今日はあの世の人の思いを通訳した。

ペットの犬の気持ちも通訳した。

ペットはまあ、やったことあったが、死んだ人のは初めてだったから、依頼がきたときは正直焦ったな。

オレはイタコじゃないし、犬語も分からないよ、と突っ張ねる人は突っ張ねるだろう、しかし
カードめくれば何かは出る、ホロスコープ見れば何かは出てる。そうだオレには、

自分の能力の限界や、形あるこの世の境界なんかにはまったく関係のない、ある意味万能の媒介者がついているのだ。

どんな質問が来ようが、よし分かった、と言ってカードを出すなりホロスコープ見るなりするだけである。

そしてそこに出た何か、出ている何かから言葉をひねり出さねばならないだけである。

今回は学びたてのホラリー(質問を受け取ったそのときのチャートから様々なことを推理する、占星術の古典技法)を使った。

で、なんとか解答をひねり出した

その死んだ彼を表す天体が土星で第4ハウスにあったので、あなたの帰る場所、親のことについてとか、もしかしたら心配してるんじゃないか?と言った

そしたらなんと、まさに彼女が抱えている問題に符号するところがあって(支配的な母親を嫌悪しており実家に帰りたくない)、かなり深い納得を得ることができてしまった。そしてそこを端緒にまた新しい会話もできた。

彼女はあの世の彼に語り掛けるべき言葉(「その心配は不要だ。わたしは東京で犬となんとかやっているから大丈夫だよ」)がみつかり安心したと思う。

こいつは偶然か、それともホラリーがちゃんと機能してほんとうに死者の意志を代弁したのか。はたまたオレの都合の良い誤読がたまたまヒットしてしまったのか

そんなことオレには分からない笑

何はともあれオレは答えることができたし、それで彼女のわだかまりはとりあえず解消したみたいだった。万歳だ。

ここで大事なのは、何が可能なのか、何が本当なのか、それは証明できるのか、そういうことじゃない。

彼女の信じたがっているお話(オレが死者や犬の気持ちを代弁できるかもしれない)に沿って、彼女の気持ちが納得いくように、オレがうまい具合にお話をつなげてあげられた、ということ。それで彼女の気持ちは救われたのだ、ということ。それが大事なこと。

(もちろん、後ほど検証可能なリアルな問題に関してはこう大らかにはいかない)


ペットの気持ち、に関しては、彼女とペットの関係、ということでタロットで一度にたくさん出してみたが
その中に『愚者』(ペットの内心を示すポジション)と『ワンドのクイーン』(将来の状況を示すポジション)があった。

これは面白い。愚者には犬が、ワンドクイーンには猫が、ある意味どちらもペット付きのカードだ。

この2枚にかこつけて、犬はいつもあなたの傍にいたいと思っている、そしてあなたをとても応援したいと思っているのだ、ということにした。これはあながち的を得ていなくもないと思う。おめでとう!



うん、なんでも質問してよ。電柱と亀の相性だろうと、ボウリングするあなたをカブトガニがどう思うのかについてだろうと、こたえられないことはないね。



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