占星術における恋愛や結婚の問題を扱った本として先駆的な名著である

 

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芳垣先生が、推薦文も書いてくれました

 

ありがとうございます!
  
  

 


『Astrology & Sex』の目次一覧↓

 


  

Chapter I: Introduction

 

Chapter II: The Sex of the Astrological Factors (占星術の諸要素における性)

 

ChapterIII: The Sex of the Native (チャートの主の性)

 

Chapter IV: The Sex Outlook of the Signs (サイン別の性的傾向)

 

Chapter V: The Houses and Marriage  (ハウスと結婚)

 

Chapter VI: The Seventh House  (第7ハウス)

 

Chapter VII: The Influence of Planets in the Seventh House (第7ハウス内の天体の影響力)

 

Chapter VIII: Sexual Abnormalities  (アブノーマルな性傾向)

 

Chapter IX: Homosexuality (同性愛)

 

Chapter X: Sadism (サディズム)

 

Chapter XI: Masochism and Other Abnormalities(マゾヒズム、またはその他のアブノーマルな傾向)

 

Chapter XII: Marriage (結婚)

 

Chapter XIII: Irregular Unions (変則的な結びつき)

 

Chapter XIV: Marriage or Celibacy ( 結婚か独身か)

 

Chapter XV: Determining the Date of Marriage (結婚の時期を判定する)

 

Chapter XVI: The Marriage Partner (結婚相手)

 

Chapter XVII: How to Read Details  (ディテールを探る)

 

Chapter XVIII: How to Compare Horoscopes (異なるホロスコープ同士の比較)

 

Chapter XIX: The Effect of Aspects Horoscopes (ホロスコープ間でのアスペクトの影響力)

 

Chapter XX: Mundane Comparison (相性における相互ハウス交換)

 

Chapter XXI: Directional Comparison  (相性の進展)

 

Chapter XXII: The Hindu Method of Comparison  (インド式相性判定法)

 

Chapter XXIII: Choosing the Wedding Date  (結婚式の日取りを選ぶ)

 

Chapter XXIV: The Consummation of Marriage  (結婚の成立)

 

Chapter XXV: Classified Rules and Aphorisms (諸々の原則、格言)

 

 

 

芳垣宗久先生による推薦文もそのまま転載↓

 

ヴィヴィアン・E・ロブソン『Astrology and Sex』について

 小池一樹氏が翻訳にチャレンジする『Astrology and Sex』は、英国の占星術家ヴィヴィアン・E・ロブソン(1890-1942)が出版したテキストである。初版は今から75年以上も前の1941年になるが、そのハイレベルな研究内容はまったく輝きを失っておらず、21世紀に入った現在でも高い評価を受け続けている。そのタイトルが示す通り、同書は男女のセクシュアリティとパートナーシップの占星術的な分析を主題としており、特にシナストリー(相性判断法)の的確さとディティールは他の追随を許さない。今日の相性占星術で最も重視されているインター・アスペクトの観察、つまり「A男の太陽とB子の月がトラインの場合…」のような読み方は『Astrology and Sex』が広く普及させたものであり、後に出版された類書のほとんどがその影響を受けていると言ってもよいだろう。また、将来の伴侶となる者の人物像や結婚のタイミングの予測法、あるいは愛と性に関するプトレマイオスらの古典的アフォリズム(格言)のコレクションも盛り込まれ、インフォーマティブかつ実用的な一冊となっている。

 

Vivian E. Robson

1890-1942

 
 地質学やラテン語等に通じた教養豊かな学芸員であるロブソンは、18世紀以降の啓蒙時代に散逸してしまった占星術文献を読み漁り、その知識を貪欲に吸収。一時期は近代占星術の父アラン・レオの後継者として雑誌『Modern Astrology』の編集長も務めるなど、19世紀末から20世紀初頭の西洋占星術の復興に大きく貢献した人物である。そのスタイルは、新しい時代の要請に応じた占星術の近代化の必要性を理解しつつも、中世やルネサンス時代のヨーロッパで興隆した伝統的な占星術の思想と技術にも大きなリスペクトを払っているという点で、斯学の性急な心理学化、あるいは簡略化が進められつつあった同時代では異彩を放っているといえよう。『Astrology and Sex』はその代表作であり、「20世紀の古典」と呼ぶに相応しい名著なのである。

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