魚座-乙女座間の満月。
あらゆるチャンネルからの電波の混在状態(魚座の太陽)。
それを高感度アンテナ(乙女座の月)が周波数別に識別・整理してキャッチ、
そしてノイズキャンセリング機能付きの解像度の優れたヘッドフォン(乙女座の月)で聴いてみる。
くっきり明瞭に聴き取れるようになった発話の数々の中から、要点を抜き出してそれをメモしておけるだろう。
そんな満月だ。
生きた人も死人も混ざる交通渋滞が整備されるかもしれない。
それぞれの形に合わせた道に誘導されるかもしれない。
水面に乱反射する光たちはスペクトル化され、
それぞれの成分ごとの大小に従った配列で明記されるかもしれない。
ごった煮の残飯から抽出した栄養素で、
カラダに良いサプリメントがつくられるかもしれない。
降霊会で降ろされた霊たちに馬の体が与えられ、
それらを名馬に育てんとするトレーナーにしっかりと引き受けられるのかもしれない。
おさまり難いあいまいで微妙で漠然とした浮幽霊のようなものたちが、
くっきりきっちり細分化されたパッケージにおさめられ、うまい具合に並べられる。
置きどころがみつかる。
そんな満月だ。
これで事態は落ち着いたかに思えた。
しかし射手座の土星からのつっこみの予感も介在している。
異文化の苦味が混ざってくる、
それは自らの成長のためにはなんとか折り合いをつけねばならない高邁な苦味。
遠大で難解なものに橋をかけるための計画を進めていかなければならないという義務感を意識させるような苦味だ。
影響を被りやすいのは柔軟宮サイン(双子座、乙女座、射手座、魚座)に天体や軸を持つ方々だ。
ところで火星は牡羊座から牡牛座にうつったばかり。
牡羊座の火星が大物を狩りに出かける蛮勇だとすれば、
牡牛座の火星は狩った獲物を煮込んでいる窯だ。
これは不味くて有害な灰汁も溜まりやすい窯だから煮込みすぎぬようにしよう。
金星は牡羊座にあり、5日から逆行している。
5日以前に直観で突っ走った「これ好き!」という感情があったとすれば、
この期間、それはそのまま駆け抜けていくことにはひっかかりを覚えるかもしれない。
反省と内省とともに、慎重に顧みる姿勢を学ぶことになるのかもしれない。
順行にうつるのは来月15日あたり。
天王星(in牡羊座)と木星(in天秤座)の180度 はわりと今ぴったりと形成されている。
誰かと手をつなぐことが、過去からの脱却と未来への前進をもたらす、という流れ。
この感じはしばらく続いている。
今回の絵はモンドリアン
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