマレ酒場、浴衣の貸し出し場など、多くの宿泊者が訪れる場となっているので、工夫を凝らし、いろんな楽しみが。本物のねぶたがどーんと展示。ねぶたを見たのが初めてだったから、迫力に驚いたなぁ。巨大な八幡馬灯篭も。イカの形をしたコタツがありました。八戸は、イカの水揚げ日本一なんですって。だとしても、なぜ、こたつに？と思わず、クスッと笑ってしまいました。そしてそして、すごく楽しみにしていたのは、りんごジュースが出る蛇口！青森といえば、りんご。りんごといえば、青森ですもの。蛇口をひねると、りんごジュースが出てくるのです！愛媛ではポンジュースがでてくるとか、静岡ではお茶が、スペインではワインが、という話をきいたことがあって、蛇口から水以外の飲み物がでてくるのに憧れていたんですよね　笑1杯目は、ただ飲むため、2杯目は、写真のため、3杯目は、動画のため、と、楽しんじゃいました。濃厚で美味しかったです！このじゃわめぐ広場と宿泊棟をつなぐ廊下にはたくさんの提灯が。「じゃわめぐ」は、津軽弁で、いてもたってもいられないような心躍ることをいうそう。この廊下は、ときめく広場への通路という感じがする。カクンと角が曲がり、なだらかな坂になっているところも面白かったですね。廊下の手前には、りんご図鑑。さまざまなりんごが紹介されています。りんごってこんなに種類があるんですねー。朝には、この広場で、青森弁によるラジオ体操を開催しているんですよ。津軽三味線で、青森弁を聞きながらのラジオ体操。参加者のみなさんもニコニコ笑いながら、でも、真剣に体操している人が多かったです。私も真剣にやりました。久しぶりのラジオ体操、気持ちよかった～。大人も子供も楽しめるよういろんな工夫があって、青森のイロイロをここで知ることができました。コンセプト通り、青森のテーマパークでした！
27May
- 星野リゾート青森屋へ
  2020年の12月、年末。「星野リゾート青森屋」へ1泊してきました。宿泊の予約をいれた昨年11月半ば、その頃GO TOキャンペーンが展開されていて。この機会に旅行したい！と願ったのです。検討の結果、せっかく割引きがあるのなら、思い切って憧れの星野リゾートへ…と夢膨らませ、検索。しかし、さすが星野リゾートですね。星野屋をはじめ、年末に予約できる宿は数軒しかありませんでした。いくつか見た結果、ピンときたのが、青森県三沢市にある「星野リゾート青森屋」東北に行ったことがなかったこともあり、即決しました。しかし、予約してしばらくしたら、GO TOキャンペーンの中断が国から検討され始めました。その時の星野リゾートの対応は早かったです。「中断が決定した場合にも、星野リゾートでは、公式サイトで予約いただいた皆様には、GO TOキャンペーンご予約時の料金で宿泊を承ります」とすぐさまメールがきました。こういう対応の早さって、安心ですよね。星野リゾートといえば、旅館再生の達人。青森屋も、もともとは、古牧グランドホテルという昭和48年創業のホテル。今話題の渋沢栄一の秘書だったかたが開いたそう。いっときは旅行新聞社が選ぶ「行ってみたい観光地」に10年連続で選ばれるほど人気の観光ホテルだったようですが、バブル崩壊後は下降線。2004年に経営破たんしました。建物は老朽化し、従業員のモチベーションも低いこのホテルを星野リゾートが5年で黒字化したそうです。星野リゾート初の私は期待に胸ふくらませ、東京駅から東北新幹線に乗りました。東北新幹線も初！ホテルは、東京ドーム17個分もあるという広大な敷地を有し、本館と西館、それにひろ～い公園があります。トロリとした水質の温泉やゆったりできるラウンジ。いくつかのアクティビティ。1泊でしたけど、思いっきり満喫してきました！5年で黒字化したホテルはどう楽しませてくれたでしょうか。（上から目線ですが…笑）詳細は次回。お楽しみに！
05Feb
- ほとばしる感情の表現フラメンコショー
  2018年12月のスペイン旅行を綴っています。スペイン最後の夜に楽しんだのは、フラメンコショーでした！訪れたのは、タブラオ　フラメンコ　コルドベス。タブラオフラメンコバルセロナランブラスショー| 公式サイトのオンラインチケットバルセロナのラスランブラスにある歴史的で唯一のタブラオのフラメンコ。最高のフラメンコバルセロナのアーティストが保証されています。フラメンコバルセロナランブラスショーtablaocordobes.esバルセロナで一番の繁華街であるランブラス通りにあり、宿泊していたホテルはその近くだったから、便利な場所にありました。私たちはディナーはそこで摂らず、ショーだけを観ることにしました。コルドベスは、1970年に開店した老舗のタブラオです。タブラオとは、フラメンコショーの舞台がある飲食店のこと。舞台は天井がドームになっていて、洞窟の中にいるような謎めいた雰囲気があります。コロナ禍の今となっては懐かしい思いですが、広くない空間に観客同士、ぴったりくっついた椅子に腰かけてこれから始まるショーに期待を膨らませ座っています。ウエイターがひとりひとりにドリンクを配ってくれました。さて、ショーが始まると、演者たちの情熱に圧倒されました。ギターの音、歌手の歌声、ダンサーの踊り歌詞はもちろんわからないのですが、想いや情熱をストレートに表現していて、胸が熱くなりました。パンフレットを読んで後から知ったのですが、フラメンコショーというのはシナリオも特有のストーリーもないのだとか。ただ一般的な人々の毎日の生活を表現していて、人々の嘆きや苦しみ、喜び、または、古くからの詩などから歌手はインスピレーションで歌うのだそう。そこにギターと踊りがこれもそれぞれのインスピレーションで演じます。だからか！と胸が熱くなった理由がわかりました。言葉はわからなくても同じ人間同士、湧き出る感情が伝わってくるのです。それがつくられたものでないから。そのものを演じているから。そして、それぞれはインスピレーションで演じているのだけれど、そこには見事な調和があるのです。これは自分自身と本当に繋がりながら演じているプロ同士の美しさだと思いました。それぞれが自分を信じ、役割をまっとうしている。100％のチカラを出している情熱がありました。とってもいいものを観たなぁと今思い返しても、感動してしまいます。バルセロナへ行ったならぜひ！
28Jan
- バルセロナのバーレストランで舌鼓
  2018年12月のスペイン旅行を綴っています。スペイン最後の夜。20時半からのフラメンコショーを予約してあったので、その前に夕食をとることに。本当は、サン・ジョセップ市場で食べたかったんです…ですが、その日は12月26日で、バルセロナは祝日。市場もお休みでした…サン・ジョセップ市場は、800年の歴史を持つバルセロナの台所。ガイドブックではサン・ジョセップ市場と紹介されていますが、地元の人たちには、胃袋の意味を持つ「ボケリア」の名称で親しまれているそう。Mercat Boqueria Barcelona | Mercat de les RamblesLa Boqueria és el mercat de Barcelona més famós a nivell mundial. Està ubicat al centre de la ciutat condal (Les Rambles). Descobreix-la!www.boqueria.barcelona肉、魚、野菜、フルーツ、スイーツやオリーブオイルなどなど、約２００の店舗が所せましと並んでいる。バーやレストランもあるそうで…そこで、食べたり、飲んだりしたかったんだよう…しくしく閉まっているゲートの前でがっくり肩を落としておりました。気を取り直して、ふと、横を見ると、いい感じのバルが開いている！美味しそうな感じがする。こんな時の直感は当たるもの。迷うことなく入って行きました。ここ大当たり！美味しかった！2階にはテーブル席があるようですが、私たちは1階のカウンターで。夫は赤ワイン、私はサングリア。カウンターは調理の様子が見れて、楽しい。頼んだのは、クロケット（コロッケ）、オイルサーディン、ポテトフライ、ムール貝。オイルサーディンは、以前は生臭く感じがして苦手だったんですけど、ある時から大好きになりました。シドニーに旅行した際に行ったバーで、なんとなくオーダーしてみたら、すごく美味しかったんです！パンに沁み込んだサーディンの油がお酒に合うなぁと感じて、それ以来、好きになりました。ここのも、美味しかった！ポテトフライは、バルの定番。ニンニク入りのマヨネーズソースとパプリカベースのトマトソースがかかっています。これはもう手が止まらない美味しさ！クロケットもムール貝も美味しかったです！市場に行けなかったのは残念だったけれど、美味しいお店を発見できてよかったです。いろんなことがあるから旅は面白いですよね。Casa Guinart - Food & Musicwww.foodandmusic.es
05Jan
- バルセロナを街歩き
  2018年12月のスペイン旅行を綴っています。カサ・ミラでお茶したあと、『ガウディの建築のなかでお茶できる！カサ・ミラのカフェ』2018年12月のスペイン旅行を綴っています。サグラダファミリアを後にして次に向かったのは、世界遺産に登録されている、カサ・ミラこちらも、ガウディの…ameblo.jpバルセロナのシャンゼリゼ通りといわれるグラシア通りをプラプラしながら、旧市街地へと向かいました。ガイドブックを見ると、グラシア通りは高級ブティックやしゃれたレストランが立ち並び、ウインドーショッピングするだけでも楽しい、と書いてある。はい、楽しかったです、建物を眺めるのは　笑。この日は12月26日。バルセロナは、聖エステバンの日、ということで祝日。ほとんどの店が閉まっています。お店が開いていたら、ほんと、楽しいのでしょうが、わたしは、とほほ…な気分で歩いていました。しかし、やはり、ヨーロッパの建物は重厚感があって素晴らしい！ロエベが入っているこのビル。↑うっとりするほど、素敵です。H&Mもこんなに素敵な建物のなかに入っているんですよ。↓扉が城壁の門の扉みたいで、重厚感たっぷり。少し歩いたら、人が多く集まっているところがありました。ガウディが設計したカサ・バトリョ。カサはスペイン語で、「家」という意味なので、バトリョさんの家。1877年に建築されたバトリョさんの家をガウディがリフォームしたそう。童話にでてきそうな家。不思議な感じでした。中には入らなかったのですが、内部も必見とのこと。普通に歩いてて、世界遺産に出会すなんて、バルセロナってすごいですよね。おしゃれな通りを過ぎて、旧市街地のゴシック地区へ向かいました。ゴシック地区の見どころは、カテドラル。13世紀から15世紀にかけ建てられ、バルセロナの守護聖人サンタ・エウラリアが祀られている。閉まっていて入れませんでした。地球の歩き方に書いてあったけど、黒いマリア像がいらっしゃるのだとか。見たかった…残念です。ゴシック地区に来た目的のひとつは、Valor（バロール）へ行くことでした。これは達成できたので、嬉しかった！バロールは、スペイン老舗のチョコレートメーカー。Chocolatería（チョコラテリア）と呼ばれるチョコレート屋さんとカフェを展開しています。チューロスという細長い揚げパンにホットチョコレートをつけて食べるのが、スペイン人の朝食やおやつ！わたしもこれを食べてみたかったのです。わくわくしながら注文し、わくわくしながら、チューロスにホットチョコレートをつけ口の中にいれましたが…あまい甘すぎます！！ホットチョコレートがすごく濃厚で、もったりしていて、少し口に入れただけでも、眉間にしわがよるくらい甘さが広がります。結局…チューロスは完食しましたが、ホットチョコレートはほとんど残しました。これを朝食に食べるなんて、スペイン人、すごい。そして、またぶらぶらしながら、宿泊しているホテルのあるランブラス通りへと戻ったのでした。ランブラス通りへと続くフェラン通りは、人もそこそこ多く、開いている飲食店も多かったです。気になったお肉屋さん。↓食べ歩き用のハムやソーセージを売ってました。行きたかったショップや、スーパー、26日はすべてお休みだったのが、本当に残念。けれど…必ずまた行こう、と思っています。本当に素敵な街、バルセロナ。次回は、フラメンコショーと美味しかったバルをご紹介しますね。最後までお読みいただき、ありがとうございました！ゆっくりペースですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
09Dec
- ガウディの建築のなかでお茶できる！カサ・ミラのカフェ
  2018年12月のスペイン旅行を綴っています。サグラダファミリアを後にして次に向かったのは、世界遺産に登録されている、カサ・ミラこちらも、ガウディの設計。ユニークな建物ですよねぇ。ガウディが最後に手がけた個人宅兼賃貸住宅なんだそう。これが個人宅！？すごいですね、さすが、ガウディ。カサというのは、スペイン語で「家」という意味なので、「ミラさんの家」、ってことなのです。オーナーのミラさんはすでに亡くなっていますが、現在も数世帯が入居しているそうですよ。私たちはサグラダファミリアからてくてく歩いて行きました。カサ・ミラは、内部を見学できます。ですが、私たちは入場チケットを求めて並んでいる人々を見て、やめました。その代わり、カフェでお茶することに。カフェがあるのですよー。しかも、すごく素敵な！！１階は、コーヒーカウンターとテーブルが２席くらいあるだけなんですが、２階へと続く階段があり、それを上がっていくと、レストランカフェが！ちょうどクリスマスだったので、クリスマスディナーの予約が入っているのでしょう。テーブルには、素敵なセッティング！どんな人々がこの後、集ったのでしょうね～。眺めているだけで、わくわくしました。美味しそうだったので、チョコクロワッサンを注文。それと、コーヒー。クロワッサン、すごく美味しかったです！天井がガウディっぽい。このカサ・ミラは地中海をイメージして造られたそうです。この天井は「波」でしょうか。躍動感があって、見とれました。世界遺産のなかでお茶できるなんて…カフェ好きの私はもう感激でした。カサ・ミラに行かれるかたは、ここでのお茶もおススメです。Café de la PedreraRestaurante en Paseo de Gracia | Barcelona | Café de la PedreraVive una experiencia culinaria en nuestro restaurante en Paseo de Gracia, en el interior de La Pedrera. Modernismo y gastronomía en el centro de Barcelona.www.cafedelapedrera.com
30Nov
- 想像以上に大興奮！サグラダ・ファミリア
  2018年12月のスペイン旅行を綴っています。サグラダ・ファミリア、外観だけでも見どころたっぷりだったけれど、中に入って、さらにびっくり！！中はこうなっているんだって、想像外で、予想以上に興奮しました！彫刻がたくさんあしらわれた外観とはまったく違い、内部は、神聖な森の中！ガウディは自然を愛しており、動物や植物など自然界のものをデザインの師として仰いでいたそう。柱と天井は、棕櫚（しゅろ）というヤシ科の樹木と葉がイメージされています。ここは宇宙の森！と感じたくらい、幻想的で、素晴らしかったです。この建築の始まりが1882年だったのが信じられないくらい、今見ても近未来的。SF映画の世界にいるようです。ほんと、ガウディってすごいですね。そしてまたすごいのがステンドグラス！東側は青系、西側がオレンジ系。太陽の傾き加減によって、光の入り方が変わります。光を受け止めた柱は、ステンドグラス色に染まります。この下の写真、すごくないですか？↓こうなることも、計算していたのでしょう。これを見れて、大興奮でした。主祭壇の十字架磔刑像、これもまた独特。キリストが浮いています。これね、傘の周りには、パンとワイン、ブドウが取り囲んでいるんですよ。キリストの肉と血を表現しているそう。こんなキリスト像は初めてです。興奮しながら、内部を見終え、塔に登れるチケットを購入していたので、エレベータで登りました。エレベータの中では、ブラジル人のご夫婦と一緒になり、リオに住んでいるとおっしゃったので、「オリンピックが開催されたところね！」と言ったら、「今度は東京だね」と言ってくれました。塔からの眺めがいいです。建設中の様子が見えます。赤いしるしの場所に居るんですよ。ファサードの彫刻が間近に！フルーツがかわいくて、何枚も撮っちゃいました。これらのフルーツも日本人彫刻家、外尾悦郎さんの作品です。突拍子もないように見えるカラフルなフルーツ。これは、ガウディの「屋根の上にかごに盛られた“フルーツ”を置き、大窓の周りは数百の“フルーツ”と“葉”をちりばめよ」という指示だけが伝わったそうです。この言葉の意味を随分悩んだそうです。さて、外尾さんは、どう解釈したのでしょうか。答えは、こちらの記事で。果実と葉の彫刻｜世界遺産サグラダファミリア　徹底ガイド｜NHKカラフルでかわいい彫刻サグラダ・ファミリアは、石の色&rdquo...www.nhk.or.jp登りはエレベータなんですが、降りる時は、階段なんです。らせん状の渦巻き階段。ガウディがカタツムリや巻貝からインスピレーションを受けて造ったそうです。ちょっと目が回りました。すごい！素晴らしい！と何度も叫んでしまうサグラダ・ファミリア。この人生で行くことができて、とても幸せだなと思いました。完成したら、また行きたいって思います。
20Nov
- 見どころがありすぎる！サグラダファミリア
  2018年12月のスペイン旅行を綴っています。ものすごく楽しみにしていたサグラダファミリア。地下鉄の駅を出たら、目の前にあらわれて、感激でした。着工してから130年以上経過しているのに、いまだ未完の聖堂です。完成まで300年かかると言われていましたが、最新のIT技術を駆使し、2026年の完成を目指していました。しかし、コロナの影響により、2026年の完成は不可能とのこと。工事の中断、環境客激減での収入減、が原因だそう。そもそも、完成までなぜそんなに時間が必要なのかというと、設計図はガウディの頭のなかにしかなかった！から。ガウディはサグラダファミリアの建設に人生を捧げた人でありましたが、電車にひかれ、ある日突然亡くなってしまったのです。弟子たちがつくった資料もスペイン内戦や第二次世界大戦で焼失。建築を引き継いだ人たちは、ガウディならこうしただろう…と想像をめぐらせながら、つくっているのですね。このようなストーリーがあるから、なおさら、サグラダファミリアへの興味がつのる。今回のコロナで、完成が延期、となると、完成が待ち遠しいような、逆に完成しないでほしいような、そんな気持ちになりました。実際行ってみると、完成していないからこそ、その時だけしか見れない景色がある、ことがわかりました。あの時のサグラダファミリアは私のサグラダファミリア。とても価値ある経験だった。訪れたのは、2018年12月26日でした。12月26日は、バルセロナでは祝日。午前中だけ見学ができるようでした。チケットは、事前購入が必須！私たちは事前に購入済みでしたが、当日券は売り切れで、引き返していた人を何人も見かけました。チケットは、オンラインで購入できます。こちらの記事を参考になさってください。今はコロナで購入できませんが。サグラダファミリアのチケット予約方法を徹底解説！｜エクスペディアサグラダファミリアのチケット予約方法を徹底解説！の記事です。エクスペディアでは、旅のヒントになる旅行情報を発信中です。welove.expedia.co.jp我が家は、入場券　＋　ガイド　＋　エレベーターのチケットを申し込みました。エレベーター、というのは、エレベーターで塔に登れるチケットです。建築に日本人が関わっていることをご存知ですか？彫刻家の外尾悦郎さん。1978年から彫刻師として従事しています。外尾さんの代表作は、内部への入り口である「生誕のファサード」にある15体の天使。美術品のようで、素晴らしかったです。同じ日本人として誇りに思いました。生誕のファサードは、３つの扉があり、イエスキリストの幼少期の物語になっています。素晴らしさにため息。なんといってもスケールの大きさに圧倒されます。太陽が昇る東側に位置しています。それに対し、西側に位置する門は「受難のファサード」。キリストの死から復活までの物語となっています。この下の写真、ふたりがよりそっている彫刻は、キリストとユダ。ユダの裏切りの場面だそう。数字のプレートは、縦横ななめ、どこを足しても３３になります。キリストが亡くなった年齢、３３を表わしているそうです。33歳だったなんて、それまで知らなかった受難のファサードは、直線的で硬さがある感じで、生誕のファサードとはまったく違いますよね。外観だけで見ごたえたっぷりなサグラダファミリア。次回は感激しちゃった内部を紹介しますね！
26Oct
- ちょっぴり緊張しながらも、散歩を楽しんだランブラス通り
  2018年12月のスペイン旅行を綴っています。前回の記事↓↓↓『グラナダからバルセロナへ』2018年12月のスペイン旅行を綴っています。海外旅行にはまだ行けそうにありませんね…このブログで旅気分を味わっていただけると嬉しいです！イスラムの歴…ameblo.jpホテルのチェックインを済ませ、夕食をとるためにランブラス通りに出てみました。ランブラス通りは、バルセロナのメイン広場であるカタルーニャ広場からコロンブスの塔がある港まで伸びる１．２キロの並木道。バルセロナのメインストリートです。通りには、レストランや商店が立ち並び、人の出も多く、とても賑わっている通りでした。この時、クリスマス時期ということもあって、テロ警戒情報が出されていました。通りには、銃を持ったお巡りさんがいっぱい。実際、2017年8月にはこの通りでテロ事件がありました。白いバンが歩道に突っ込み、歩行者を次々と跳ねたのだそうです。ＩＳによる犯行声明が出たそうで、この事件のことはうっすらと記憶にありました。日本にいると、平和でテロなんて身近に感じられないのだけど、実際に起きた現場にいると少し緊張します。ただでさえ、ランブラス通りにはスリやひったくりが多いから注意せよ、と聞いていたため、かなり警戒しながら歩いてました。この通りには、絵描きや大道芸人さんも多いです。それらを眺めるのも楽しい。オープンテラスのレストランが気になったので、ここで食事をとることに。うん、まぁ、味は普通でした　笑観光客相手の商売だし、雰囲気を楽しむ感じかな。港のほうまでプラプラ散歩しました。これがランブラス通りの南端に建つ、コロンブスの塔。「新大陸」を発見したコロンブスです。頂上にはコロンブスの像があるんですが、あれ、後ろ姿しか撮ってない　笑カタルーニャとアメリカの交易を記念し建てられ、1888年のバルセロナ万博の時に完成。海に向かって右手を挙げ、左手はアメリカ土産のパイプを握っています。この記事を書くのに調べたら、コロンブスの航海費用を出資したのはスペインのイザベル女王なんですって。コロンブスはスペインと深い関係があるんですね。暮れゆく港の景色がとてもいい感じでした。翌日は、めちゃくちゃ楽しみにしていたサグラダ・ファミリアへ行きました。いや、すごかった。次回もお楽しみに♪
15Sep
- グラナダからバルセロナへ
  2018年12月のスペイン旅行を綴っています。海外旅行にはまだ行けそうにありませんね…このブログで旅気分を味わっていただけると嬉しいです！イスラムの歴史が強く残るグラナダからバルセロナに移動しました。移動はブエルリング航空という、スペインの格安航空で。機体がオシャレ！初めての国、初めての航空会社、しかも格安…ということで、少し心配もあったけど、まったく問題なかったです。フライトの時間が1時間半ほどと短かったですしね。バルセロナ・エル・プラット空港に到着し、市内へはまず空港バスを利用しました。スペイン広場で下車。モニュメントの後ろに見えるオレンジ色っぽい建物は、過去、闘牛場だったそうです。カタルーニャ州では闘牛禁止法が成立し、闘牛が禁止されています。今は、ショッピングモールとなっているのだそう。見本市会場ここで世界最大規模の携帯通信見本市（モバイルワールドコングレス）が毎年2月に開催されていますが、今年2020年の開催は中止でした。毎年10万人以上が訪れる、バルセロナの重要な収入源のひとつ、とのことなので、経済が心配ですね。カタルーニャ美術館王宮みたいな素敵な建物。ここへは行きませんでしたが、素晴らしい作品が並んでいるようです。この広場からホテルがあるランブラス通りへ地下鉄で移動しました。バルセロナはスリやひったくりが多いとガイドブックに書いてあったため、ドキドキしながら移動しましたよ。一度も怖い目には合わずに済んだから良かったけれど。最後の日、早朝、空港へ向かう途中、ランブラス通りで若い兄ちゃんにからかわれましたがホテルは、繁華街のランブラス通りから少し入ったところにあります。外観を撮り忘れましたが、「ホテルガウディ」といういかにも、という名前のホテル。このホテルの素晴らしいところは、グエル邸というガウディが初期に造った建物の目の前、ということ。お部屋からグエル邸が眺められました。グエル邸は、実業家のグエル氏が、ガウディに魅了され、建築を依頼したもの。家族の住居のほか、当時のブルジョアの集まる空間でもありました。建設には、パトロンが所有する採石場の石など、当時手に入る最高の材料を使って造られたそう。象徴的なのは、屋上。これは煙突なんですって。1886年から90年の建築ということなので、当時は斬新だったでしょうね。今見てもすごいなーと思います。さっそくガウディの素晴らしさに触れて、わくわくしました。さて、このあとはランブラス通りを散策しましたよ。次回もお楽しみに。
21Apr
- 立地が便利！ダウロホテル＠スペイングラナダ
  2018年12月のスペイン旅行を綴っています。前回の記事では、スペイン南部に位置するグラナダのことを書きました。なんと1か月以上前！あの時と今では世界が変わってしまった…グラナダは、かつてイスラム王朝ナスル朝グラナダ王国の首都があった街。イスラム文化が色濃く残り、エキゾチックな雰囲気があります。イスラム芸術の最高傑作とも言われているアルハンブラ宮殿、王様の夏の別荘であるヘネラリフェ、迷路のようなアルバイシン地区など、イスラム文化がたっぷり楽しめる素敵な街でした。グラナダで泊まったのは、ダウロホテルHotel Dauro Granada値段が手ごろだったのと、立地が便利そうだったので、ここを選びました。場所は本当に便利！街の中心部まで歩いて10分くらい。大通りに面しているので、中心部に行くバス亭もすぐそばにありました。お部屋のことは、記憶が薄いのでたぶん、可もなく不可もなく、ってとこだったのでしょう　笑写真もこれしか撮っていません…朝早くから観光へ、夜はバルで飲んでバタンキューだったので、部屋でほとんど過ごしていないのですよね。朝食はめちゃくちゃシンプルで。パン、生ハムやサラミ、チーズ、フルーツ、ヨーグルトくらいでした。こじんまりしたホテルだったけど、安全に過ごせてよかったです。これだけだと、記事としてわたしの心がさみしいので（笑）、グラナダの街の風景も少し載せちゃいます。空が青いですねー♪朝晩はコートを着ていましたが、日中はセーター1枚で充分でした。次はバルセロナに飛びますよ！Hotel Dauro Granadahttps://www.hoteles-dauro.com/en/
12Mar
- 眺めが最高！ホテルアルハンブラパレスのカフェから見える景色
  2018年12月のスペイン旅行記。アルハンブラ宮殿3時間半の見学ツアーを終え、ガイドさんと別れて、お昼ごはん！お腹は空き、かなり疲れ切っていたので、ガイドさんに教えてもらったレストランへ。宮殿を出たすぐのところにあるLa Mimbre Restaurantテラス席でいただきました。12月だったけど、寒くない。ランチセットがあったけど、メニューに写真が載ってないから、何をオーダーしたらいいかわからなくて…ぶっきらぼうな店員さんに説明してもらって、魚のフリットをいただきました。普通に美味しかったです。お腹も膨れ、疲れもちょっと癒えたところで、絶対行こう！と思っていたカフェへ。ホテルアルハンブラパレスのカフェです。アルハンブラパレスはイスラム風の宮殿ホテル。1910年の創業以来、伯爵家が所有していて、スペインで2番目に古いホテルだそう。スペインの国王がグラナダ滞在時にはこのホテルを常宿とするし、ブラッドピットなどハリウッドセレブも泊まるそうですよ♪我が家の台所事情でここには泊まれなかったため、せめてお茶だけでも！と訪れたのでした。宮殿ぽっくて豪華で素敵なラウンジ。そのラウンジの奥にカフェがあります。わー！と声を上げてしまうほど、素晴らしいロケーション。グラナダの町並みが一望できます！外を眺めながら、のんびりコーヒーを飲もうと思っていたのですけれどね。日差しが強くって、眩しくて外側の席にはいられませんでした。なので、日の当たらない席に移動～。なかなか楽しいひと時でした。コーヒーの味はちょっと忘れてしまいましたが（苦笑）、眺めがとってもいいので、おすすめです。ランチのお店はここLa Mimbre Restauranthttps://restaurantelamimbre.es/カフェしたホテルはここホテルアルハンブラパレスhttps://www.h-alhambrapalace.es/en/
01Mar
- 王様の憧れが詰まった夏の離宮ヘネラリフエ＠スペイン
  2018年12月のスペイン旅行記。グラナダのアルハンブラ宮殿、王様たちが夏の休暇を過ごした離宮（別荘）、ヘネラリフエをお伝えします。ヘネラリフエとはアラビア語で「楽園」という意味。別名「水の宮殿」と呼ばれています。アルハンブラ宮殿の建物から外に出て、15分くらい歩いた場所にあります。糸杉のアーチをくぐると、離宮までの間には庭園が続いています。20世紀に庭園として整備されたそうですが、かつてアルハンブラに住む王家に供給する農園や果実園だったそう。小高い場所にあるヘネラリフエに果実や花のいい香りが届く仕組みになっていたそうですよ！訪れたのが12月だったので、植物がなく、さびしい感じでしたが、春や夏の花が咲き乱れる季節はとても素敵なんだろうなぁと想像できました。奥に進むと、アキセアの中庭と呼ばれる庭園がありました。半円を描く、細く繊細な噴水が素敵でした。中庭に面した回廊のアーチ型の窓から覗いた眺めに感激！アルハンブラ宮殿が一望できるんです！絵画のように見えて、素敵でした。ここからの眺めは本当に美しくって、溜息がでてしまいました。壁面の細かな彫刻も素敵です。この隣には、スルタナの中庭と呼ばれる庭園があります。ここは、王妃と殿方が、王の目を盗み逢瀬を重ねていた場所…と言われています。この場所で、ひっそり寄り添っていたアラブの男女。素敵ですな（笑）グラナダの夏は、うだるような暑さらしいです。それゆえ、涼しく過ごせるよう水と風の流れを計算し、設計されているそう。グラナダの王様たちは砂漠の出身であったから、水、そして、緑に憧れを持っていたと考えられます。なので、このように水と緑が豊かな離宮を造ったのですね。王族たちにとって、ここはまさに楽園であったと感じました。最後は、緑のトンネルをくぐって帰りました。アルハンブラ宮殿見学ツアー約3時間半。見どころがありすぎて、ちょっと疲れた～。ですが、行ってよかった、とっても素晴らしかったです！
31Jan
- スペイン　最後のイスラム王朝を守ってきたアルカサバ
  旅好き主婦Atsukoです。読みにきていただき、本当にありがとうございます！少し前ですが、読者のかたから、旅先の相談にメールをいただきました。それがとっても嬉しくてねぇ。私が書いた記事でもお役にたてることがあるんだ！と、本当にうれしくて、もっとこのブログを大事にしよう！と思いました。ものすごく久しぶりですが、2018年12月のスペイン旅行の続きを書いていきます。アルハンブラ宮殿、最後に見学したのはアルカサバグラナダ王国を守っていた要塞です。イスラム王朝同士の熾烈な覇権争いやキリスト教国の攻勢が強まるなか、アラブの技術を結集させ補強されていきました。アルハンブラ宮殿のなかで、もっとも古い部分です。先のほうに見えるのが、見張りの塔です。途中に兵隊たちの居住区跡があります。基礎の部分だけが残っているんですね。塔からの眺め、これが素晴らしい！グラナダの町並みを一望できます。これなら攻めてきた敵がわかりますね。さきほどの兵隊たちの居住区、上から見るとこんな風です。基礎がしっかりしてあって、細かく区切られていて、現代の住宅に近いですよね。浴場やトイレかな？という跡も残っていて、文明の高さを感じました。近くの山脈からの雪解水を利用した水路も整備されていました。グラナダのシンボル、ザクロを見かけました。街なかには、看板、街灯、石畳などあらゆるところにぱっくり実が割れたザクロがシンボルとして描かれているそうです。滞在中は気づきませんでした…それは、なかなか陥落しなかったグラナダ国を実が固いザクロにたとえ、キリスト教国が勝利した意味を描いているそうです。スペイン最後のイスラム王朝を見守ってきたアルカサバ。このザクロがいろんな想いを持ち、そこに佇んでいるように見えました。次回は、王様たちの夏の別荘地、ヘネラリフエをお伝えします。
18Sep
- 王様のプライベート空間、ライオン宮は美しすぎた
  こんにちは！旅好き主婦のAtsukoです。ご訪問いただき、ありがとうございます♪2018年12月末のスペイン旅行を綴っています。前回、記事を書いてから、かれこれ2か月近くたってしまいました。長い旅だなぁ（苦笑）スペイン南部のグラナダ。グラナダは、13世紀から15世紀に栄えたナスル朝グラナダ王国の首都でした。そこにあるイスラム建築最高傑作といわれるアルハンブラ宮殿。その宮殿のなかでもっとも美しいとされるナスル宮殿の一部、ライオン宮をご紹介します。ここは王の居住スペースとして使われていました。女性のための部屋もあり、王が愛人との時間を過ごした王以外男子禁制のハーレムだったようです。アベンセラヘスの間、諸王の間、二姉妹の間という３つの部屋の真ん中にあるのが、ライオンの中庭。１２頭のライオンが噴水の水盤を支えています。ライオンの口から水が流れる仕組みになっていて、当時は水時計の役割をしていたそうです。白くてきれいだから、作り直したものかと思ったけど、１０世紀から１１世紀のもの。ライオンがかわいいですよねライオン宮は、柱が特徴的。中庭を囲む回廊は124本もの柱によって支えられています。中庭をぐるりと囲む細い柱と小さなアーチ。ハーレムであったことを感じさせる秘密めいた雰囲気…があるような気がする　笑。目鼻くっきりのイスラムの美女たちがアラブの王を囲むエキゾチックな様子を想像して、わくわくしました。ライオンの中庭の南側に位置するアベンセラヘスの間。ここの天井はすごい！鍾乳石飾りの星形をした天井です。窓から柔らかな光が入って、天井の幻想的な雰囲気をつくっていました。ガイドさんがこの装飾のパーツ絵を見せてくれました。いくつかの異なる形のパーツがあって、規則的に張り合わせているのですね。何千ものパーツを使っているそう。イスラムの技術にただ驚くばかりです。ライオンの中庭の東側、諸王の間の天井には、ナスル王朝の王達が描かれています。初代から10代までが描かれているそう。きらびやかな色合いに惹きつけられました。王の寝室へとつながるアーチ状の造り。小窓から差し込む光がきれい！計算されて造られたのでしょう。太陽がすぐそこにあるような丸く差し込む光。光の取り入れかたにただ驚くばかり。そして、最後は二姉妹の間。ここの天井も素晴らしく、ただただ口をあんぐり開けて眺めていました。アベンセラヘスの間の天井とは形が違うけど、吸い込まれていきそうな勢いのある天井。アラブの世界へ飛んでいけそうな天井です。当時、窓には色ガラスがはめ込まれ、時間と共に光が移り変わっていたらしい。壁面の装飾もすごいですよね。この二姉妹の間は、王の夫人の部屋だったそう。最後の２夫人が使っていて、入口の小さな噴水の両側に彼女たちのお墓があることからこの部屋の名がつきました。ステンドグラスがはめ込まれた天井もありました。ちょっと異質かも。二姉妹の間の奥にあるリンダラハのバルコニーもとっても素敵です。窓から中庭を眺めることができます。よく整えられたリンダラハの中庭。当時も噴水や緑があったのでしょうか。これでもか！というくらい装飾を見続けたので、緑に癒されました。当時の人も緑にほっとしたんじゃないかなと感じました。
23Jul
- 細かなイスラム建築にうっとり　ナスル宮殿のコマレス宮
  こんにちは！旅好き主婦Atsukoです。ご訪問いただき、ありがとうございます！昨年12月末のスペイン旅行。アンダルシア地方グラナダのアルハンブラ宮殿について、書き綴っています。アルハンブラ宮殿のなかでもっとも美しいとされるナスル宮殿。ナスル宮殿は３つの宮殿から成っています。そのうちのひとつ、コレマス宮。1333年にユスリフ1世により建築が始まり、1348年に完成しました。外交的な場や政治的な場として使用されたそうですが、細かな壁面の装飾に圧倒されます。ため息の連続でした。ファサードをくぐり、すぐ見えてくるのは、アラヤネスの中庭。たて34メートルに延びる池がコマレスの塔をくっりきと映し出しています。これは「水鏡」といわれる技法なのだそう。水面にきっちり建物が映し出されるようつくられています。青空の美しい日だったので、水面もとても美しく、本当に鏡のようでしたね。コマレスの塔の反対側には、鍵の形をした噴水があります。これは宮殿を守ってくれるようにと願いをかけて造ったのだとか。鍵の先っちょが塔の入り口にまっすぐ向けられていて、願いがしっかり届きそうです。グラナダは1492年に陥落しましたが、キリスト教徒からのレコンキスタ（国土回復戦争）に常に怯えていたのかもしれませんね。コマレスの塔から眺めた中庭です。後ろに重なるように見える建物は、カルロス五世宮殿。カルロス五世宮殿はグラナダ陥落後に建築されたため、この中庭建築当時は、存在していなかったわけです。ないほうが絶対に眺めが美しいのに、残念なことをするものですね。コマレスの塔には、「大使の間」があり、近隣諸国の使節と謁見する場であったそう。イスラムの見事な装飾が壁面と天井に施されています。すごくないですか？！これらの装飾。なんて細かいんでしょう。これだけ細かいと、どれほどまでに人手がかかっていたかわかるので、そこに宿っている生命力を感じます。天井は寄席木細工で、星空をイメージしているとか。柔らかな光が差し込んで、光の粒を放っているように見えます。王は光の当たる場所に座り、外からやってきた使節の目に輝いてみえるよう仕組んだのだとか。自分の力以上に大きく見せるって、国を守るため必要なのかもしれませんね。壁に映る光の陰陽が印象的でした。あとから調べてみたら、宮殿は完璧に東西南北を向いていて、それにより、光が時間を教えてくれていたそうです。昔の建築物にはそうやって太陽の傾きを時計代わりにしているものがありますね。自然とともにある豊かな暮らしだなぁと思います。ロープが張られ保護されているこの床は、宮殿が建てられた14～15世紀当時のものだそうです。当時はもっと色鮮やかだったのでは？と想像します。細部まで凝りに凝ったコマレス宮。繁栄の後ろに常にある”怯え”を感じましたね。太陽の光はあの当時と変わらない光を放っていますが、そこにあった哀しい過去を今なお浮き彫りにしている、そんな気がしました。

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