忙しい人のための名著徹底紹介

本を読みたいけど、読む時間がないなんてことはありませんか?
このブログでは、絶対に読んでも損をしない名著だけを、1記事3分程度に分割して1冊丸々紹介しています。


テーマ:
目的:優れた集団に所属することのメリットを伝える。
時間:3分
対象:組織の中で一人、気を吐いている人へ。

名著徹底紹介シリーズ ~影響力の武器 第二版~

第11回 社会的証明の原理

3つめの影響力の武器は社会的証明だ。

私たちは、物事が正しいかどうかをどうやって判断しているか?
「他人が何を正しいと考えているか」を、参考にしているのだ。

特定の状況のもとで、ある行動をする人が多いほど、
それが正しい行動だと判断するのだ。

我々は、周囲の人の行動を重要な手がかりとしている。
自分がどう振舞うべきかを決めるための。

これはTVのバラエティで流れる録音笑いがいい例だ。
録音された笑い声が流れているのを聞くだろう。
あきらかに偽物の笑い声だ。

しかし、視聴者はそれに反応して笑ってしまうのだ。
あるいは、そこは面白いところだったと判断してしまう。

我々は、何が笑うに値するかを判断する時に、他人の笑いを手がかりにすることに慣れすぎているのだ。
だから、現実のもの本質的な部分ではなく、笑い声という音によってカチッ・サーと反応させられてしまうのだ。


透明な募金箱には、あらかじめ見せ金を入れておく。
すると、募金の集りがよくなることがわかっている。

路上パフォーマンスでは、サクラを使って盛り上げる。
周囲もノリやすくなるからだ。

書籍を売りたければどうするか?
「一番の売れ行き」とか「伸び率最高」というPOPをつければいい。
書籍が良いものであることを説明する必要はない。
多くの人が買っていることさえ、伝えればいい。

自分で何を買うかを決められる人は、全体の5%だけ。
残りの95%の人は、他人のやり方を真似する人たちです。
                   キャベット・ロバート

どんな考えでも、それを正しいと思う人が多ければ多いほど、
人はその考えを正しいと見る。

これが社会的証明という、第3の影響力の武器だ。


◆◇◆◇◆自分への応用編◇◆◇◆◇
今回のルールも、言われてみればそうだと思うものだろう。
我々は、知らず知らずのうちに影響力の武器を使われている。

さて、これを自分の成長に応用しようとしたら、どうするか?

優れた考えや行動をする人たちの輪に入ればいいのだ。

自分の周りの人が前向きで革新的なら、あなたもそうなりたくなる。
社会的証明の原理が、あなたの思考と行動を後押ししてくれるのだ。

あなたは小学校の時、挙手するのは得意だっただろうか?
もし手を挙げることがほとんどなかったとしても、気にしなくていい。
あなたの周りも手を挙げていなかったはずだ。

生徒の7割が挙手するようなクラスなら、他の3割も挙手していたはずなのだ。社会的証明の原理が、生徒に勇気を与えてくれるからだ。

あなたが成功したかったら、成功している人たちと関わることだ。

挙手をまったくしないようなクラスでは、挙手はできない。
優れた集団を見つけ、その中に飛び込んでみよう。


影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか/ロバート・B・チャルディーニ
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