<6月28日(月)>

しょぼんW杯の惨めな敗北で打ちのめされてる英国民の沈んだ心など知らないようなすかっとした青空の爽快な日が続いています晴れ

いまやイギリス中の期待を一人で背負ってるテニスのマレー選手は今日も快勝して準々決勝進出。1セットも落としてない唯一の男子選手ってんだから凄いテニス

ムスメはBFや仲間数人と2泊もウィンブルドンで切符行列キャンプに参加した後、今日センターコートの良い席で丸一日試合を観てきました。若くないとできない芸当だわ。

----------------------------------------------

オペラ三昧イン・ロンドン

オペラ三昧イン・ロンドン
6月21日、ROHのカルメンに行きました。


カルメンってどんなお話?と頭かしげる方は→こちら をご覧下さい。闘牛士が説明してくれてます。


でも、え、又カルメンなの? たしか、去年の秋にやったばっかりじゃなかったっけ?


そうなんですよ~。ガランチャ・カルメンとアラーニャ・ドンホセだったから、そりゃ張り切って大騒ぎしたのを覚えてらっしゃるでしょ?なんせ、5.5回も行きましたもんね(→こちら )。


で、今回の顔ぶれは? 先回より良い筈はないだろうけど、


そりゃもう、段違いもいいとこで、比べ物にはなりませんでしたわ。切符の売れ行きも悪くて、人気演目だというのに、オーケストラ・ストールが65ポンドにダンピングされてましたわ。私は一応一回だけしか行ったけど、仲間は今回はパスした人が多かったしね。


Composer Georges Bizet
Director Francesca Zambello
Designer Tanya McCallin
オペラ三昧イン・ロンドン
Conductor Constantinos Carydis
Carmen Christine Rice
Don José Bryan Hymel
Escamillo Aris Argiris
Micaëla Maija Kovalevska
Moralès Dawid Kimberg
Zuniga Nicolas Courjal
Frasquita Elena Xanthoudakis
Mercédès Paula Murrihy
Le Dancaïre Adrian Clarke
Le Remendado Harry Nicoll


   オペラ三昧イン・ロンドン      オペラ三昧イン・ロンドン



アップカルメンは、悪くなかったんです。

オックスフォード大学で物理学を専攻したという知性がどうしても滲み出てしまうクリスティーン・ライスなので、奔放で男たらしのジプシー役はちと合わないし、ガランチャの凄絶な美しさには遠く及ばないけど、さすがイギリスを代表するメゾソプラノの一人、丁寧に歌い演じてくれて実力を示してくれました。


でも、彼女の声はやや細過ぎかな。私は彼女の声が好きだし、グランドボーンどさ回りのチェネレントラでいたく感心したのですが、カルメンには低音に迫力があって野生的な人が望ましいと思っているので。



ダウンひどかったのはドン・ホセよ。

アラーニャの迫真演技がまだしっかり記憶に残ってる私には、このBryan Hymelの声だけでかくてテリカシーのないでくの棒のドン・ホせには目も耳を覆いたくなりました。テノールにしては長身で整ったハンサムなのに大根役者で、不快な声は硬くて一本調子。

このプロダクション、大したこれまでマルセロ・アルバレス、ヨナス・カウフマン、アラーニャと豪華な顔ぶれだったのに(マルコ・ベルティなんて奴もいたけど)、今回は大外れ。


3D映像を撮った日もあるそうですが、折角だから先回の黄金コンビを映像に残せばよかったのに。


宝石赤今回の拾い物はミカエラで、長身美人のMaija Kovalevska、スペインの田舎娘にしてはいかにも東欧風だし気品があり過ぎるけど、張りのある声で素敵でした。今までのミカエラの中ではベスト(NYメトと違い、この役まで一流歌手を揃えることができないROHの悲しさだけど)。


馬闘牛士エスカミーリョのAris Argirisは、歌は特に上手ではないけど、体格良くて漫画みたいな風貌と大袈裟なはったり演技がぴったりで、この役はそれで充分。ちゃんと馬に乗って歌ってくれたしね。


オペラ三昧イン・ロンドン
というわけで、人気演目の割にはぱっとしなかったし、先回の超一流チームに比べたらぐんと落ちたけど、批評は軒並み三ツ星という、総合的には決して悪くはないけど平凡なカルメンでした。


カメラカーテンコールの写真はクリックで拡大しますので、テキトーにご覧下さい。


オペラ三昧イン・ロンドン    


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

                     人気ブログランキング  メラメラ



----------------------------------------------

AD

<6月26日(土)>

30度は越してたんじゃないかしら。シモン・ボッカネグラのリハーサルを観てから、買物であちこちうろうろしてたんだけど、暑さと人混みでぐったり。

それなのに、夜はパソコンで片付け仕事しながら、こないだのROHのアイーダ録音をラジオで聴きながら、ウィンブルドン試合のテレビ観戦という複雑なことをしてたら疲れてしまい、折角の土曜日なのにえらく早く寝てしまった。咳もほとんど出なくなったので寝室で寝かせてもらえるようになったので体も休まるしね


<6月27日(日)>

W杯、イングランドは宿敵ドイツ(宿敵と思ってるのはこっちだけかもだけど)に4-1でボロ負け。1点差で負けてたら審判の誤審のせいということになって後味悪いでしょうが、あれだけ徹底的にやられると諦めついて気分すっきりで、これで心安らかに高見の見物ができるというものです。まだマレー選手が残っているテニスはハラハラだけど。

----------------------------------------------


オペラ三昧イン・ロンドン
6月26日、ロイヤル・オペラ・ハウスのシモン・ボッカネグラのリハーサルに行ってきました。


どんなお話なのかは、以前の記事(→こちら )をご覧下さい。


オペラ三昧イン・ロンドン
Composer Giuseppe Verdi
Director Elijah Moshinsky
Set Designer Michael Yeargan
Costume designs Peter J Hall


Conductor Antonio Pappano
Simon Boccanegra Plácido Domingo
Amelia Marina Poplavskaya
Fiesco Ferruccio Furlanetto
Gabriele Adorno Joseph Calleja
Paolo Jonathan Summers
Pietro Lukas Jakobski


本チャンを観てから舞台写真などもアップしながらあれこれ書くつもりですが、今日は手短にドミンゴ先生のことだけ書いておきます。

責任感が強くて律儀なドミンゴ先生のこと、今年の春に体調崩してヘンデルのタメルラーノ(→こちら )で降板したのを申し訳なく思ってたに違いありません、心待ちにしてるファンのために、忙しいスケジュールをやりくりしてリハーサルにも出てくれました。


もっとも、今回のリハーサルは買わせてもらえる切符枚数枠(2枚だけ)を食ってしまうという特別処置だったので出ないと怒るでしょうし、リハーサルは写真を撮るという大事な用があるので、たとえ歌わなくても出る必要はあるわけですが。


そして、カメラマンの数で注目度が計れるわけですが、当然のことながら今日は今までにない程たくさんいて(軽く10人はいたと思う)、パフォーマンス中カシャカシャという音が一際煩かったです。


キャーッ! 超有名なドミンゴ先生だから年を食っても誰よりも素晴らしいに違いないわっ!うっとり~ラブラブ!


と盲目的に信じてる人もたくさんいるでしょうし、それはそれで羨ましいことですが、私ときたら、録音や映像で接した全盛期の頃ですら彼のことを良いと思ったことはないし(好みの問題ですが)、この10年程は生で聴く機会も何度かあったけど、いつまでもしがみつかずに辞めたほうがいいんじゃないかなあ、といつも思ってたくらいですから、


そんな冷めた私から観たドミンゴ先生のパフォーマンスはどうだったかというと・・・、

オペラ三昧イン・ロンドン
    オペラ三昧イン・ロンドン      

テノールはしんどくてもう歌えなくなったドミンゴ先生、さすがと言うか諦めが悪いと言うか(熱意には頭が下がります、嫌味じゃなくて)、今度はバリトン役にまで手を広げ、このボッカネグラが手始めなのですが、高い音を無理して張り上げる必要がなくなったわけですから余裕たっぷりで、声もよく出て、年恰好も役柄に合ってるし、威厳のある存在感で立派なものでした。


仕方ないことでしょうがバリトン歌手にしては低音の迫力に欠けてて、低音の迫力そのもののようなフルラネットと一緒だとますますその欠点が目立つわけですが、その低音にドミンゴ先生特有の甘さがよく出てて、あまり低音の魅力には惹かれない私は、逆にこういう軽くて美しい声のバリトンもいいじゃないの、と感じました。誰だか知らないで声だけ聴いたら、この人テノールに転向すればいいのに、と思うに違いありません。


元々はバリトン歌手だったのにテノールに転向したドミンゴ先生、テノール時代は高音が苦しそうだったし、バリトンだと低音が弱いし、と、要するに中途半端な音域なんでしょうが、中音の美しさでここまでのし上がったのは凄いことだし、声は好みでなくても誰よりも数多くの役に挑戦した努力はいつも尊敬してました。そして70歳を目前にした今また新たな役に取り組んだ勇気ある姿に接して、決してファンではない私ですが、それなりの感慨はありました。


但し、ドミンゴ先生の歌唱で私が気に入らない息継ぎの部分(ブツっと切れていかにも苦しそうなんだもん)はそのまま変らず、聴きづらかったです。


今日はupperslipでしたが(4ポンドは超お得でしょ)、2回行く予定の本番は舞台横の席なので、まじかに観るのが楽しみです。プロムスでもコンサート形式でやってくれるし(私は行きませんが)、野外スクリーン中継が7月13日、BBC中継が7月10日にありますから、ROHの切符が買えなかったも楽しめる筈。


これからバリトン役でどんどん新境地に挑むのかと思いきや、もうすぐ歌うのは辞めると仰ってるらしいドミンゴ先生ですから、ロンドンはこれが最後ですね、きっと。南無阿弥陀仏と唱えながら拝聴しなくては。初老バリトンには良い役がたくさんあって、リゴレットなんかやったら良い味出せそうなのに惜しい気もしますが・・・。


ステージドアにはたくさんの人が待ってましたが、ドミンゴ先生他数人は夜にウィーンでのガラ公演出演のために急いで飛行場に行かなくてはならない筈ですから、別の出口からこっそり逃げたかも。サービス精神に溢れたドミンゴ先生のこと、待ってる人を見たら無視できないでしょうからね。


オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

オペラ三昧イン・ロンドン     オペラ三昧イン・ロンドン

ドミンゴ先生のことだけ、と言いながら、他の人の感想もちょっと書いちゃうと、


先回(→こちら )はなんと代役でこの役を歌ってくれたフルラネット、今回も素晴らしくて、重厚な歌声と芝居でヴェルディらしい重みと品格を加えてクラッカー


私のご贔屓テノールのカレヤは期待通りの伸びやかな声で、先回はへなちょこテノールで大いに不満が残ったこの役をこれ以上ない程レベルアップしてくれました。長髪カツラのおかげで遠くの席の私にはハンサムに見えたしねキスマーク


一人で足を引っ張っりまくったのは、そうなるんじゃないかなと心配した通りポプラフスカヤ。彼女のくぐもった声が大嫌いですが、それでもドン・カルロなんかはかなりましだったのに、今回は一段と醜い声でコントロールも不足。先回アニャ・ヘルテロス嬢が素敵だったので聞惚れたこの役をそこだけ耳をふさぎたくなる位落としめられて悲しいです。決して穴をあけないのは立派なんですが、病気になってくれないかなあダウン


パッパーノ大将の指揮はいつも通り文句なしで、最近トラヴィアータ、アイーダとヴェルディが続くROHですが、ヴェルディばかりでも良いと思うくらい素晴らしかったです。お馴染み度は少なくて渋いしストーリーが内容的にいまいちなんですが、これもヴェルディの名作。

                           人気ブログランキング  ドクロ 

                        

----------------------------------------------

AD

急ぎの着物には

テーマ:

6月24日(木)>

祝日日本チームのW杯決勝T進出、おめでとうございます。・・・なんて、他人ごとのような言い方ですが、いや、なかなか良い試合でした。BBCの解説者たちも皆さん褒めてましたよ。特に、当然ながら、本田選手が賞賛の的。ほんと、24歳の本田君、かっこ良かったですね。でも、サムライに金髪は似合わないんだから、日本男児たるもの、ナチュラルな黒髪で勝負して欲しいものです。

溜まっていることをどんどん書いていきましょう。

----------------------------------------------

オペラ三昧イン・ロンドン
6月22日、マノンの新プロダクション初日に着物で行きました。


Y氏がご一緒して下さるということで、お仲間がいれば私も便乗させて頂きますとも。


しかし、マノンは長いので開演が6時半とえらく早いのが問題だわむっ  地下鉄がよく遅れるので、オペラハウスには充分な余裕を持って出発しないと心配だし・・。


ひらめき電球そうだ、そんな時こそ、作り帯の出番じゃないの。


私がネットで注文して先月日本からオペラ鑑賞にいらしたstraycatさんが2枚の着物と一緒に持って来て下さった帯なら、洋服のベルトみたいに巻き付けて、すでにできてるお太鼓を引っ掛けるるだけだから、ほんとに簡単。


急に暑くなったので、薄い布地の単衣にしよっと。椿の着物に梅の帯って、季節感のないイギリスらしくていいわあ。上半身はあっさりし過ぎてつまんないけど、下に行くほど花が大きくなる面白い着物でしょ?


帯も応用範囲が広くて便利に使えそうでグーグー
    オペラ三昧イン・ロンドン    オペラ三昧イン・ロンドン


             人気ブログランキング   ブーケ2                      

AD

やれやれ

<6月23日(水)> 晴れ爽やかに快晴で気分良し


1

W杯で崖っぷちのイングランドチームの決勝トーナメント進出決定で、国民一同大喜びというよりはほっと一安心。会社で結局見そびれたけど、ワア~っクラッカーという歓声は聞こえてきたので臨場感はありました。 


明日の日本戦は夜だし、久し振りに外出予定がないので、家でじっくり観戦することにいたしましょう。日本人選手は誰も知らないし、私にとっては日本は遠い国なので、もちろんは応援するけど、イングランドの勝敗ほど気を揉まずに済むので、のんびり観られるかな。


2

オペラハウス4連チャンが今日で終わりました。お琴を弾いてから駆け付けたフィガロ、仕事の後のカルメン、マノン、又フィガロ。


連チャン自体は、楽しいことなんだし座っているだけなので毎晩ずっと続いても別にどうってことないのだけれど、今回は咳込むのを抑えるのに一苦労。

4日とも同じストールサークルの最後列で、時々席を立ってすぐ後ろの壁の向こう側でゴホゴホしたり・・・。「咳する奴は来るんじゃない!」、と実は苦々しく思っている私なのに、すみましぇーんカゼ




オペラ三昧イン・ロンドン       オペラ三昧イン・ロンドン



オペラ界のフェロモン男アーウィン・シュロットの写真でも貼っとこラブラブ!(クリックで大きくなるよ)。



昨夜のマノン初日にネト子奥様の応援に来てた端正な背広姿と、今夜のフィガロの結婚のカーテンコールだけど、夫婦仲が良好でよかった。でなきゃ、アラーニャとゲオルギューガックリみたいに「同じ時にロンドンにいるのは嫌」ってことになって、どっちかがキャンセルするに決まってるもんね。もし、そうなった場合は、そりゃネトレプコのマノンの方が大事だから、シュロット亭主はクビだわな~。  

        


                         人気ブログランキング  サッカー

<6月21日(月)>

さっきカルメンから帰ってきました。

なんやかんやでお出掛けばかりなので、W杯もほとんど観てないうちに今日からウィンブルドン・テニスも始ってしまいましたがね。

その9日間連続外出もあとは明日明後日のオペラを残すのみとなり、珍しく風邪気味になって咳で苦しんでますが、ここまで来ればあと一息。コンコン、ゼーゼーDASH!

こういう時はムスメの手描きカードのアップでもしましょう。

----------------------------------------------


母の日は日本とは違って3月なのに、Father’s Dayは日本と同じ6月20日でした。


またカエル君だし、母の日の可愛いトマト・カードに比べると(→こちら )心なしかこのムスメのトーチャン・カードは背景などが少々手抜きに見えますが、卒業展などで更に忙しかったので仕方ないですね。



オペラ三昧イン・ロンドン


しかし、カードはやっつけ仕事でも、小さい時からトーチャンべったりのムスメだし、掃除洗濯のみならずいつもバタバタしてる我が家の女二人をいつも手助けしてくれるトーチャンには私も感謝してますよお。こうして私が遊び歩いていられるのもトーチャンのお陰ですもんね。



コーヒーさて、

一人で家でのんびりするのが好きなトーチャンですが、最近凝ってるのはクッキーを焼くことなんです。

お料理好きのBFに影響されてムスメが買ったレシピ本を見たら焼きたくなったようです。そして、なんでも系統だってやるのが好きな理科系人間らしく、最初のページから順番にやるつもりのようで、着々と実行してます。

今日帰ってきたら9番目ができてましたが、全部で400種類もあるので、たとえば私が「あ、これ美味しそう、食べたいな」、と思っても、それが最後の方だったら、今の週2、3回のペースだとすると、2年くらい待たなきゃならないですけどねぇ。
やり始めたらきちんとやり遂げるトーチャンのことだから、きっと最後まで順番守りながらやるんでしょうが、お料理でも同じことをしてくれるとありがたいので、今度レシピ本を買ってあげましょうかね。

だからもっと美味しい食事を作ってね(←嫌味かな?)

                             人気ブログランキング  ケーキ


----------------------------------------------