<30th Mar Mon>


桜日本の満開の桜の写真をあちこちでたくさん見ますが、綺麗ですね~。 


でも、一体私はあと何度日本で桜見物ができるのかしらん? 今の会社にいる限り、この時期は忙しくて休暇は無理なので、早くリタイヤして酔っ払いさん達と一緒に桜吹雪の下でお酒を飲みたいものですお酒


この時期、日本に行くのはおろか、ロンドンの春だって楽しめないこの身が辛いわけですが、それを可哀相に思ったか、先週の金曜日にトーチャンが一人で都心の公園に行って、写真を撮ってきてくれました。今年になって60歳になったトーチャン、地下鉄の切符が無料になったので、すっかりフットワーク軽くなったこと走る人


年上の私が殺伐としたオフィスでヒーヒー言ってるのに口惜しいけど、自分の高性能のカメラで撮ってくれて「ブログに載せたらいいんじゃない? 今、ネタないでしょ?」、と図星で言われたんじゃ、素直に好意と受け取って使わせてもらいますかね・・むっ

カメラクリックで拡大しますので、まだ寒そうなロンドンの春の様子でもご覧下さい。リージェンツ・パークプリムローズ・ヒルです。


    

木蓮は満開、チェリーブロッサムはもうちょいってとこでしょうか。


    

この黄色いラッパ水仙、構造が普通と違って妙な造りビックリマーク

     

白鳥は嫌というほどいるけど、黒鳥は貴重。  ユーモラスなサギがいたら写真撮りますよね、そりゃ。



    

  !!知らなかったけど、黒鳥って真っ黒じゃなくて、実は羽で隠れた部分は白いわけ?


         
やっぱり、ヒヨコは可愛いラブラブ  

 目え~っ! 公園にはラクダも放し飼い? 

って、そんなわけはないので、これはリージェンツ・パークにあるLondon Zooロンドン動物園を外から眺めただけです。


     




     


     



プリムローズ・ヒルからはロンドンのランドマークが一望に見渡せます。 

でも、そう言えば、ここには何年も行ってないかも。


最近やっぱり一番目立つのはシャードだわね。そう言えば、60歳の誕生日にてっぺんの展望台に行ったっけね(→こちら )。 


あれからもうすぐ2年。 今年はなにしようかな? 会社は休むつもり。

誕生日は4月23日ですが、4月のうんと初めじゃないだけ良かったと思わないとね。


これからもっと仕事が忙しくなるのですが、明日からはは3連ちゃんでオペラとコンサートですからねDASH!、 こういう時こそ気分転換が必要なので楽しみです。 まずはマダム・バタフライ。



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<28th Mar Sat>

仕事で忙しい一週間がやっと終わって週末になったのに、ぱっとしない曇り空なので、家でもパソコンに貼り付くのは嫌だけど、ブログでも書いて過ごしましょう。まずは、昨日のバレエ。

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カメラ写真はクリックで拡大。見切れ席のため、カーテンコールで死角になってしまう人もいて、偏ってますけど。


3月27日、ロイヤルバレエのトリプル・ビルに行きました。The Four Temperaments / Untouchable / Song of the Earthの初日。 こういうミックス演目はたくさんのプリンシパル・ダンサーが揃うのがお得だし、日本勢も大活躍でした。


ジョージ・バランシンとケネス・マクミランという20世紀を代表する2人の振付家の作品と、現役の振付家/ダンサー/作曲家/のホフェッシュ・シェクターの新作という組み合わせでしたが、こういうミックスものは値段が安いのもありがたしくて、私のlower slipなんて僅か6ポンド。それならもっと良い席を買えばいいのに、なんとなくオペラより良い席に座るのもオペラに申し訳ない気がして・・。



1 The Four Temperaments

Choreography George Balanchine
Music Paul Hindemith
Lighting design John B. Read

バランシンの抽象バレエ「フォー・テンペラメント」は、4人のプリンシパル・ダンサー(マックレー、ワトソン、ボネリ、ヤノウスキー)という豪華な顔ぶれでしたが、崔由姫さん、高田茜ちゃん、平野亮一さんの日本人トリオも劣ることなく中心メンバーとして立派に踊ってくれました。

舞台映えする大柄なザナイダも素晴らしかったですが、こういうモダンなのが大得意のエド・ワトソンが抜きん出てて、途中で彼だけに拍手が起こり、カーテンコールでもやっぱり一番人気クラッカー


     


        
                                    クラッカーアンタが一番!のワトソン

     

    



2Untouchable
Choreography Hofesh Shechter
Music Hofesh Shechter
Music Nell Catchpole
Designs Holly Waddington
Lighting design Lee Curran

個人の踊り合戦だったフォー・テンパラメントとは対照的に、このアンタッチャブルはランクの低いダンサーたちによる群舞で、スピーカーでまるで心臓の鼓動のようなビートがズンズンズンと鳴り響き、映画「ブレードランナー」のような世紀末的雰囲気の中でダイナミックに跳ね回る様はバレエというよりストリート・ダンスですが、これをしなやかなバレエ・ダンサーが踊るところがミソで、あらためてどんなダンスでもグレードアップしてしまうバレエダンサーの身体能力がいかに優れているかがわかりました。

若いダンサーたちが「ヤッホー、俺たちが主役だぜ!」(女の子もいるけど男っぽいカッコなので)、と大張り切りでエネルギッシュに楽しんでいるのを見るのは嬉しいですが、中でも私のご贔屓のジェームス・ヘイ君の軽やかさに惹かれました。中心的なルカ・アクリ君も大活躍。

   


イスラエル出身で現在は英国を拠点とする若いシェクターの初めてのロイヤル・バレエ団への新作は新鮮で、混沌とした音楽の融合も面白くて、30分全く飽きずに楽しめました。私にとってはこれが今夜のハイライト。私の席からはフォーメーションもよくわかったのもグー。

     


       

  立役者である振付&作曲のシェクター   




3大地の歌 Song of the Earth

Choreography Kenneth MacMillan
Music Gustav Mahler
Designs Nicholas Georgiadis
Lighting design John B. Read
Principal Marianela Nuñez
Principal Thiago Soares
Principal Carlos Acosta
Mezzo-soprano Catherine Wyn-Rogers
Tenor Samuel Sakker

忙しくて知識ゼロで臨んだ私が悪いのですが、特にストーリーはなくても1時間以上もある長い踊りをなにも知らずに見たのは失敗。3年前に観たこともあるけど何も覚えてないし、退屈で退屈で・・。ソプラノとテノールが交互にほとんど出ずっぱりで舞台で歌ってても字幕出ないから歌ってる意味もわからないし、こういう奥に深い舞台だと半分ちょいしか見えないのも不利。

     


テノールのサミュエル・サッカーは、私の席からは全く見えなくて声もブロックされてしまっているのも一因かもしれないけど、聴くに耐えないくらいひどかった・・。3年前はトビー・スペンスが素晴らしかったのに。トビー君、たしか私が行かなかった他の日に大きな花束をもらったとのことで、男性にはまず起こらないことですが、それはきっと喉頭ガンの手術を控えてたからでしょうね。私が見た日の写真を最後に載せておきます。

ソプラノもひどかったら目も当てられないけど、キャサリン・ウィン・ロジャースは、やけに太目になったけど、立派な歌唱で救われました。


カルロス・アコスタ扮する「死の使い」は踊り見せ場もなくて思わせぶりに徘徊してるだけだし、ニュネツとソアレス夫妻は上手だとは思うけどなぜか魅力を感じないのです。

崔由姫さんと平野亮一さんが再び重要な役を踊ってましたが、フォー・テンパラメントではその他大勢だった金子扶美ちゃんの存在が光ってました。

     

    
                                 3年前のタマラ・ロッホとトビー君


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<25th Mar Wed>

いくら寒くても、イギリスではdaffodilというラッパ水仙であちこち黄色になったら春黄色い花

むっ悲しいかな仕事が追い込みで毎日出勤する私は花を愛でる余裕はありませんが、ヒマ人トーチャンが、昨日、都心に出たついでに私のカメラで写真を撮ってきてくれました(カメラ写真はクリックで拡大します)。



出掛けた目的はメイフェアにある教会のランチタイムコンサート。


ロンドン・ヘンデル・フェスティバル(→こちら )の一環であるパイプ・オルガン・リサイタルでしたが、ハノーヴァー・スクエアにあるこのSt.Geroge'sは近くに住んでたヘンデルもよく訪れたという白亜の立派な教会で、新しいオルガンは素晴らしい音色だったそうです。


コンサートは無料だけど、出口でお布施をほぼ強要されたようですが、観客は30人くらいで、「僕みたいな人ばっかり」だったそうです。リタイヤした爺さんって意味でしょうが、若い時は教会でパイプオルガンを弾くアルバイトをしてたトーチャンにとっては、オルガンは興味のある楽器で、教会見物でも一番気になるみたいです。

ま、ヒマな境遇を活かして、せいぜいあちこちの教会で聞き比べでもして下さいませ。私も行けるときは一緒に行きたいですが、しばらくはフル出勤状態が続くかも・・・しょぼん


     


   


「お花の写真撮ってきてね」、と私に頼まれたトーチャンがコンサートの後に行ったのはグリーンパークセント・ジェームス・パーク

     

     


バッキンガム宮殿の隣にあるこじんまりしたセント・ジェームス・パークは、池もあるし、色んな鳥もたくさんいて、いつ行っても楽しい公園です。 この首の長いのはヘロン(サギ)でしょうね。


     

     

                  グース(がん)のファミリーかしら?




だだっ広いホース・ガード・パレードは王室式典等に使われます。18世紀の建物が優雅(ロンドンアイも見えるでしょ)。

     

                                   まだ冬支度の近衛兵。



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3月20日、バービカンでエフゲニー・キーシンのリサイタルがありました。


1年以上も前に最前列の席(値段は上から2番目)が買ってありましたが、先回は65ポンド、先々回は70ポンドだった同じ席が、今回は48ポンドに値下がり。あまり高いと結局ダンピングしなくては天下のキーシンも売れないことがわかったのでしょう、年々値下げになるのが嬉しいです。因みに次回(来年3月10日)は今回と同じ48ポンド。


下がったとは言っても、数年前に比べたらうんと高いので、今回も最初はさっぱりでしたが、途中でプログラムをラフマニノフのプレリュードからショパンとリストにに変更したのも一因か、売れ行きは上々となり、1週間くらい前には舞台上に追加席まで売り出されました(以前の例からすると、値段はおそらく30ポンド前後)。去年6月はガラガラだったのに比べれると偉い違いで雰囲気自体も最初からマッチベター。


カメラ以下の写真はクリックで拡大)



Beethoven Sonata No 21 in C, Waldstein
Prokofiev Sonata No 4 in C minor
Chopin
Nocturnes Op 9 No 1 and No 3, Op 48 No 1
Mazurkas Op 6 No 1, No 2 and No 3, Op 7 No 2 and No 3, Op 41 No 1
Liszt Hungarian Rhapsody No 15, Rákóczi March

Evgeny Kissin piano



先回はえらく地味な演目の上にキーシンも絶好調とは言えず、次の切符をまだ買ってなかったら、value for moneyを考えたらそろそろキーシンも卒業かな・・、と思ったでしょうが、


幸い、今回は久し振りに素晴らしい演奏を聴かせてくれて、さすが天才キーシン、と感激クラッカー、横顔と鍵盤がばっちり見える抜群の席に座れた喜びを噛み締めました。


エンジンが掛かるのにいつもは少し時間が掛かるのに、今回は最初からこよなく美しい音色とタッチで、すぐに「良かった~、今夜は素晴らしいコンサートになるぞ」、と誰しもが思ったに違いないです。


前半のベートーベンとプロコフィエフは馴染みのない曲ですが、両方ともキーシンの良さ(左手の強さと華麗な超技巧)がよくわかる興味深い曲で、最初からこんなに華麗に飛ばして大サービスしてもらったような気分。絶好調のキーシンはまだ素晴らしい筈だからと見捨てずに毎回気合を入れてベストな切符をゲットし続けた努力が実ったことが嬉しいです。


後半は打って変わってショパンのノクターンで静かに始まったのですが、それがまた叙情的で麗しい音色で、シンプルな曲でも好調の時はタッチの一つ一つが神掛り。すぐ目の前なのでキーシンの唸り声や去年から始まった歯をカタカタ鳴らす癖はやはり多少気になりましたが、こうして静かな部分こそ肩に力が入って思い切り苦しむ姿も毎度お馴染みの彼らしさ。


そしてマズルカで徐々に激しを増して、最後はリストを彼の独壇場である神業テクニックで華やかで締めくくり、やっぱり凄~い、凄~い!、これをこれだけ興奮して聞かせるピアノニスは他にはいないわ、と心臓バクバクラブラブ


アンコールは3曲で、最初はショパン、次は不明だけどリストかしら、最後はプロコフィエフ。


その日の出来によって彼自身のカーテンコールの表情が違うのですが、今回は嬉しそうなキーシンでした。インターバルに見掛けたお母さんと年配の先生もとても喜んでるようだったし、次回もまた皆さん元気で彼を見守って下さればと願ったことでした。


    


ブーケ1私の斜め後ろに座ってたマダムが放り投げた赤いバラの束を見つけて嬉しそうなキーシン。2列目なんだから手を伸ばせば彼に手渡せるのにね。って、私こそ彼から一番近い位置にいるんだから、ブーケでも持ってくればよかったかしらん? キーシンのリサイタルにはたいてい着物で行ってるので、なんとなく「あ、又キモノの人がかぶりつきにいる」、というキーシンの視線も感じたわけだし。


     

     

メモそして、これは自分でもなかなかの記録だと自負してもいいのではないかと思うのですが、この17年間のロンドン公演を見逃したことはほとんどない筈の私、10年近く前にブログをはじめてからのコンサート記事をリストアップしておきましょう。日付をクリックすると記事に飛びます。


<リサイタル>いずれもバービカン

2006年3月  写真もないしあまり覚えてない  

2007年3月  ショパンが素晴らしかった

2009年6月  カーテンコールの憂鬱な表情が痛ましかった

2011年2月  生誕二百年のリスト尽くしは大迫力

2012年3月  なんか精彩がなかった

2012年11月 重い演奏でぱっとせず
2014年6月  地味な演目で彼の良さも出せず、席もガラガラ


<with オーケストラ>

キーシン&LSO 2006年9月 バービカン

キーシン & LSO 2007年9月 バービカン

キーシン & Philharmonia  2008年1月 RFH

キーシン& LSO 2013年12月 バービカン


<番外>

歌の伴奏  2008年10月 バービカン なんとキーシンがロシア人バリトン、ディミトリ・ホロストフスキーの歌の伴奏を! カーテンコールで珍しく大はしゃぎだったキーシン。




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<21st Mar Sat>

ラーメン今日は、二十代からの知り合いだけどほとんどクリスマスカード交換だけになってた懐かしい友人たちと再会し、4人で昼過ぎから夜遅くまで鍋を囲んでたっぷりお喋り。独身でも未亡人でも退職が視野に入った同世代の抱負や迷いは驚くほど共通点があり、興味深かったです。

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昨日の金曜日、そんなに仕事が忙しくなかったので、急遽午後お休み頂いて帰宅。


それならば、今夜のコンサートには着物で行ってみましょう。


     


日本の季節感だと椿はもう過ぎてるでしょうけど、今、うちの庭に咲いてるし、ぎりぎりオッケーということにして、鮮やかな黄緑の椿の帯はどうかしら? 赤い花だけ刺繍になってます。


随分前に神戸のリサイクル着物屋さんで着物仲間数人に「椿姫さんを待ってたような椿の柄ね!」、と言われて飛び付いたのですが、あまりに色がビビッド過ぎて合わせる着物が難しいのが難点。今まで黒か紺の着物で無難にコーディネートしてましたが、今日は他の色とマッチさせてみたくて。

写真よりはもっと臙脂色なんですが、赤と緑がしっくりするのは着物ならではのコンビネーションでしょう。


椿の花はその散り方から武士の家庭ではご法度であり、その後も椿の着物を身に纏うと早死にするとか言って忌み嫌われる傾向があったらしいですが、こんな超モダンで明るいイメージの帯ならいいでしょ?


バービカンでエフゲニー・キーシンのピアノ・リサイタルだったのですが、まだ寒いので、やっと治った風邪がまたぶり返さないように、長羽織を着たまま座ってました。 今日の主役である帯が見えないんじゃ意味なかったですけどね。


コンサートの様子は明日アップする予定ですが、久し振りに絶好調のキーシンでしたよ。




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