<7月30日(金)>


相変わらず23、4度の快適な毎日なんですが、どんどん日も短くなってるし、ちょっと涼しいと秋の気配すらするロンドンから、日本の皆様には心の底から暑中お見舞い申し上げます。


オペラシーズンが終わってヒマになったけど、今週は映画、飲み会2回、コンサート、と結構忙しいアフターファイブでした。それに、あちこちでサマーセールをやってるのでついフラフラと覗くに行ってあれこれ買ってしまったわ。ほら、今、理想的な体型だもんで、試着するのも楽しくてさワンピース


洋服選びが嬉しいと必然的に着物を着る機会は減るわけで、今年はこれまで30回(→こちら )と、太ってた去年一昨年に比べると少ないのも納得。着物に着替える代わりに、コンサートやオペラの前にちょっとジムに寄っていこ、と思うこともあるしね。


明晩は友人の婚約パーティがあり、涼しくて着物日和だし着物で行こうかな、とも思うけど、そんな機会でしか着られない服もあるし、どうしよっかな。


今日もアジア音楽のコンサートだったので(私のお琴の先生も出演)着物を着る良い機会だったけど、プールで泳ぐのが優先してしまい・・・(しかし、直前に泳ぐのは考えものだ。今日のコンサートもうとうと・・ぐぅぐぅ)。・・・しかし、中国の大きなお箏自体の華やかなことったら。日本のお箏はかすんでしまうわ。



自転車

ところで、自転車好きのボリス・ジョンソン市長の提唱で、今日からロンドン市運営の乗捨OK貸し自転車がやっとスタートしました。パリの真似だけどね。


地下鉄とバスの定期券を持ってる私が自転車を借りることはまずないだろうから興味がなくて、詳しいことは知らないんだけど、もし使うとしたら、歩いたらおそらく一時間足らずのロイヤルオペラハウスが距離的にちょうどいいでしょう。


でもそうすると、ますます着物から遠ざかるわね。


いや、やりようによっちゃ、着物でも自転車に乗れるかも・・・・


裾たくし上げて帯に挟み、下はレギングでも履いてみるか・・・? 草履はOKだな。


いやいや、そんな、いくらロンドンでどうせわからないからと言っても、日本の恥とまでは言わなくても、着物の間違ったイメージを与えちゃいけないわよねむっ


そんなら、中年のおばさんが若い娘の着るような派手なのを着るのはいいのか?


って、それは、まあ、硬いこと仰らずに、大目に見てくだしゃんせ~


などと、すみません、今日はこんなどうでもいいことばかりで。


とにかく、やっと週末だわ~~ クラッカー  


                        人気ブログランキング   走る人                  

     

AD

オペラ三昧イン・ロンドン
<7月27日(火)>

オペラシーズンが終わって一気にヒマになった私。いつもヒマなトーチャンと一緒に昨日は会社帰りに映画を観に行きました。

Toy Story 3(3D版)ですが、3部作の最後を飾るに相応しい感動巨編でした。トトロも出るよ。


溜まってるオペラやバレエを、とりあえず観た順に片付けようということで、今更鑑賞記書き殴りパンチ!は続きます。

---------------------------


7月8日、バービカンにコンサート形式のSemeleを聴きにいきました。


ギリシャ神話を題材にしたヘンデルのオラトリオで、オラトリオという言葉から連想する宗教臭さはなく実質的にはオペラなのですが、ロンドンで興行主でもあったヘンデルが経費節約のためによく使った形式は要するに今のコンサート形式オペラの元祖。バービカンでちょくちょくやるコンサート形式のオペラ、演じる方も聴く方も歌に集中できるので私は好きです。まじかに聴けてお手頃値段なのも嬉しいし。


オペラ三昧イン・ロンドン



しかし、カーテンコール写真からもおわかりのように、なぜか今回はうんと遠いバルコニー席。いつもかぶりつき席を狙う私がどうしてこんな席をなったのか全くの謎。絶対にこんな席を買った筈はないのに、うーん、不思議だ。買ったのは一年半程前だけど、それに気付いたのは直前で、こんな席なら聴きたくないわ、ROHのトラヴィアータ初日に行けばよかった、とすら思ったのですが、ゲオルギューの切符が今更買える筈もなし・・・。


ま、終了後に無料ドリンク付きの出演者トークもあるし、9月にウィーンに観に行くのでその予習も兼ねて一応行ってみましょう。特に聴き逃せない歌手がいるわけではないけど。


クリップセメレってどんなお話なの?


詳しくは→こちら をご覧頂くとして、要するに、


他国の王子との結婚を控えているのに、トップ神様ゼウスの愛人してるテーベの王女セメレ。数多の人間の娘をつまみ食いしてるゼウスが天上にかっさらうと、「私だけ人間なのは不公平だわ。私も不老不死の神様にして頂戴。私はこんなに美しいんだから」、などという要求をする文字通り神をも恐れぬ自信過剰娘。おまけに嫉妬に燃えるゼウスの妻ジュノーにはめられて「人間に変装したんじゃなくて貴方の本当の姿が見たいの」と駄々をこねるもんだから、さすがの色欲ゼウスも愛想がつきて、セメレは死んでしまう。


美人が美しさを武器に最大限の得をしようとするのは悪いことではないですが、やりすぎは禁物ってことですね。どこで止めるかは難しいでしょうけど、ふん、私には経験がないからわかりませんよ、どうせ・・・。

クリップ


オペラ三昧イン・ロンドン

Handel Semele

Les Talens Lyriques
Christophe Rousset
conductor

Danielle de Niese soprano
Jaël Azzaretti soprano
Vivica Genaux mezzo-soprano
Stephen Wallace countertenor
Richard Croft tenor
Peter Rose bass



嗚呼、でもやっぱり、こんな遠くから聴くのは悲しいわ。声が散ってぼやけて聴こえてしまう。この適度なエコーが良いと仰る方もいるでしょうが、私は至近距離からのストレートな生声が好きなので、楽しめませんでした。敢えて負け惜しみで言うと、字幕が見易いってことかしら(英語で歌って英語の字幕なんですが)。いつもの最前列から見上げる席だと指揮者や歌手が邪魔になって見辛いので。


楽しめなくても、全員暗譜で芝居っ気もたっぷりでオケも歌も水準は高かったと思います。

セメレのデニースはぶりっ子ぶりがぴったりだし、あまり好きな声ではないけれど華があって上手でしたが、朱色のドレスは失敗でしょう。太目の体型と胸が垂れてるのがわかってしまう。



オペラ三昧イン・ロンドン      オペラ三昧イン・ロンドン



ゼウスの妻とセメレの妹の二役のヴィヴィカ・ジェノーも凛々しい美人で上手でしたが、最も有名なアリアもあるし

印象に残ったのがゼウス役のアメリカ人リチャード・クロフトで、リリカルな声は素晴らしかった。バリトンのDwain Croftと兄弟なんだそうで、そう言えば顔がそっくり。中年ハゲ男だけど長身だし、カツラを被ればオペラで若い二枚目役を充分やれます。


フィアンセ王子役のカウンターテナーのウォラスは顔に見覚えがあるけど、遠くの席の私にはまず声量不足。カウンターテナーって声量が問題なのが不利よね、ということを再認識。ヘナヘナのカウンターテナーを蹴散らすかのようにキューピッド役のクレア・デボノは張りのある声が遠くの私までくっきり届いて聞き惚れました。



指揮者のクリストフ・ルセはイギリスでは知名度が低いので、休憩時間にCDサイン会をやったのに、なんと誰一人サインを求める人がいなかったのは可哀相で、気の毒過ぎて写真撮れませんでした。


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

カラオケ
さて、今日の私のお楽しみは終了後のトーク。無料でしかもドリンク付き。良い席を確保するためにドリンクは諦めたけど、指揮者ルセとセメレのデニースとジュノーのヴィヴィカ嬢が登場して、司会者も交えて和気藹々と楽しいトークでした。



デニース嬢は着替えて今度はちゃんとブラもしてたので胸もきれいに見えました。客席にもいたそうですが、数ヶ月前に結婚したばかりのデニースのご主人はかのグラインドボーンのご当主様。オペラハウス付きのお屋敷の二人目の奥方の座に収まれただけでも大変な玉の輿なのに、このご主人がまた長身でハンサムの良い男なのよ。


スリランカとオランダの混血というデニース嬢は小麦色の肌にやたら造作の大きな顔立ちで舞台映えはするけど、こんな顔を家で毎日見てたら疲れそうだし、いかにもぶりっ子なところが女性には嫌われるタイプかもしれないけど、ヤッカミを別にすれば、トークでよく喋った彼女はクルクルとチャーミングでした。


オペラ三昧イン・ロンドン      オペラ三昧イン・ロンドン


9月のウィーンのアン・デア・ウィーンのセメレはチェチリア・バルトリなので期待が高まります。コロラチューラでころころころ~~。凛々しいマレーナ様も楽しみ。お願い、二人ともキャンセルしないでね!                


                          人気ブログランキング  指輪

AD

<7月25日(日)>

「最近のコメント」の表示がまだうまくいってなくてご迷惑をお掛けしてます。アメーバ側が必死に治そうとはしてるみたいですので、そのうちなんとかなるでしょう。皆様は見辛いでしょうが、私は簡単に見られますので、コメントお待ちしてます。

今週末はゆっくりできたので、初めて見てから1ケ月以上も経ってるマノンがやっと書けました。

----------------------------------------------

オペラ三昧イン・ロンドン

今更ですが、6月22日、7月1日、7月7日と3回観たManonについて書いておきます。3回とも同じ席だったので、写真の角度は全て同じですけど。


1884年パリ初演のこのマスネのマノンは、同じアベ・プレヴォーの小説を元にしているとは云え、10年程後のプッチーニのマノン・レスコーとはストーリーも設定もかなり違えてあり、おそらくプッチーニの方が原作に近いと思われますが、マスネはマノンの性格描写に重きを置いているようで、あたしハンサムな若い男と愛し合いたいしぃ、贅沢もしたいから金持ちのヒヒ爺とも付き合うのよぉ、という、援助交際なるものがごく普通に行われているらしい現代の日本ではよくある話かもしれませんが、両方欲張るとやっぱりどこかで歪が出てくる筈で、騒ぎを巻き起こすとんでもない破壊的享楽女マノンに巻き込まれた一途な騎士デグリューは可哀相且つアホ。伯爵の息子なのになぜ金欠なのかは腑に落ちないけど。

オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン
  初日にはローラン・ペリーも挨拶


クリップどんなお話か文章一つでまとめると、


享楽的な性格を心配した親に修道院にぶちこまれる直前に逢ったばかりの騎士デグリューとパリに駆け落ちしたマノン嬢、金持ちの愛人になって贅沢しても激怒する父親に連れ戻されて神父になったデグリューを忘れられず教会に押し掛けて復縁を果たし、二人で賭博で金儲けを目論むが、ソデにした男の復讐でイカサマの罪で逮捕され、デグリューは父伯爵のコネで釈放されるが、哀れマノンは流刑地に発つ前にデグリューの腕の中で力尽きて息絶える。

クリップ


プッチーニの方は原作でも一番大切な、18世紀の殺伐としたアメリカ大陸の荒野で流刑された二人が飢えで苦しむ場面が出てくるし、流刑地に発つ船の船長に「お願いだ、キャビン・ボーイでもいいから、僕も連れてってくれ」と懇願するテノールの見せ場も的なあるけど、マスネの方はなんと流刑地に赴く前にマノンが疲労であっさり死んでしまうのは拍子抜け。その代わり、マスネの山場は、父親に拉致されてマノンから引き離された後必死で立ち直ろうと神父になっているデグリューの教会にマノンが押し掛けて復縁を迫る場面が劇的でセクシーで私は一番好き。

オペラ三昧イン・ロンドン
Composer Jules Massenet
Director Laurent Pelly
Designer Chantal Thomas

Conductor Antonio Pappano
Manon Anna Netrebko
Chevalier des Grieux Vittorio Grigolo
Lescaut Russell Braun
Comte des Grieux Christof Fischesser
Guillot de Morfontaine Christophe Mortagne
Brétigny William Shimell
Poussette Simona Mihai
Javotte Louise Innes
Rosette Kai Rüütel



オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン


家セットと衣装ワンピース


ローラン・ペリ-演出の新プロダクションということでウィットに富んだ舞台を期待してたのですが、チープですっきりし過ぎのセットには失望。大道具が何もないので舞台ががらーんとして間が抜けてます。最後の場面なんか殺風景な駐車場って雰囲気でしたよ。私は舞台の下半分しか見えない席だったので尚更がっかりだったし。


オペラ三昧イン・ロンドン
でも、衣装は脇役に至るまでおおむね素敵で、細かいところまでよく出来ててで皆さん魅力的に見えたし、バレエもカットせずまるでドガの踊り子の絵から抜け出たような若いダンサーたちは可愛かった。


      オペラ三昧イン・ロンドン  



音譜パフォーマンス  

オペラ三昧イン・ロンドン マノン女の子


大スターの貫禄たっぷりのネトコちゃんはマノン向きのふっくら艶っぽい声で、もちろん媚を売りまくるぶりっ子演技もぴったりはまって期待通り上出来。


ちょっとだけ中音がかすれたときもあったので絶好調の日ばかりではなかったようですが、7月7日は風邪ひいてるけど歌いますというアナウンスもありハラハラしましたが、一度もキャンセルせずに無事勤め終わったのは立派。

回数少ないのにキャンセルしたアンジェラ椿姫のおかげで尚更ネトコちゃんの健闘が評価されました。


オペラ三昧イン・ロンドン
しかし、去年のカプレッティとモンテッキのジュリエット(→こちら )の時よりは多少ほっそりしたものの、出産太りからまだ抜け出せないネトコちゃんはまだちょっと太目なのが残念。今回のセクシーなドレスも肉がはみ出てなければ数倍チャーミングなれるのに勿体ないったらありゃしない。


超人気の美人歌姫なんだから、もっと美しく見えるように励んで下さいよね。あのほっそりしたネトコちゃん(→こちら )を再び見たいです。

容姿の衰え始めた先輩ソプラノのルネ・フレミングやアンジェラ・ゲオルギューだって頑張って維持してるじゃないですか。ネトコちゃん、頑張りましょう。でも、日本に行くと美味しいものがたくさんあるしね~ラーメン


オペラ三昧イン・ロンドン      オペラ三昧イン・ロンドン



オペラ三昧イン・ロンドン
デグリュー男の子


待ってました!のヴィットリオ・グリゴーロ君。

最初はロランド・ヴィラソンだったのですが、どうせ出ないから誰になるのかしらと楽しみに待っていたところ(いえ、熱血ヴィリャソンは素晴らしいに違いないんですけどね、声好きじゃないし聴き飽きたので)、去年10月にグリゴーロ君に変更になって狂喜して以来長い間たいそう楽しみにしてました。


で、やっとおめもじ生グリゴーロ君、数秒間聴いただけで聞きしに勝る声量にぶっ飛び爆弾、 近くの席の私は鋼のような硬い声質のストレートパンチを浴びて一発でノックアウトされましたわ。凄~い!! 甘さが全くないのが残念だけど、これだけ張りのある声が響き渡れば他のことはどうでもいいわ。


と、最初は思ってましたが、さすがに何度も聴くうちに、他の人たちとバランスの取れないくらい大声の上いつもパワー全開のグリゴーロ君、その迫力は立派だし好きですが、たまには力を抜いてもバチは当たらんだろうに、と思った人は多いでしょう。あまりに直球なのでフランス語のよさが伝わらなかったしね(この点では、やっぱり適任デグリューはアラーニャでしょう)。


しかし、この一本調子で何度も聴いてたらまた違う印象を持つかもしれませんが、好感の持てるハンサム君だし、若さに溢れ溌剌としたロンドン・デビューにファンが激増したことはたしか。私も、予想通り、大ファンになりましたラブラブ!


特に、マノンに迫られて抵抗する例の教会での見せ場では、若くて筋肉質でお肌すべすべのグリコーロ君が誘惑に屈したところで法衣を脱ぐシーンがあり、観客はいっせいに喉ごっくんだったのではないかしら?キスマーク グリゴーロ君もそれを感じてサービスしてくれて、最初は少しはだける程度だったのが、回を重ねるごとに大胆になり、私が見た3回目はついに上半身裸目 その後もう一度あった日にはもっと脱いだのかしらと想像すると行かなかったのが悔やまれて・・・むっ


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン


というわけで、主役の二人が美男美女で歌も抜群という夢の共演キラキラが実現して、豪華な顔ぶれの今シーズンの終わりを更に華やかに飾ってくれましたクラッカー 


9月のROH日本引越公演はグリゴーロ君ではなくて、マシュー・ポレンザーニのようですが、私はポレンザーニも好きだし、彼なら甘さもあるし変化球も投げられると思うので、日本の皆さんも楽しみですね。舞台セットはしょぼくても、華やかでセクシーなマスネの音楽は良いですよ。もっとも、ROHはゆったりとした艶やかさが上手に出せなくて硬いですけどね。


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン


他の歌手も皆さんそこそこ上手で文句ないけど、。特にマノンに振られっ放しのクリストフ・モンターニュ爺さんが

よかったかしら。レスコーのラッセル・ブラウンは、ファウストでの兄役同様、上手なのに押し出しが弱くて印象が薄いし、プレティーニ役のウィリアム・シメルはこないだとコジ・ファン・トゥッテのドン・アルフォンソ役のほうがうんと良かったけど。


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

                          人気ブログランキング おとめ座

AD

<7月24日(土)>

あまりに爽やかな朝だったので、お散歩がてらトーチャンとスーパーマーケットに。近所のスーパーに行くのなんて今年初めてだし、去年は行ったかどうかすらわからないけど、。何を作ろうか考えながら食材を選ぶのって久し振りだから凄く新鮮。いえ、家にいる時は私が料理するんですけどね、いつもトーチャンがテキトーに買ってきた材料でどうするか考えるわけよ。

ついでだから、パリ旅行のことを続け、とりあえず書き終わってしまいましょう。

----------------------------------------------

7月11日(日)晴れ


昨日は曇りでまだ涼しかったけど、今日は朝から快晴で、午後は暑くなりそう。


午後は皆でオペラ座に行くんだけど、それまでは皆それぞれ別行動ということになったので、私は泊まってる所から近いポンピドー・センターの英国人画家ルシアン・フロイト展に行くことにして、11時の開館までの中途半端な時間は、日曜日はお店も閉まってるし、この辺を散歩でもしましょうか。


ノートルダム寺院の上にでも上ってパリを見下ろしたいわ、なんてトーチャンみたいなことを思ってまず行ってみたけど、案の定、長蛇の列だったので(ここはいつもそうだわ)諦めて、代わりに寺院の中に入りました。何度も入ったことがあるので面白くもないだろうと思ったけど、丁度ミサが始まる直前だったのでパイプオルガン演奏とと聖歌隊のコーラスが聴けたのはラッキー音譜


オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン


オペラ三昧イン・ロンドン


ノートルダム寺院を裏から見る景色は又かって感じだけど、アルシェヴェシェ橋の鉄柵に南京錠カギがたくさん付けられてるのを初めて目撃。

「ロマンチックなパリにまた来られますように・・・恋の矢」、と願うカップルの仕業なんだそうですが、ローマのトレビの泉に投げ入れるコインより始末に苦労する代物で、当局も困っていることでしょう。お花とかにすればいいのにね。


ここまで来るとどうしてもサンルイ島に来てしまうわけですが、住民はバカンスに行ってしまったのでしょう、暑いせいもあり、珍しくひっそりとしてました。

       オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン




オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン


オペラ三昧イン・ロンドン アート
地下鉄で近代美術館ポンピドーセンターへ。


そうだわ、混んでるノートルダム寺院の塔に上らなくてもここからパリの遠景が眺められるんだったわ。


遠くてもエッフェル塔やサクレクール寺院が見えると、パリに来たことを実感し、東京大阪間より距離は短くても、一応外国だから感激。


で、その外国まで来て英国人画家の展示会を見るってのもナンだけど、初めて大量に観たルシアン・フロイトLucian Freudは素晴らしかった。彼の作品は肥満体の醜い裸の油絵しか知らなかったけど、植物画も珍しいしなかなかよかった。


時間がなくてフロイト以外の展示はほとんど観られなかったのは残念だったけど、常設展は3年前にしっかり観たからよしとしましょう。


オペラ三昧イン・ロンドン       オペラ三昧イン・ロンドン


ここまでは一人歩きだったので私自身の写真はないけれど、


2時半からのバレエを観に行ったオペラ・ガルニエには、暑くて着物は着られないけど、洋服でそれなりにきちんとしてったので、記念写真撮りましょう。


A先生とsaruさんはロンドンから持ってらしたちゃんとした素敵なワンピースですが、私は昨日買った安物綿ワンピ。


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン


オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン


ここに座れただけで感激するくらいの良い席でしたニコニコ


観たのはドガの小さな踊り子というバレエで、新作はお値段低めに設定されているのでしょう、こんな素晴らしいバルコニー席でも40ユーロちょっとだから買えたわけですが。


ガルニエって、しょっちゅう来るとこのキンキラゴテゴテさが息苦しくて辟易するかもしれないけど、たまに来るにはゴージャスで素敵よねキラキラ


オペラ三昧イン・ロンドン
次はご贔屓歌手の出るオペラを観てみたいものですが無理でしょうね。今回も、湖上の美人というロッシーニのオペラをやってたので観たかったのですが、私たちが行った時は超人気テノールのフロレスは出ない日だったのにずっと前から切符は売り切れでしたわしょぼん

   オペラ三昧イン・ロンドン


サッカーW杯の決勝戦だったけれど、ちょうどその時間にユーロスターに乗ってたので、トーチャンから時々試合の様子を携帯メッセージで知らせてもらいながら、パリよりうんと涼しいロンドンに夜遅く帰って来ました。


短かくても充実して楽しいパリ旅行でしたが、実は土曜日の暴飲暴食が祟ってお腹の具合がおかしくなったので、日曜日は食欲がなく何も食べられませんでした。半年前の胆嚢摘出手術で体質が変ったのを初めて実感したのですが、ちょっとだけ体重を減らしたいという願いが大して苦しむことなくあっさり実現して嬉しいオマケ付きの旅行になったとも云えるわけで、痩せたい時はダイエットじゃなくてしこたま飲み食いすりゃいいんだとわかってなんだか得した気分。


さて、


これでパリ旅行の記事は終わりですが、他の写真もたくさん撮ったし、オペラシーズンも終わって暫く新しいカーテンコール写真とかほとんどないので、冒頭のスキン写真にはもうしばらくパリ風景を登場させる予定です。

               
                 人気ブログランキング   カバン

<7月23日(金)>

久し振りに何も予定のないこの週末、ここらへんは工事中のため地下鉄も動かないし(これはもうしょっちゅう)、家にずっと篭もりそう。で、ブログを頑張ってどんどん先に進めるつもり。

まずはもうちょっとパリのことを続けると・・・

----------------------------------------------


7月10日(土)後半             カメラ写真はクリックで拡大します


午前中は着物でイヴ・サン・ローラン展に行きましたが、その後洋服に着替えて近場でショッピングした後、早目の夕食を皆でフラットの自炊で済ませ(お料理上手の人が作ってくれて、これまた最高の贅沢&安上がり)、私とA先生は再び着物に。折角2枚持って来たんだから朝とは違う着物でね。


オペラ三昧イン・ロンドン      オペラ三昧イン・ロンドン


Y氏とsaruさんはお洋服。暑い日には賢明な選択です。私とA先生も、もうちょっと暑かったら洋服だったろうけど(翌日はめげました、実は)、心配した猛暑にはならなかったので、今日はもう半分意地だわ。


地下鉄で行った所はバスチーユの新しいオペラハウス。私はこれでここは3度目かしら? そう言えば毎回着物だけど、今日は演目がKaguyahimeというバレエだから、着物で行ったらことさらピッタリと思ったわけよ。


オペラ三昧イン・ロンドン
バレエのことはまた別に書きますが、前衛的な新作なので、バレエダンサーの衣装が全くキモノ風ではなかったのが拍子抜けだったけど、かぐや姫は日本のお話ってことは知ってるだろうから、きっと「あ、キモノでこじつけてる人がいる」、と思った人はいた筈。


       オペラ三昧イン・ロンドン    



オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン


オペラ三昧イン・ロンドン


やけに短いバレエだったので、7時半開始で終わったらまだ9時。


時差のせいでロンドンより日の長いパリだから、終了後はまだ丸っきり明るくて、おまけになんてきれいな夕陽なんでしょう。


普通よりはずっと暑くて夜になっても外にいられそうな日なので、セーヌ河沿いをお散歩して、どっか一杯引っ掛けていきましょ、ということで4人でぶらぶら歩き。


石畳の河畔で夕涼みする人もたくさんいたし、パリらしい絵になるいちゃつきカップルもラブラブ


オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン



オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン


ナイフとフォークワイン

早い夕食で小腹の空いた私たちは、セーヌ河近くのマレ地区の教会裏の外で食べられるカフェに行きましょう。

と云っても、考えることは誰しも同じ、こんな気持ちの良い土曜の夕暮れ時はとても混んでたので、暫く立って待った後にやっとテーブルにありつき、おまけに食べ物が出てくるまでえらく時間が掛かったけど、バレエが早く終わったし時間はたっぷり。
オペラ三昧イン・ロンドン
パリに2泊と言っても昨日は着いたら夜中だったし、明日は8時過ぎのユーロスターでロンドンに帰るので、ゆっくり夜を過ごせるのは今日だけなのですが、


段々日暮れて暗くなっていく中で、冷たいサイダー(お酒です)を飲みながら割と本格的な食事をしながら、さっきバレエで居眠りして体力も回復したことだし、たっぷりお喋りしながら真夏のパリの夜は更けていきました。


ロンドン同様、夜遅くまで薄着で外にいても寒くない日は珍しいでしょうから、貴重な夏の風情を楽しめました。夏のパリは3年ぶりですが、家族と一緒だったその時は毎日寒くて震えてたわ。



          人気ブログランキング   三日月