日本から、どっさり、という程ではないけれど、着物や帯をいくつか持って来ました。


近いうちに写真載せますが、ここではまず先月の里帰り中に着た着物の写真をお見せしましょう。

デジカメを持っていかなかったので、一緒に行った方に撮って送って頂いた写真ばかりですが。


芦屋

2月17日芦屋。 黒い小紋とオレンジの帯は母のお古。絞りの羽織は娘時代に作ってもらったものですが今回初めて使用。春さんはシックなスミレ柄の小紋。私もこういう大人っぽいの着たいなあ。


京都4   京都1

2月21日京都 。大きな紅白鏡餅はグランヴィアホテルのロビー、3人姿は呉服屋「ゑり善」さんで。

赤い道行コートも娘時代にはほとんど着なかった代物。今回ロンドンに持ってきました。青い花柄小紋とオレンジ色の帯は春さんからお借りしたもの。衣装持ちの春さんが私好みのものを選んで下さり、まだ仕立て下ろしでした。

郡上紬をたくさんお持ちの春さんはその中の一枚をお召しに。春らしいオレンジと緑。茶色の羽織がまたシック。

渋い紬に塩瀬の帯のKさんは京都ご在住で日常的に着物をお召しの方なので、きびきびとした身のこなしで颯爽としていらっしゃいます。



名古屋   

2月23日名古屋 。真ん中が私、縦縞がおくまさん。パチン子さんの成人式以来初めての着物はお母様の形見。3人とも前日のタカシマヤの呉味市の戦利品を身につけてます。私の黒い着物とお二方の赤い道行コート、なんと3点合計で1万円以下。

名古屋のホテルから温泉に行くところ。


雪輪2     白帯

大好きな雪輪の柄なのでつい買っちゃいました。新品だけどポリエステルなので格安。ちょっとサイズが大きいので娘にもOK。お公家さん柄の帯は春さんからの頂き物。ロンドンで受けそうです。


薄緑訪問着   グレー訪問着

今回は着物を買うつもりではありませんでしたが、オペラハウスで映えそうな訪問着が信じられないお値段だったので2枚も買ってしまいました。

神戸で買った左のペパーミントグリーンは裏が変色しているのですが新品。名古屋のコメ兵で見つけた右のグレー地はお古ですが、わからない程度の汚れ。

考えてみれば、訪問着というのはちゃんとした場所に着て行くものゆえ古着屋さんで買う人は少ないのでこんな破格の値段になるのでしょう。こういうのがオペラハウスでは一番ぴったりなので得した気分。2枚で5千円なんて、どうなってるの!と馬鹿馬鹿しくなるでしょう?

グレーの方は2月25日に名古屋 の着物グループの会合に着て、展示会にも行きました。


金色帯 帯もコメ兵の中古品で1万3千円。重宝しそうな金色の袋帯でしょ?



この他にも一目惚れした雪輪柄の帯も買ってしまいました。結構な値段にも拘わらず。

着物も帯も実家から持ってだけで買うつもりはなかったのに、見てしまうと誘惑に勝てません。値段が安い場合のみなので大した被害ではありませんでしたが。

でも、古着であっても自分で選んで着物を買ったのはこれが初めて。今までは全て母の好みでしたから。



♪さあ、一気に増えたのでまず何を着るか楽しく迷っちゃいま~す♪


上記の他、昔の自分のと母のお古で下記を持ってきました。写真はまた追々載せましょう。

雨コート、もう一枚羽織、色無地2枚、黒の小紋、白い単の小紋、夏大島、帯ふたつ、小物少々。


日本で着物を着るのは緊張しましたが嬉しかったです。

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男たちの大和

無事に帰宅しました。

でも成田からヒースローへの飛行機は満席でほとんど一番後ろの席だったので出るのが最後になり、おまけに入国管理が長蛇の列で50分も掛かり、やっと出てきたらbaggage reclaimの表示がすでに終了していてスーツケースを見つけるのに一苦労。こんなこと初めて。入国を厳しくするのは結構なことですが、永住権を持って長い間たくさん税金払ってる私も同じ扱いかよ!



機内で映画「男たちの大和」を観ました。映画の出来もよかったですが、ちょうど私の両親が主人公たちの年齢なので思いはそちらに。


先日母と温泉に行ったときに、お酒には強い母が珍しくほろ酔いになり、父が戦地から引き上げてときのことをしきりに懐かしがっていました。まだ結婚する前のことですが、生死もわからないまま終戦後3ケ月で突然無事帰還の連絡があったそうです。


父は激戦地だったフィリピンのミンダナオ島の前線に送られて九死に一生を得てしばらく捕虜になった後引き揚げてきましたが、この映画の主人公のように自分だけ生き残ったことに複雑な思いがあったらしく、ずっと戦友との付き合いや戦死者の慰霊には熱心でした。


私はとくに父と仲良しだったわけではないですが、イギリスに来てから一度だけ手紙をもらったことがあります。結婚したいと連絡したとき、母親の手前、一緒に反対していることになっているが本当はそうではなく、私の選択を信用するから好きなようにしなさいということでした。目の前で米軍兵士に仲間を多数殺されたので私がアメリカ人と結婚したいと言ったらとても嫌だけど、イギリスは敵であっても直接殺し合った経験はないので気にしないとも書いてありました。

この手紙はとても嬉しくて、父にも反対されたらトーチャンと結婚しなかったかもしれません。


父はいつも私の望みを叶えてくれようとしたので、相手がアメリカ人であっても多分許してくれたと思いますが。


母はずっと遠くにお嫁にいったことに文句言ってましたが、父は私がどこにいようと幸せならそれでいいと言ってくれて、私の娘の写真を机の上に飾ってました。


今年の秋は父の十三回忌。仕事の都合がつけば法事に行こうかなと思っています。

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成田空港

強風のためにセントレア発成田行きの飛行機が30分遅れて成田空港での乗り継ぎ時間が短くなってしまい、日本にいる間にアップしたかった「フィガロの結婚」をここ(ヤフーカフェ)で完成できる予定だったのにちょっと無理かも。


そこまでするか、と自分でも呆れるけど、やり残しはすっきりしないし、ロンドンに帰ったら忙しくなりそうだもんね。


嗚呼、文章を早く書く能力が欲しいなあ。

今神様に望みをひとつ叶えてあげると言われたら、一番は宝くじに当たって退社することだけど、2位はこれかも。今さらすごい美人にしてもらっても遅すぎるしね。


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今日は日本最後の日、晴れて暖かくて最高の着物日和。ネットで発見した名古屋で着物でご飯を食べに行くグループのお仲間にして頂いてランチしました。

名古屋中が見渡せる新しいホテルの30階の洒落たフレンチレストランで着物姿の女性が11人も集まったんですよ。壮観でしょ?中年おばさんは私だけで他は若い方がほとんどだったので、とても華やか、やっぱ日本女性は和服がいいわと再確認。皆さん着付けもぴしっと決まってとても美しかったです。

私には初対面の方ばかりだったけど、着物という共通の趣味があるのですぐ打ち解けて楽しくお喋りできました。


お料理も上品で美味しくて盛り付けもトレビアン。フレンチだけど京料理のような繊細さ、日本の食文化ってすごいわ。イギリスと比べればどの国も勝てるとは思うけど。


小紋の着物の方が多い中、私は訪問着だったので一番フォーマルでちょっと浮いてたかも。食事に訪問着は大袈裟なのは承知でしたが、一昨日買ったグレー地の品の良い訪問着と渋い金色の袋帯を早く着たかったのです。ロンドンでオペラハウスに着て行くために買ったんですけどね。


その後7人でさる着付け教室主催の着物展示会へ。私は展示会に行くのは実は初めて。着物好きにとっては蟻地獄とも言える展示会の恐ろしさはよく聞くのですが、私は明日日本を離れる身、絶対安全なので安心して目の保養に徹することができました(例えしばらく日本にいる身でも金銭面の制限があるので心配無用なのですが)。

2時間程いて展示者さん方から色々お話も伺ったし、珍しい「爪織」をなさる方の爪も見せて頂いたり、興味深い時間を過ごせました。ちゃんとした着物を見るのは古着屋さんで掘り出し物を漁るのとはまたちがう楽しみですね。


しかし、そんなところに行くとわかっていたら母にきちんと着付けてもらうんだったわ~。慌てて自分でやったので、古着なのでサイズ合わない着物だったし、恥ずかしい思いをしましたことよ。まさか、この訪問着が古着屋で今日のランチより安い値段だったことは悟られなかったでしょうけど。



さて、明日の早い便で帰国します(セントレア発成田経由)。時差の関係でロンドンには同じ日の夕方に着きます。そしてもちろん月曜日から仕事(ゲロゲロ)。


あっという間のようでもあるし長かったような気もする2週間でしたがお天気にも恵まれ毎日楽しく過ごせました。結局いつものような強行スケジュールになったのですが、体調も万全で無駄なく密度の濃い休暇となり、良い気分転換になりました。

今回は新しい試みとしてネットで知り合った方たちと会う機会を多くセットしたのですが、皆さん不思議なくらいイメージ通りで、新しい出会いなのですが、ずっと前から知っているような親しみをいつも感じました。


ロンドンに帰ったら時差ぼけと溜まった仕事とダイエットという三重苦なのですが、リフレッシュしたので乗り切れるでしょう。

また温泉

里帰りとは名ばかりで、私の日本滞在はいつもあちこち旅行しまくり。今回はいつもよりはゆったりしたスケジュールですが、まとめて7泊出掛けて、今日帰って来ました。


昨日は友人と3人でまず名古屋のコメ兵という有名な質流れショップの着物セクションへ全員着物姿で行きました(一式持つより着る方がある意味で楽なので)。おくまさんは毎日着物で仕事のベテランですがもう一人のパチン子さん は着物は成人式以来はじめてというお着物初心者。おくまさんと私とで着物ファンを一人増やそうという魂胆です。


コメ兵には2時間くらいいたでしょうか、女3人の買い物は「まあ、それとってもいいじゃない!あなたが買わないんなら私が買うわよ」などと褒め合い奪い合い気分が高ぶって、どっさり買ってしまいましたわ。それでも信じられないくらい安いのがこの店の魅力で、千円以下の着物や帯も結構あり、もう金銭感覚狂いっぱなし。


前日タカシマヤの呉服バーゲン催物でも買ったので、すごい荷物をかかえて「どっこいしょ、どっこいしょ」とよろよろ往生こきながら温泉に向かう和服姿の中年女3人。おくまさんとパチン子さんはぱっちりした美人なんですけどね・・。

また西浦温泉というのが結構僻地で着くまでに大変で、あの安い値段はそれが理由にちがいないし、愛知県の海沿いに単線二両のワンマン電車があるとは思いませんでした。


温泉1 海を眺める露天風呂


夕方旅館に着いてすぐ今日の戦利品を広げて試して写真撮ったりしていたらあっという間に日が暮れてしまい、海に沈む夕陽を眺めながら入る露天風呂が目玉なのに間に合わなかった! 折角の素晴らしい晴天だったのに~。部屋から見たからまあいいですが。


夕食後は遅くまでお喋りしましたが、今朝はもちろんトリノ五輪観戦のため朝5時に起きましたよ。

日本はやっと金メダル取れてよかったですね。おめでとう。などど日本選手になじみの薄い私はどうしても他人事で、本当はスルツカヤ選手に勝たせたかったんです。彼女が赤いほっぺのイモ少女だった頃から長い間ヨーロッパ選手権などで見守ってきましたからね。アメリカ人にも負けて3位だったのは特に残念です。


温泉から名古屋に帰り、今日は洋服でまたコメ兵に3人で行ってしまいました。私はもうスーツケースが一杯にちがいないのでこれ以上は買えず、あれこれ選んでいる彼女たちを残してショッピングから撤退。


明後日の便でロンドン発つので、いよいよ明日だけ。最後はまたオフ会で、これが5つ目。着物で数人の方たちと名古屋でランチ。どれ着ようかなあ?今回買ったものと母親のお下がりで衣装もちになりましたからね。