<11th Aug Mon>

台風珍しくハリケーンの影響で、晴れ間と嵐が交互に来るという不安定な天気のロンドン、急に涼しくなって、一気に秋の気配すら感じられます。


1週間前のバービカンのメンバー向けハムレットの異常な熱狂振りについては→ で書きましたが、今日の一般発売についても、言わば乗り掛かった船、どんなんだったか一応レポートしときます。




             

今日は開始時間の10時直前になって「あっ!、そう言えば今日が一般販売開始だったわビックリマーク」、と気付き、「一体どんだけの人が待ち列にいるんだろう・・・」と恐る恐るサイトに入ってみたら、「10時になったら待ち列をオープンし、自動的にそちらにご案内します」、という用意周到な体制になってて、そりゃそうよね、メンバーの時よりどっと押し寄せる筈だもんね、さすがの危機管理だ。そして、親切なことに、「ストール席は売り切れ云々、残席状況も書いてあり、それは時折アップデートされてました。メンバー向けにはそんなことしてくれなかったわよね。


でも、間もなくオープンしたら、なんと、意外なことに、たった千人しか待ってる人がいなかったんですよね、これが目。 肩すかし食らっちゃいましたが、どっかで切符はもうほとんど残ってませんよとか書かれたかして、トライする人も少なかったのかしら? (ビックリマーク追記: 他の人たちに聞いたところによると、どうも10時前にオンラインに入った場合は入った順に番が来るのではなく、10時の時点で列にいる人たちにランダムで順番を付けたらしいです。すっげー不公平えっ


あっさり30分くらいで私の番が来たけど、今更買うつもりはないので放っておいたら(勤務中ですしね・・)放り出されたので、興味本位でどれどれと再び入ってみたら、


ぎえ~っ!、今度はびっくり仰天の2万8千人待ち叫び


皆さん、律儀に10時になってから入ってらっしゃったんですね、きっと。その時に甘かったと思い知ったことでしょう。私も今回の騒ぎで学びました。


5時の退社時間になってもまだ1万9千人もいたので、本気で待ってた人はお気の毒と同情しながら帰宅し、夕食済ませてから入ってみたら、今度はあっさり「完売!」で、待ち列もへったくれもありませんでした。


ということで予想通り初日で売り切れてしまいましたが、このためにメンバーになった人がもしかすると万単位でいたかもしれず、バービカンは笑いが止まらないでしょうにひひ(もしかしたらこれで儲けた分がクラシック音楽畑に還元されるかもと思って実は私もほくそ笑んでますが)、もしカンバーバッチが降りたりして公演自体がキャンセルになって切符代は払い戻すことになってもメンバー入会費は貰いっ放しですもんね(ひらめき電球あ、これって、日本で超人気のヨナス・カウフマンの冬の旅のリサイタルの切符を買うのに、プロモート先が「まず会員になって頂きます」と言ってヒンシュク買ったのと似てますね)。 


因みに、バービカン以外でもハムレットの切符を売ってるところがあったそうで、ミュージカルとかの切符を売ってるエージェンシーらしいのですが、バービカンみたいに「メイン購入者の写真付きIDを提示が必要です」なんてことは言ってなかったそうです。そりゃそうだわよね、そんなの実行不可能だから、あれはバービカンの悪あがきだったってことか。


それならば、というわけではないけれど、やっぱりこれだけ話題になってる舞台だ、初日の切符買っとけばよかったかなと実はちょっと後悔した私むっ。いえ、カンバーバッチもハムレットも特に観たいわけじゃないんだけど、きっと初日は演劇関係の有名人が押し寄せるだろうからという単なるミーハー。でも、そのために30ポンドも出してうんと後ろの席しか買えないのも馬鹿らしいので、初日にバービカンシアターの入り口に立ってればいいのよね。そしたら無料で有名俳優も見られるじゃん。って、一年も先のことだから忘れないようにスケジュールに書き込んでおかなきゃメモ


それよりも、バービカンのサイトによると、公演が近づいたら1日百枚10ポンドで売り出しますということなので(→こちら )、運よくそれが買えたら観に行ってもいいかな。って、もっと競争激しいだろうから買えるわけないですけどね。


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