↑わたしのネイタルチャート。アスペクト線はアセンダント関連だけに省略した。
アセンダント天秤座は流行を取り入れた服装をする、と書かれているのを読んだけど、
わたしもアセン天秤だけど、流行みたいなものはむしろバカにする対象であることが多いんだよな笑(つまり、ここには従わない、むしろ風穴開けてやりたい、自分なりにひねってやりたい、と考えるための材料としては意識はしてないわけじゃない、ということではあるか)
流行に合わせるなんて、自分自身のこだわりとか審美眼が無い証拠じゃないか。
むしろ、確信犯的に
「周りから浮いてやる」
「目立ってやる」
「俺なりの自由な発想を主張してやる」
と思って服装は選ぶ。
溶け込んでなんとなく受け入れられるより、なんだこの変な奴は?と思われる方が良い。
これは天秤のルーラーである金星が自分の場合、常識を疑って自分流でいきたい水瓶にあるからだと思う(これはアセンダント自体とタイトなトラインでもあるから余計に表立って出てくる。)
また、これが遊び心や創作意欲を発揮、の5ハウスでもあるから、自分なりの趣味感覚や自己表現意識として外側に強く打ち出される事にもなってくる。
ちなみに5ハウスにある金星は古典的なアクシデンタルディグニティの観点から言うと「ジョイ」の座でもある(つまり金星自体が喜ぶ配置ということ)
そのわたしの水瓶金星のサビアンは「卵から生まれた子供」 である。
お母さんとへその緒で繋がってたことを否定、お母さんの教えににゃ従わん、
地上意識へのとっかかりたる手足もないつるんとしたバーチャルな卵のようなものから生まれてきたんだ、
一個のユニークな新ジャンルとして自由に中空に浮遊していたいんだ、
って感じの度数。
なのでまたさらに余計に、世間の流行になんか従いたくないよ、ということなのかもしれない。
または水瓶のルーラーをモダンの概念にしたがって天王星とすれば、月と天王星がタイトに合なんで、根っからの「アンチ多数派」、万年反抗期笑でもある。
ここもその傾向を助長している感じだ。
木星・海王星の合がアセンダントにスクエア、というのもある。
これは夢や妄想が枠を踏み越えて果てしなく広がっちゃう、
またはなんでもかんでもいいよいいよと安請け合いしちゃう、みたいな組み合わせだが
これは俺が服装コーディネートでいろいろと無駄な変なものをごてごてとつけ過ぎてしまうところに出ているのかもしれない笑。
またはスタイルが全然一定しない、あんな感じもこんな感じも試したい、となってしまうところにも出ているのかもしれない。
シンプルで簡素に、いつも変わらないテイストで、とはいかない。
むしろ複雑でごちゃついてて焦点が定まらない、カオスみたいなことになる。
うーむ、アセンダント一つについて語るにしても、そこにまつわってくるニュアンスを個別的に詳細に含めつつ考えるとなると、これほど複雑なものになってくる。
部分的なものの一般化された概念で、個々のチャートのある要素が大雑把に割り切れるというわけではないのだ。
ただ、やはり天秤は天秤なんだ、と感じるところがある。
それは、まずはファッションというもの自体が好きだ、ということ。
色彩や形のデザインの見事さに感動を覚える。
そしてデザインされたものと、それを身につける身体との間に生まれる素晴らしいコラボレーション、そこにもまた感動する。
見る人にセンスの良い人だ、と思われたい、なるべくならば好印象を与えたい、という気持ちももちろんあるだろう。
しかしまずはやはり、この、色彩と色彩の美的コラボレーション、デザインとデザインの美的コラボレーション、その相互作用から生まれる感動的なときめきというもの、これを感じて心が震えてしまうということ。それがなによりも先に立つ。
トータルなコーディネートへの強いこだわりというものがやはりある。
ある部分のカラーとまた別の部分のカラーの調和、ということをいつも見ている。
いくら派手で奇妙でごちゃついていても、トータルで見たときになんか綺麗にまとまってるよね、ひとつの絵になってるよね、というのが欲しいわけなのだ。
ハチャメチャに見えてそこにはかなり厳しい。
複数のものを組み合わせたときに、部分同士が調和しているかいないか、全体としてみたときに美しいか否か、そのことを審美眼をもって俯瞰的にチェックする第3の視点。
結局のところそれが決めている。そこを裏切れない。
こういうところ、やっぱ天秤アセンなんだな、とか思う。
ルーラーの金星自体がトラインで関わってもいるのだから余計にそこは反映されてくるだろう、金星的な美へのときめきはアセンダントに直でスムーズに響いているはずだ。
ときめきがないとだめなのだ。
しかも天秤も水瓶も風サインということで、バラエティある多彩な会話を好む。
つまりとてもカラフルな感じが好きなのも、ここに出ているのかもしれない。
多様な色彩同士の会話の見事さに対するときめき、これがすべてを決めるのだ
前に実際にある人に言われてうれしかった言葉は「派手だけど、うるさいくないね」である
アセンダント天秤座の人を何人か見てきてもやはりそうだったように思う。
まず、総じてみんな服が好きなのだな、着飾るのが好きなのだな、カラフルな色彩との良いコラボレーションにときめいているのだな、と思う。
で、全体でひとつの絵になるよう、部分同士のバランスにちゃんと気を配っているな、という感じもする。
まあ、関わる天体などによっては、また例外もいろいろと出てくるかもしれないが。
流行への気配りがあるかどうかは・・・どうだろう。
流行みたいなものがあるとしても、みんなそこに埋没しないおしゃれ感を放っていた感じがする(これももちろん例外はあるだろうけど)
流行への配慮、つまりそれが周囲の流れと調和したい、という天秤座的意識だとすれば、たしかに、八方美人的に誰にでも万遍なく愛想良くしてしまう、というところには出ているとは思う笑
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