<29th Sept Thus>

今週は仕事も忙しくて疲れてるのに、今日はろくなことがなくて・・むっ

 

ウィグモアホールのCTチェンチッチのコンサートもがっかりなことが多かったんですが、ロベルト・アラーニャの12月のROHのトロバトーレを降板とのニュースがガーン(→こちら

11月末に副鼻腔の手術をするんだそうですが、時期を選べるのであれば、なにもロンドンを蹴らなくても・・えーん

或いは、なんでしょうか、この夏にプレミエだったトロバトーレの衣装を見て「俺はこんな囚人服みたいなパジャマ着たくねえよむっ」、と嫌気が差したんでしょうかね? 気持ちわかります。あれはひどいしょぼん

7年前のトロバトーレ(→こちら)は赤いシャツが可愛かったのにね。他の人も前の方がうんと素敵。

 

 

 

しかし、アラーニャ降板、切符売る前に言って欲しかった。フレンズ予約が終わってばかりなのに・・。 代役は未定とのことですが、おやっビックリマーク、ROHのcast changeの発表に「決まったらすでに持ってる切符をどうしてくれるのか選択を与えます」、なんて珍しいことが書いてあるじゃないですか。そりゃ、アラーニャ目的で高い切符買った人は怒るでしょうからね。私だってリターンすればすぐに売れる席ではあっても手数料掛かるわけで、張り切って3回分買ったのをどうしてくれるんだパンチ!  

しかし、そんな珍しい親切オファーがされるってことは、うんと格下テノールしか掴まえられない見込みってことか? これが一番いやだえーん

 

因みに、後半のトロバトーレはホロ様(ディミトリ・ホロストフスキー)が出るんですが、彼は最近癌治療のためウィーンをキャンセルした彼が果たして来年1月のROHトロバトーレに出てくれるんでしょうか? 2009年のトロバトーレはアラーニャとホロ様の共演で素晴らしかったのですが、売り物である二人を今回は一緒には出さないで違うチームに分けるというせこいことしたのに、結局両方とも倒れたらなんのこっちゃ?

 


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音楽仲間の胡蝶蘭さんからお借りしてる着物を初めて着て、9月26日にウィグモア・ホールにご一緒しました。まだ9月だけど、早々と菊柄の帯で。これが今年31回目の着物お出掛けですから、今年はかなりペースが遅くて、最低記録更新かもしれず、秋限定の帯は機会を逃さず締めましょう。

     

 

胡蝶蘭さんはシックな色合いの麻の葉柄の紬に白い帯ですっきりと。

何度か二人で着物で行ったことのあるローゼンブラット・リサイタル・シリーズ。

 

アレック・シュナイダーという若いアメリカ人テノールで、今ROHでやってるセヴィリアの理髪師のロジーナであるダニエル・マック嬢は彼の奥様だそうです。美男美女で歌も上手なラブリーなカップルだわ。 彼女がグリーンルームに来てなかったのは残念でしたが。

 

 

Alek Shrader tenor

Roger Vignoles piano

 

Igor Stravinsky (1882-1971)

The Rake's Progress - Here I Stand

Iain Bell (b.1980)

The Undying Splendour - A lark above the trenches/Comrades/Gallipoli

Virgil Thomson (1896-1989)

Mostly About Love - Love Song/Down at the Docks/Let's take a walk/A Prayer to St. Catherine

Otto Nicolai (1810-1849)

Die lustigen Weiber von Windsor - Horch, die Lerche singt im Hain

Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)

Die Entführung aus dem Serail K384 - Ich baue ganz auf deine stärke

George Frideric Handel (1685-1759)

Semele HWV58 - Where'er you walk

Samuel Barber (1910-1981)

Now have I fed and eaten up the rose Op. 45 No. 1/A Green Lowland of Pianos Op. 45 No. 2/

O Boundless, Boundless Evening Op. 45 No. 3

Stephen Collins Foster (1826-1864)

Beautiful Dreamer/I cannot sing tonight/If you've only got a moustache

George Frideric Handel

Partenope HWV27 - Barbaro fato, sì

Gioachino Rossini (1792-1868)

Les soirées musicales - La danza

アンコール-サミュエル・バーバーのSure on this Shining Night

 

 

ロンドンは初めてなのかな、緊張してたらしいのと風邪気味だったせいかどうかはわかりませんが、高音が上手く出なくて喉が閉まってしまう感じになったのは残念。

でも、それ以外は芯のあるクリアな美声は私好み。西洋人にしては少々短足気味とは言え、舞台映えのする美男子で、二枚目役にぴったりなのはテノール界にとって貴重な存在です。

 

色々混じったプログラム、このシリーズだとオペラのアリアをもっと歌ってくれるのに今回はほとんどなくて、あっても彼には合わないのがほとんどだったのは不満ですが、容貌も声も明るいアメリカンボーイの彼が歌う軽いアメリカン歌曲は素晴らしかったです。 いつかフルオペラで聴いてみたいテノール君でした。

 

 

       

 

 


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Travelzooというオンライン割引サイトで、ROHのコジ・ファン・トゥッテが9月29日、10月3日、7日、12日限定ですが、トップ5の値段の切符が85ポンドで買えるというオファーが出てます。元値が一番高い190ポンドのを買えば半額以下ですよ。

詳しくは→こちらをご覧下さいですが、

ROHの頁(→こちら)でBuyをクリックしてから右上にCosiTravelzoo16 というコードを入力して下さい。

評判がそんなに悪いわけではないのに売れ行きが悪いのは有名歌手が出てないからでしょうね、きっと。

 

そのレヴューですが、私は9月22日の初日を観たときに「3ツ星が並ぶんじゃないかな」、と書いたのですが(→こちら)、なんと、こういうことになってます。 クリックで記事に飛びます。

 

The Stage ★★★★★
Evening Standard ★★★★
The Guardian ★★★★
Independent ★★★★
The Telegraph ★★★
The Times ★★★
What's on Stage ★★★
The Arts Desk ★★
Bachtrack ★★

 

プロダクションの写真は→ をご覧下さいですが、一見まともなプロダクションなのに、5ツ星から2ツ星まで評価が分かれるとはビックリマーク

 

私の評価は3ツ星。 シアターを舞台にして色々工夫してるのは面白いけど、ひねり過ぎの割にはセットや小物全てがリアル過ぎてつまらないからです(壁紙と椅子だけで洒落た雰囲気を出してる「セヴィリアの理髪師」がいか洒落てるかがあらためてわかりました)。

冒頭で主役たちがモーツァルト時代の衣装でカーテンコールをしてるところに遅刻した二組の恋人たちが息せききって現れたり、衣裳部屋で姉妹が男二人が脱いだ衣装を見つけて奴らの正体を知り、そうと知りながらもっと積極的になる妹ドラベッラには納得etc.、「あら、なかなか良いじゃん」、と感心した点もありますが、なんかダサい印象。

 

びっくり

ところで、ROHでもう一つびっくりしたことがあり、それはなんとパッパーノ大将(或いは同姓同名の人)がCity LitというROH近くのadult educationのクラスで歌の指導をしてるんです(→こちら!!。 本当にパッパーノ大将だとしたら、お金が目的なわけないので、いつもの緊張感から逃れてド素人と接するのを面白がっているんだろうか? 謎だ。 (その後、なんと、従兄弟であることが判明。お騒がせしました・・おーっ!

 


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<25th Sept Sun>

昨日の土曜日、日本からのお客様をご案内しました。

まずは我が家から車で30分くらいのハットフィールド・ハウスHatfield Houseで、トーチャンと私も久し振り。

生い立ちはちょっとユニークで、写真の左下の茶色いオールド・パレスOld Palaceにはヘンリー8世の子供たち(エリザベス一世を含む)が住んでいたのですが、エリザベス女王の後継者であるジェームス1世が重臣に「わしはこの屋敷が好きじゃないから、お前のうちと交換するのじゃビックリマーク」、と命令したんだそうです。

Old Palace、きっと流行後れだし使いにくかったんでしょうね、中庭を囲んでこの4倍あったのを一部だけ残して壊し、その材料を再利用して右上の建物が1611年に完成。それ以来400年、同じ貴族ファミリーが所有して実際に住んでいるそうで、この手のお屋敷にしてはなんとなくアットホームな雰囲気も。

 

維持するためには金儲けに使われるのは仕方のないことで、イベントがある時はこのオールド・パレスには一般訪問者は入れません。昨日も結婚式のため、私たちは見学できず、内部の写真はウェブからのパクりです。 

 

その代り、ジャコバン様式のこちらのお屋敷の中は写真OKなので、ご案内します。400年前の雰囲気そのままの筈なのに、玄関前のモダンな噴水は邪魔ですが・・。

4日間の室内楽フェスティバル中で、マーブルホールで夕方からのコンサートのリハーサルをやってましたが、おや、ピアニストはメルヴィン・タン。ヴァイオリンのおっさんもWigmore Hallでよく弾いてる人だわ。 フェスティバルについては知りませんでしたが、オールドパレスでやる時もあり、出演者もなかなかの顔ぶれ(→こちら)。10月12日には「リゴレット」もやるようですが(→こちら)、私は先約ありで残念。 でも、ここには簡単に来られるし、今後は事前に要チェックだわ。

 

 

暖炉の上にはジェームス1世の像まじかるクラウン

                                                     400年前の麦わら帽子ハット

 

 

 

お土産ショップやカフェもなかなか充実してて、ここでランチしてから、車で1時間のケンブリッジ車

他にどっか開拓できたら良いんですが、皆さんに喜んで頂けるのでついここばかり来てしまい、私とトーチャンは今年3回目。

 

交通渋滞でえらく時間が掛かった上に、なぜかあちこちのカレッジが閉鎖されてて、いつもほど見学できなかったのは残念ですが、おかげで、街中が観光客でごった返す中、関係者以外は入れないトリニティ・カレッジはとても静かでした。 

    

トリニティ・カレッジのチャペルの入り口にはトーチャンのヒーローであるアイザック・ニュートンりんご

パンティングと呼ばれる舟遊びのケム川沿いにいた牛のファミリーおうし座

 

いつでも行けると思うと行けない所に、お客様のおかげで行けるのはいつも嬉しいです。

 


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<23rd Sept Fri>

今日の久し振りの着物お出掛け、6月に手に入れた茶色の着物を初めて着てみましょう。イギリスに長年お住まいだった日本人の奥様が亡くなられて、たくさんの着物がオークションに掛けられ、私はオークションには行けませんでしたが、縁あって私のところに来た一枚ですから、茶色は苦手ですが、奥様を偲びながらオペラハウスに行きました。 袷ですが、20度くらいだったので大丈夫。

   

ラメでキラキラしてるので、ついでに帯も光らせてしまおうと、実家の母のお下がりで銀色地に金の刺繍という菊柄の名古屋帯に。 マチネのオペラで昼間っからに光る素材というのもナンですが、ダークな着物は明るい日中にこそ映えますもんね。ガラス越しに見える雲ひとつない青空が眩しいったら。

 

 

私を含め10人でセヴィリアの理髪師を観たのですが、混んでるオペラハウスであちこちご案内しようと欲張ったため引率が大変だったものの、ロイヤルオペラハウスの良さはわかって頂けたかと。

オペラを初めてご覧になる方がほとんどでしたが、珍しい平日のマチネで評判の良いオペラを、公演半ばにして3日前に放出された舞台袖の10ポンドの席でまじかにご覧頂けたのはラッキーでした爆  笑

 

「ロマンスの主人公であるテノールがもうちょっと素敵な人だったら良かったのにねえ」、ということだけが残念だったと皆さんに言われました。たしかに普通に考えたらそうなりますが、良くも悪くもテノールは容貌の貧しい人が多いというオペラ界の事情も理解して頂けたわけですてへぺろ

 

 

カップケーキコーヒーオペラの後は有志で近くのカフェでお茶。 噂には聞いてたBBベーカリー(→こちら)は初めてでしたが、「可愛い~ふんわりリボン」、と7人でキャーキャー言いながらガーリーな個室でゆっくりお喋り。 カジュアルな雰囲気の中、アフタヌーンティは量も控え目で美味しくて29ポンドというのは高級ホテルの半額ですよ。

5月から計画したオペラ鑑賞会とお洒落なカフェで、充実した女子会でしたが、安い値段で気軽にオペラを楽しめるのを知って頂けて敷居を低くすることができたかな?

 


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