<9th Nov Wed>

昨夜は米選挙のスリルを深夜番組でリアルタイムで味わう予定で今日は会社は休んだのに、忙しい一日だったので疲れてしまい睡魔に勝てず・・ぐぅぐぅ。 悪い予感はあったのでそんなに驚きはしませんでしたが、「オー・マイ・ゴッド!叫び」、と言い続けた一日でしたポーン  世界に与える影響はEU離脱どころじゃないわけで・・・。

イエスティン君のマスタークラス、バレエ「アナスタシア」、着物お出掛け等、またネタが山積みになってしまいましたが、まずホフマン物語初日を、過去の歌手たちとも比較しながらざっくりと。

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ホフマン物語、リハーサル(→こちら)に続いて11月7日の初日にも行ってきました。

 

恋の矢Les Contes d'Hoffmann

Music Jacques Offenbach
Libretto Jules Barbier and Michel Carré
Director John Schlesinger
Set designer William Dudley
Costume designer Maria Björnson
Lighting designer David Hersey
Choreographer Eleanor Fazan
Fight director William Hobbs
 
Conductor Evelino Pidò
Hoffmann Vittorio Grigòlo
Four Villains Thomas Hampson
Olympia Sofia Fomina
Giulietta Christine Rice
Antonia Sonya Yoncheva
Nicklausse Kate Lindsey
Spalanzani Christophe Mortagne
Crespel Eric Halfvarson
Four Servants Vincent Ordonneau

メモレビューも揃いました。名前をクリックすると記事に飛びます。

Telegraph ★★★★
Guardian ★★★★
Independent ★★★★
Times (£) ★★★
The Stage ★★★
Bachtrack ★★★
Arts Desk ★★★
WhatsOnStage ★★★

 

3ツ星が一番多くて4ツ星も少し。私の評価は3ツ星で、4ツ星がいくつか出たことにちょっとびっくりしましたが(のろい指揮でだれてたし・・)、パフォーマンスに関しては間違いなくヴィットリオ・グリゴーロが一人で頑張って引き上げましたね口笛。 過去のアーカイブはこちらでご覧下さいですが(→こちら)、ドミンゴ、シコフ、アルフレード・クラウス、丸ちゃん(アルバレス)、絶頂期のヴィラゾンという歴代のそうそうたる顔ぶれの中でもグリゴーロはベストの一人に違いなくて、36年間やってるこの豪華なシュレジンジャーのプロダクションの最後を飾る素晴らしいホフマンでした拍手

 

 

反対に足を引っ張ったのはオランピアと複数悪役のトーマス・ハンプソン。ハンプソン、ビジュアル的にはばっちりでチャーミングだけど、彼の音域には合わなくて低音に迫力なさ過ぎショボーン。後半は少し挽回したけど、最初なんかぐらぐらして歌に聴こえなかったほど。 まあ、この役では今まで大した人が出てないので、彼が最低ってことはないでしょうが・・。

 

私は2000年の丸ちゃんホフマンから観てるのですが、オランピアに関しては、その時の可憐なデジレ・ランカトーレはよく覚えてます。2004年のまだちゃんと声が出てたヴィラゾンの時はエカテリーナ・シウリーナですから、この3人の中では今回のソフィア・フォミナが一番劣るでしょうね。 お人形さんのように可憐で細くて透き通った声であって欲しいのに、容姿も声も正反対・・。更にリハーサルの時はまだなんとかOKだったのに、初日は緊張したのか、声の切れが悪くてがっかり。 ハイライト大切なんだから、他に誰かいなかったのか?

 

ジュリエッタのクリスティーン・ライスは余裕たっぷりで文句ないのですが、ロンドンで出過ぎてるので、できれば他のメゾで聴きたかったかな。

一見地味だけど歌唱力が要求されるアントニア、今回は真打登場とも言うべきソニア・ヨンチェバで、素敵な箇所も多いけど、苦労した高音が割れ気味で・・・。 アンジェラ・ゲオルギューの方がこの役には向いてます。

 

ホフマンと一緒に出ずっぱりの二クラウスのケイト・リンゼーは、トーチャンも「可愛いね」、と言ってたくらいチャーミングで、すごく好きな声ではないけど、トータルでは素敵。

 

今回は正面からプロダクションを愛でるために立見したのですが、その甲斐ありました。初めて全く見切れずの完璧に見えたのですが、さすがに古めかしさは否めませんが、色んなモノが可愛くて見所満載。なによりも音楽を引き立てようという意図が明らかで、あらためて1980年のプロダクションって良いものが多かったと感激。今は演出家のエゴが最重要視されてるようですからね・・。

 

 


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