桜の帯でオペラに

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<30th Mar Sat>


2日前に起こった胃痛以来ほとんど食べてませんが、痛みは無くなって元気になったので、今日は予定通り着物でロイヤルオペラハウスに行きました。レオ・ヌッチのナブッコ初日。


今年は青色系の着物が続いているので、今日は赤っぽいのがいいかなっと・・


それなら、これはどうかしらん?


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


20歳の頃に誂えてもらったはじめての色無地で、日本にいたらもっと地味な色に染め変えしたりするんでしょうけど、海外ですから、この年になっても図々しくこのまま着続けてしまいましょう。


海外遠征などによく利用するポリ着物で、これと色も柄もそっくりな一枚もあるのですが、それはダミーであって、あくまでこちらが本物。汚れては大変と大切に仕舞ってあるのですが、それではなんのために実家から運んできたのかわからないですから、ブログで見て頂けるうちにどんどん纏わないとね。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
この雪輪の帯もよく登場しますが、巻き方を変えて反対方向にすると、ほら、前も後ろも桜の花びらがちょっとだけですが散ってるでしょ。


桜の帯と呼ぶのは大袈裟ですけど、早くも散り始めていると聞く日本の桜に思いを寄せているわけです、異国で桜


ロンドンは異常な寒さで、この週末に夏時間がスタートするというのに、今日も我が家では雪までちらついたほどなので、今日も道行コート着用。


椿柄ですが、これは実家の母のお下がり。


今月はなんだか忙しかったのと天候不順のせいで、椿柄の季節に着そびれてしまいました。


なので、これが今年の着物お出掛けのまだ9回(まとめは→こちら )。


この寒さはまだ続くらしいのですが、来月はもう少し機会があるでしょうか?


寒さにもうんざりしてるし、第一、暖かくなってくれないと3週間後の私の誕生日に綺麗な桜の下で写真撮れないよ~しょぼん  



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<29th Mar Fri>

折角のイースター4連休だというのに、珍しく体調を崩してダウンガーン。仕事がモーレツに忙しかった昨日の午後に胃痛がはじまったので、「わっ、これが仕事のストレスというやつだろうか、一人前のサラリーマンみた~い」、と感心したのですが、どうもそうではなくて、食あたりのようです。休日出勤する予定だったけど、忙しすぎて申請できなかったので諦め、どうせ最寄の地下鉄も工事で閉鎖だし、仕方ないので家でおとなしくしてましょう。明日のヌッちゃんナブッコ初日には這ってでも行きますけどね。ぐったりしながらも、ベルリン記事は続けます。

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<3月16日(土)>


青空が気持ち良い土曜日、夕方6時からハイライトであるクラウス君のローエングリンがあるので、観光する時間はあまりありませんが、2箇所行ってみましょう。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


まず、ポツダム広場近くの文化フォーラムKulturforumにはいくつか美術館などがあるのですが、その中の絵画館Gemaldegalerieに。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
展示室は国別なのですが、その中でもアラビア数字(1、2、3)とローマ数字(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)の部屋に分かれてて、歩く距離を最短にするために内側にあるローマ数字の部屋をまず見たら「おお~っ、すごい、名作ばっかり」、と感激したのですが、


外側のアラビア数字の部屋に駄作は集められているようですので、時間のない方は内側だけ回りましょう。



明るくて白い開放的な建物で13世紀から18世紀の名作が並ぶ中、


あ、黒い服を着た醜いデブ男がいますよべーっだ!


などと言う失礼な冗談はさておいて、


私が気に入った絵のうち、フェルメール、カラヴァッショ、ボッティチェリの写真を貼っておきましょう。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


ナイフとフォークギャラリーのセルフサービスのカフェでランチはしつこくソーセージ(トーチャンはシュニッチェル)。ポテトサラダが美味しかった。


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


次は絵画館から歩いてすぐのフィルハーモニーPhilharmonieへ。色も目立つけど、見る角度によって形が違うユニークな建物です。


ちょうど築50年のベルリン・フィルの本拠地で、もちろん生コンサートを聴ければ一番良いのですが、今回は行ける日に良いコンサートがなかったので見学だけ。シーズン中は毎日1時半から一時間半のガイドツアーがあり(3ユーロ)、私た参加したグループは12人のうち5人が日本人、3人がイギリス人で、ドイツ人はいなかったので、解説は英語のみ。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ロビーはとても広いので、ここで待ち合わせる時はしっかり指定しないと駄目ですが、この壁の写真を目印にするとわかりやすいかも。


一見、別にどうってことないオーケストラの写真に見えるのですが、団員さんたちをよーく見て下さいね。


そう、全て同じ人なんです。写真家自身がモデルとなって、合成に手間隙かけた作品ですから、クリックで拡大して下さいね。


横に長い写真ですが、サイズ一生懸命弾いてる弦楽演奏者と退屈しきってるお客さん(かな?)の対比が面白いので、待ち合わせ相手が遅刻しても退屈しません。



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

おお、これがテレビでよく見るフィルハーモニーの客席で、なるほど舞台を囲むような構造になってます。でも、歌手が出る時は後ろの席は嫌だわ。オケだけの時は指揮者の顔が見られていいですけどね。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

「人がいる時は舞台の写真撮らないで下さいね」とガイドのお姉さんが言ってたけど、英語がわからないらしい日本人グループは遠慮なくバシャバシャ撮ってたので、私もこっそり。


すぐ隣にあるよく似たデザインでちょっ小さい建物は小ホールで、できたのは少し後ですが、ロビーも客席もメインホールとそっくりで、統一感を重視したようです。



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)  


戦後の焼け野原が再開発されたポツダム広場周辺の中心はテント屋根のソニーセンター。映画博物館やお店などが入ってます。大きなキリンさんが目印のレゴランドも。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


茶色のビルは、前日に展望台に上ったコルフトビル(その時の眺めは→こちら


地下鉄拡張等でそこら中が工事現場のようなベルリン、水運搬パイプがあちこちで見られました。


屋内にいては勿体ないような青空でしたが、雪もしっかり残ってて寒いので、外に長い間はいられません。オペラの前にゆっくり食べてる時間はないので、駅のスタンドで買ったお寿司ややきそばをホテルでかっ込んで、さあ、いよいよクラウス詣ですDASH!


そして、翌日は郊外のポツダムへと、ベルリン旅行はまだ続きます。


走る人今日のトーチャン万歩計は9,911歩。絵を観てる時のはカウントされないのでうんと少ないですが、ずっと立ってたので結構疲れ、夜のローエングリンはかなり眠ってしまったのであります。



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-<27th Mar Wed>

雪の結晶いつまでも寒いロンドン。気温はベルリンより高い筈なのに、あの時よりうんと冷たく感じるのは、ベルリンの時ほど厚着してないせいかしら?

ベルリン記事、観光ばかり続けず、3つ観たオペラのことも時々混ぜましょう。観た順番にね。

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$London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

3月15日、シラー劇場にドニゼッティの愛の妙薬を観に行きました。ローエングリンと同じ時に切符を買いましたが、歌手の知名度の差でしょう、こちらは結構切符が余ってて、めでたく最前列ほぼ真ん中をゲットチョキ


実は、仕事も忙しいこの時期にクラウス君詣でに無理して旅行を計画して、もしクラウス君がキャンセルしたら目も当てられないないなあ・・、どうしよう・・と迷った時に後押ししてくれたのがこのオペラで、去年ROHのオテロのカッシオ役(→こちら )で初めて聴いて大好きになった若いイタリア人テノールのアントニオ・ポ-リ君が出ると知って、しかも抜群の席が空いてて、その上えらく安い!、というのが決め手になったようなものです。これで、クラウス君とポリ君、両方キャンセルことはよもやあるまい、と期待度アップ&心配度ダウンで、ゆったりとした気持ちでベルリン旅行を楽しみにすることができました。


で、そのポリ君はどうだったかと言うと、(って、評価はタイトルですでに明らかでしょうけど)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)  


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

この日は27歳になる1週間前だったという驚くべき若さですが、立派な声量とコントロールはすでに一流クラッカー

 

期待も大きかったんですが、それ以上の素晴らしさで、ちょっとはにかんだ演技がキュートな堂々の主役ぶりに私はすっかり虜になってしまいましたドキドキ  


カウフマンみたいに暗くはなくてイタリアンな明るさでありながら厚味のある声なので、こんな軽い役じゃなくて、重いヴェルディとかでも既に出来るのではないかしら? 


ちょっと古めかしいタイプの好青年という感じのルックスは古典的なプロダクションでより映えそうだし、正統派テノールとして前途超有望なポリ君、この夏はグラインドボーンのファルスタッフにも出ますが、きっと爽やかで魅力的なフェントンでしょうねえ。


でも、そんなちょい役には勿体ない大物テノールで、おまけに長身ハンサムという期待の星キラキラのポリ君をまじかに聴けて大感激でしたラブラブ!


あ、そう言えば、来年2月のROHの新ドンジョバンニのドン・オッタヴィオはポ-リ君だ!


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

              特に端整な横顔にうっとりキスマーク


$London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
Conductor Andriy Yurkevych

Producer Percy Adlon
Sets Frank Philipp Schlößmann
Costumes Kathi Maurer
Chorus master Eberhard Friedrich
Adina Anna Samuil
Nemorino Antonio Poli
Belcore Gyorgy Ligeti
Dulcamara Renato Cazzaniga
Giannetta Adriane Queiroz


他の人はどうだったかと言うと、

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
アディーナのアンナ・サミュイル(っと読むのかな?)は、こぼれんばかりのオッパイのグラマー姐さんですが、意外に年増だったので、若過ぎるポリ君とはバランスが取れないのが残念だけど、歌はそこそこでもドレス姿は素敵だし、総合点では主役の魅力はまあ充分かな。

   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)  

恋敵ベルコーレ軍曹役のGyorgy Ligetiは、歌はどうってことない普通のバリトンだけど、長身でスリムでシャープな身のこなしとキザな演技が抜群で面白かった。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

そして、面白さではなんといってもこの人で、爆笑の連続だったのはインチキ薬売りのドゥルカマーラのRenato Cazzaniga。声も楽々とよく出たし、この役でならどんな一流オペラハウスでも拍手喝采まちがいなし。この夜も一番受けてました。
  
家現代に読み替えてあるプロダクショは、村なのか映画撮影所なのかすらよくわかりませんでしたが、いつも誰かがアッカンベー的におどけてて、最前列正面の席でしたから、ずっと楽しくて楽しくてニコニコ。(下の写真は、今回のキャストではなくヴィラゾン等ですが、暖かい雰囲気はわかって頂けるでしょうか?) 子供たちもたくさん観に来てましたが、、ストーリーはナンセンスでも子供でも楽しめる楽しい音楽ですから、皆とてもエンジョイしてました。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

クラッカー実は、トーチャンがベルリンで一番楽しめたのはこのオペラだそうです。こないだROHでアラーニャで2回観たばかりでおなじみだったせいもあるでしょうが、初めて観るローエングリンよりも、たしかにこの方が楽しめたに違いなくて、一日中歩き回って疲れてたけど、私も一睡もしないであっという間に時間が経ちました(翌日のローエングリンはそうはいかず、でしたけど)。

これでオペラ遠征の楽しさがわかったトーチャンはまたどこかに連れてって欲しいと思うかしらん? (ごめんね、来月のクラウス君追っかけのハンブルグは留守番で)



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<25th Mar Mon>

仕事の忙しさも佳境に入りましたが、今度の週末はイースター4連休のため今週は短いので余計に大変ショック!。ベルリン記事を書くのは気分転換にはなるけど、どんどん進むために写真中心であっさりと。

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4泊したベルリンで、3夜続けてオペラを観に行きました。

毎晩ちがうオペラハウスでしたが、それぞれのロビーや客席の写真をまとめてみます。


あちこち回って写真を撮るのに忙しくてバーでドリンクを買うヒマはなく、バーのサービスの良し悪しについて評価はできませんが、トイレはほとんど休憩ごとに行ったところ、やはりどこもうんと数が少なくて不便。特にドイツのオペラハウスは平土間の席は途中に通路がなくて一列に長く並んでいるので、真ん中に座るとトイレ行列の戦いに敗れてしまい、トイレの数の多さだけは誇れるROHのありがたさを再確認しました。


オペラ自体についてはあらためて書く予定ですが、それぞれのカーテンコール写真を一枚だけ最後に貼って予告編にしておきましょう。
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13月15日はシラー劇場Schiller Theater愛の妙薬


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ワンピース格安便で手荷物しか持っていけないので着物ではなく、あり合わせの洋服。


宝石赤ムスメが作ってくれた赤い還暦ネックレス(→こちら )が主役なので、モノトーンでまとめ、ラメのカーディガンでちょっと華やかにしたつもり。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


劇場の外観は前の晩の散歩で撮ったものですが、外から見るより中のロビーは意外と広々してます。


元々オペラハウスではなく(たしか芝居小屋)、ウンター・デン・リンデンの国立歌劇場が修復中の間だけ代わりに使う劇場で、いかにもオペラハウスらしいクラシックな装飾のUDLに比べるとすっきりし過ぎてて、夢心地にはなれませんが、レースのような大きな窓ガラスは印象的。
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
百年ちょっと前に建てられたそうですが、やっぱり当然今回の3つのオペラハウスの中では一番地味。


でも、客筋はもちろん悪くないので、トーチャンも外さないようにネクタイなんぞして一応それらしく。


     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)  


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


ご覧の通りの小劇場なので、バロックオペラやせいぜいプッチーニだったらいいけれど、大オーケストラが売りのワーグナーにはあまりに小さ過ぎて、今年は折角ワーグナー生誕二百年でたくさんやってる筈なのに残念でしたね。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


私たちの席は最前列のほぼ真ん中だったのですが、前に充分なスペースがあったので休憩時間にはすぐにトイレに走れて楽勝チョキ

目の前に歌舞伎の花道のようなスペースができていて、カーテンコールだけでなくオペラの途中でも時々ここまではみ出てパフォーマンスしてくれたので、まじかで観るのが大好きな私は大満足ニコニコ  これで68ユーロは安い。


というわけで、席の良さと値段の安さと、後で書きますがパフォーマンスの素晴らしさで、印象が決して悪くないシラー劇場でした。

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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン) 2 3月16日は、この旅行を思い立った理由であるクラウス君のローエングリンを観にドイチェ・オーパーDeustche Operに。


この日もムスメの手作りの赤いネックレスで、スカートは昨日と同じでトップだけ変えてみました。


     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


長いワーグナーなので開演は6時。早目に到着したら外はまだ明るくて、日中の写真も撮れましたが、こうして見ると更に味気ないコンクリートの建物って感じだわむっ

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


でも、中はなかなか洒落てて悪くないです。ここには3年前に来たことがあり、その時は何人かの方と歓談してたのであまり回れなかったですが、今回は隈なく探検もでき、何枚かバルコニーに飾ってあったワーグナーのリングに因んだ新しい漫画風絵画も面白かったです。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)



London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)       London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

でも、ベニア板のような壁がチープな客席はいただけませんねプンプン  


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


平土間の前から11列目で長い列のど真ん中だったので出るのに手間取り、トイレにも出遅れたし、最後のコート受け取りにもえらく時間が掛かりました。コートの混乱を避けるために、いつもROHでするように、休憩時間にコートを取りに行ったのに、「途中で帰るのでもない限り返しません」、と言い張られ、しかもコートを席に置いておくのも駄目だと・・・。私たちはホテルまで歩いてすぐだからいいけど、家が遠い人は不便よねむかっ 
London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ドイツのオペラハウスは私の知る限りカーテンコールが凄くしつこいので、早く去りたい人はそれに最後まで付き合わずにさっさと出て行けってことでしょう。


そう、カーテンコールはあまりに延々と続くので、クラウス君追っかけでベルリンに来たという私ですら、途中でうんざりしたくらい。(左の写真は最後のカーテンコールではなく、途中の幕)


今日の席はオーケストラストールで71ユーロ。ドイツって(ミュンヘン以外は)切符代が安くて羨ましいです。


旧西側の中心にあるのですが回りは殺風景だし、行くこと自体にワクワクできるオペラハウスではありません。


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33月17日の日曜日はコーミッシュ・オーパーKormische Operでチャイコフスキーのマゼッパ。


前の二つのオペラは航空券より先に切符をゲットして楽しみにしていたのですが、この日のは買ってませんでした。どうせたくさん売れ残るのはわかってたし、ここに来ること自体がいわばプランBで、結局切符を買ったのは開演20分前。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
外観はぱっとしませんが、中はこじんまりとしてるけどオペラハウスらしい華やかもあってそこそこゴージャス宝石緑

バーもいくつかあって、大袈裟過ぎずあっさりし過ぎず、なかなか良い雰囲気。

大急ぎで駆けつけた私たちは着替える余裕もなくカジュアルな格好だったのでここにいるのが申し訳ないような場違いな気持ち。


やはり、オペラハウスに行く時はこざっぱりして行かないと居心地悪いのはわかっているんですが、この日は開演が6時と早いことに気付いたのがギリギリだったので、駅から走ったんです。


日曜日には他のエンターテイメントはほとんど無いみたいなのに、ここだけはやってたのもありがたかったし、この3つのオペラハウスの中ではロケーションはベスト。ブランデンブルグ門からも近い旧東側の一番素敵なエリアで、帰りすがりに見たブランデンブルグ門の夜景も素敵でした。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


客席も素敵でしょ? 写真で見たらもっと安っぽいキラキラさかと思ってたんですが、なかなかどうして、クラシックで本格的な堂々としたオペラハウスです。天井のシャンデリアもゴージャスで、私はやっぱりこういう雰囲気が好き。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

どうせ大した歌手は出ないので、中に入れるだけでいいわと一番安い席を買ったんですが、立たない限り舞台は半分しか見えないけど、11ユーロでもちゃんとしたシートで、前に椅子に言語が選べる字幕も付いてました。他の二つのオペラハウスは舞台の上にドイツ語字幕があっただけだから、この点でもここは優れてます。


因みに、その字幕はかなり小さくて位置も低いので読みにくかったですが(舞台の上には設置されておらず)、ドイツ語、英語、フランス語の他になんとトルコ語がありました。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)  


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
というわけで、ロケーションと言い、クラシックな内装と言い、字幕装置と言い、トータルではここがベストなのに、有名歌手は出ないし、勿体ないことです。


切符代は、たしか一番高い席が66ユーロと、やはり良心的なので、ベルリンのオペラファンは恵まれてますよね~。


    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


尚、コミックオペラという名前でも喜歌劇ばかりやるわけではないようで、現代に読み替えられているこのマゼッパは暗くて血生臭いプロダクションでした。できれば、ここでは明るく軽やかなバロックオペラが観たいです。




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<24th Mar Sun>

寒い中をムスメが一人で遊びに来てくれたので、3人であれこれのんびり。彼女が職場に明日持って行くクッキーは、昨日トーチャンが張り切ってどっさり焼いてました。同僚も楽しみにしてるようなので、ムスメが家に取りに来る目的にもなっているわけです。頑張れ、トーチャン! 私はベルリン記事で頑張るから。

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<3月15日(金)> その2                   カメラ写真はクリックで拡大します


到着翌日の街歩きは、寒さにもめげずに続きます。


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

街を360度見下ろしたテレビ塔から西に向かって歩いている途中ですが、修復中の国立歌劇場を過ぎたらリンデン大通りを外れ、ジャンダルメンマルクトGendarmenmarktトいう広場を目指します。


ベルリンで一番美しいこの界隈は、フランスドームとドイツドームという二つのよく似た教会の間に挟まれる壮麗なコンチェルトハウスがあり、内部見学は時間に遅れて叶いませんでしたが、クラシックな雰囲気の空間で、こんな寒い日は無理ですが、ちょっとお洒落して、ゆったりとカフェでお茶できたら良いでしょうね。トーチャンと一緒ではまず無理だけど・・・。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


この辺はお店もうんと洒落てて、クヴァルティーア206という高級ブランドのショッピングアーケードや、パリのギャラリー・ラファイエットもあります。ラファイアットのエッフェル塔の模型の下にある手早くランチしようかとも思ったけど、高級ムードなので気後れしてしまい・・・。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)   

優雅な筈のリンデン通りは、地下鉄建設中のせいでしょうか、ほとんど工事現場のようでひっそりしてましたが、

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ベルリンで一番の観光名所であるブランデンブルグ門Brandenberger Torまで来ると観光客が結構いてベタな観光地です。


でも、観光用馬車は雰囲気にマッチしてていいけど、


「お金払ったら、一緒にお土産写真撮れるよ~」、という商魂そのものの兵隊さんユニフォーム姿とかがベストなスポットに陣取ってて、邪魔くさいったらないわ。


クマ着ぐるみクマさんもねえ、厳粛な雰囲気ぶち壊してるんじゃないかしらねえ。いくら熊がベルリンの象徴と言ってもさ。


ここには、最後の夜にイルミネーション写真を撮りにもう一度来たのですが、その時はうんと静かで良かったです。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


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ブランデンブルグ門の東側は除雪されてますが、裏の旧西側は公園には雪がしっかり残ってて、ティーアガルテンTiergartenの中をサクサクキュッキュッと雪を踏みながら、大きな公園なのでほんの一角ですが30分くらい歩いて雪景色を楽しみました。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)      London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

凍った池のそばにあるのは、19世紀終わりに皇帝ヴィルヘルム2世によって建立された3人の作曲家の像のモニュメント。

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

ベートーベンとモーツァルトは、うんと美化されたイケメンなのにキラキラ


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
こ、このハイドン先生の顔は・・・・・ガーン


この辺りも第二次世界大戦で被害を受けたそうなので、顔が爆撃されちゃったんでしょうかね?

   London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


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London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


公園を出て、ソニーセンターに行ってみましょう。テント屋根の空間には映画博物館やレゴランド。

戦争で焼け野原になった上に壁際だったために開発が遅れたこの地域、統一後に一気に建築ラッシュとなっった再開発地域の中心です。


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

今朝テレビ塔に上ったばかりなんですが、ソニーセンターのすぐ近くにあるコルコフビルの展望台にも上ってみました。入場料5.5ユーロと安いのは、吹きさらしだからかしら?


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)     London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)

ソニービルの向こうにある黄色い妙な建物は、ベルリンフィルの拠点であるフィルハーモニアというコンサートホール。隣は小ホール。翌日、両方ともガイドツアーに参加しました。

ビックリマークあ、ソニーセンターの屋根の上で雪かきしてる人がいますよ雪

London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)    London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)


London Opera-loving Kimono-girl (着物でオペラ in ロンドン)
ポツダム広場はもっとお天気の良い日に写真撮ったので、それを待って頂くことにして、今日は観光用に一部残っているの写真だけ載せておきますね。


時計あ、そろそろ、ホテルに一旦戻ってシラー劇場にオペラ観に行く支度もしなくちゃいけないし、ランチもまだだわ。


ナイフとフォークゆっくり食べてる時間はないので、この近くのショッピングアーケードのセルフサービスでソーセージとポテト、ザワークラフトのドイツ飯を大急ぎでかっ込み、スーパーで夜食を買うという、嗚呼、いつもの食事軽視のパターンに・・・


走る人この日は旅行中一番歩いて、トーチャンの万歩計は19,063歩


歩いてなくても展望台から見下ろしたりして朝からほとんどずっと立ってて疲れたのと寒かったのとで、夜のシラー劇場のオペラ(愛の妙薬)には歩かずに地下鉄で行きました。 まだ翌日も翌々日もあちこち回るわけですから。


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