オペラ三昧イン・ロンドン


2月20日、国会議事堂近くのにある、教会をコンサートホールにしたSt. John's Smith Squreでのエカテリーナ・シウリーナのリサイタルに行ってきました。


音譜

EKATERINA SIURINA soprano
IAIN BURNSIDE piano

Tchaikovsky Softly the spirit flew up to heaven; Lullaby
Rimsky-Korsakov On the hills of Georgia; Not the wind blowing from the height; The rose and the nightingale; Marfa Tsar's Bride
Rachmaninov Lilacs; They answered; The isle; Do not sing before me, O beautiful maiden; How peaceful


Handel Lascia che io pianga Rinaldo
Mozart Giunse alfin il momento... Deh, vieni Le nozze di Figaro;
Il Padre perdei Idomeneo
Verdi Gilda Caro Nome

音譜



今ROHのリゴレットにジルダ役で出ているロシア人ソプラノで、ROHの歴代リゴレットのヒロインの中では、ネトレプコ、シェーファー、チョーフィーという有名どころを押さえて、私のランクでは歌もイメージもダントツ一位の可憐なジルダであるシウリーナ。(比較は→こちら


この日は他に用事があったので残念ながらこのコンサートには行けないわとずっと思っていたのですが、レオ・ヌッチと共演の素晴らしいリゴレットを2回聴いたらどうしても行きたくなったので、そっちをすっぽかしてこちらに行くことにしました。


で、決めたのがコンサートの僅か1日前だったのですが、なんと最前列のほぼ真ん中が取れました。


ってことは、かなり空席が目立ったということで、ROHであんなに熱狂的に拍手喝采を受けた歌手が、こんな暗くて淋しい場所にある(ビッグ・ベンの近くで、雰囲気はとても良いけれど)、有名な人はあまり出ない二流ホールでガラガラの客席に向かって歌わなくちゃいけないなんて、勿体ないったらありゃしない。


おまけにえらく寒かったんですよ、このホール。私はコートを着たまま聴いてましたけど、震えてましたね、彼女。これで風邪ひいてリゴレットに出られなくなったら大変な損失よ。彼女ほど上手なジルダは他にいないんだから。
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勿論、客の入りが悪いからといって手を抜くようなシウリーナ嬢ではないので、前半のロシア歌曲は端正にしっとりと、後半のイタリアン・オペラは華やかに、誠心誠意、実に丁寧に歌ってくれました。


濁りのない清らかな美声は何度聴いてもうっとりで、私は結構何度も聴いてるですが(全部リゴレットだけど、前回ROHで2回、去年の秋のパリ・バスチー ユで一回、今回ROHで3回)、全く聞き飽きません。



ワンピースサンダル

曲の雰囲気に合わせて、衣装も着替えてくれました。


最初は青の濃淡のぼかし生地に銀色のベルト風胸飾りがシャープな印象のドレス。

後半はグレー地に黒い小花模様とフリルが女らしいふわっとしたドレス。


両方とも、おたふく顔で美人ではないけれど良いお嫁さんになってお姑さんにも好かれそうな清楚でちょっと野暮ったいシウリーナらしいデザインです。


どちらも着物にしてもよさそうだわ、と思ったりもして・・



  
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アンコールはロシアの曲をひとつと、最後はぱっと明るくグノーの「ロミオとジュリエット」から一番華やかなアリアを歌ってくれました。ジルダ以外で何か是非聞きたいと思っているのですが、そうこのロメジュリなんかいいかも。


というわけで、行ってよかったとしみじみ思えたコンサートでしたニコニコ


人気のないお陰でこんな良い席で素晴らしい歌声を聴けたのはとても良かったのですが、やはりちょっと複雑な気持ちです。このコンサートのことを知らないにちがいないからでしょうが、私だったら、ROHでリゴレットで感激しながら出てきた人たちにチラシ配りますけどね。


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リゴレットでチラシを配ればよかったのに、と思うリサイタルが実はもう一つあるんです。シウリーナと共演した公爵役の若いテノール、フランチェスコ・メリで、これは3月11日なので、皆さん是非切符を買ってくださいね。


生で聴くのは初めてでしたが、芯のある若々しい美声がすっかり気に入った私はもちろん行きますが、まだ切符がすごくたくさん残ってるんです。 →こちら


シウリーナもメリもRosenblattという歌シリーズですが、

このリサイタル・シリーズ、過去にはホアン・ディエゴ・フローレスが2回出てくれたのは「でかした!」と褒めてあげますが、「来年は丸ちゃん(マルセロ・アルバレス)が出ます」ということだったのに楽しみにしてたのに結局おじゃんになったこともあるし、切符まで売り出してたアーウィン・シュロットはキャンセルになったし、去年のシウリーナはいつのまにか違うソプラノに変更されてたし、等々、私は眉唾シリーズと呼んでるの。


でも、フローレス王子が2001年1月にここに出た時も、直前だったのに最前列が買えて、やっぱりがらがらだったことが懐かしい思い出されるRosenblattシリーズです。


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2月は着物三昧 

テーマ:

私がミラノに発った2月12日にほんのちょっと雪が舞ったらしいのですが、それ以降は穏やかな日が続いて、北国イギリスも春めいてきました黄色い花


1月中旬から2月中旬に掛けては、異常な寒さと悪天候のせいで、着物を着る気分にはなれませんでしたが、2月はやたら張り切っている私。


2泊3日のミラノ旅行をずっと着物だけで通した以外に、これまでに4回、着物でお出掛けしました。


写真はクリックで拡大しますので、私の顔をアップで見たい人はいないでしょうが(自分でも嫌です)、着物や帯はご覧下さいね。



12月10日のロイヤルオペラハウスのリゴレット。

まだお天気が不安定だったので、洗える小紋で、オペラハウスにしてはカジュアルっぽく。


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22月17日、ウィグモア・ホールのトビー・スペンスのリサイタル。

大好きなトビー君と2ショットできるかしらと思って、渋~いウィグモア・ホールにしてはちょっと派手目にしていきました。はい、おかげさまで、トビー君だけでなく、ENO音楽監督と一緒に写真も撮れました(→こちら )。


この日もお天気がちょっと心配だったので、また洗える着物の登場です。帯の柄は私のお印である椿。


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32月18日、2回目のリゴレットに、初めて着る訪問着で。お天気は悪くなかったけど、これが着たかったの。


豪華に見えるでしょうけど、実はこの訪問着も化繊なんです。

ロンドンで着物や帯を始末してた方から譲って頂いたうちの一枚ですが、自分でぬるま湯で洗ったら、随分色が落ちてしまい、真っ白だった小花柄が水色になってしまいました。

化繊=洗えるとは限らないことがこれで身にしみてわかりましたが、ロンドンで着物をドライクリーニングになんか出したらどうなることかわかったもんじゃないしね。


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42月22日の日曜日、お琴の先生のお宅で仲間うちのお弾き初め。


着物を着るためにお琴やってるようなものなので当然着物着ましたが、他の方は洋服のようだし、まだつい最近習いに通うようになった新参者の私、控え目が肝心。それに、お琴を運んだりあれやこれやで汚れるかもしれないので、やっぱりまた化繊。


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7人で合奏したり独奏したりしてお互い刺激を与え合い、有意義な午後でした。


でも、独奏をご披露したのは、中学校の謝恩会で弾いた曲なのですが、当時の腕前が今より上なのは我ながら明らかで、凹んでしまった私ですガーン



とかげ

2月はあと2回着物を着る予定で、明日の準備は完了。またリゴレットですけどね。

週末にちょっとしたお琴のgigがあるので、これで2月は着物9回となり、月間タイ記録の筈。やり過ぎでしょうか?


3月は陽気もよくなるでしょうから、なるべくちゃんとした着物をどんどん着て、リッチな気分になりたいものです。


って、ちがう、ちがう! 


今年は洋服のお洒落ができるように体型を整えるという目標があるんでしょ?


はい、そうでした。でもお察しの通り、それは全然うまくいってませんですむっ


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オペラ三昧イン・ロンドン

2月19日、ロイヤル・フェスティバル・ホールのウィーン・フィルのコンサートに行きました。


切符を買ったのはたしか一昨年。その時はコーラス席は売ってなかったような気がするけどなあ。売ってたら、ここではほぼコーラス席専門の私はまっさきに買ったはず。それとも、ソロの演奏者もいないオケだけのコンサートだから、たまには正面からまともに聞いてみようと思ったのかも。


でも、理想的な前の方の席だと、さすが天下のウィーン・フィルだけあって、お値段バカ高なので、うーんと後ろのバルコニー席しか買えませんでした。でも、これでも26ポンドもするんだから、よほど上手でないと怒るよ。


音譜

Vienna Philharmonic Orchestra


Haydn Symphony No.104 (London)
  INTERVAL
Bruckner Symphony No.9

Zubin Mehtaconductor




実は、前半のハイドンの交響曲は聞き逃しました。

バービカンでやってたShun-kin(谷崎の春琴)というお芝居で三味線を弾いてらっしゃる本條秀太郎さん という名人が、一回だけ6時から無料の三味線コンサートをやって下さったので、そっちに7時過ぎまでいたんです。貴重な機会だったし、素晴らしい演奏でした。



一曲だけのためにウィーン・フィルのコンサートに行くのも面倒だからどうしようかと思ったけど、折角うんと前から買ってあったし、ブルックナーは好きだし、それにウィーン・フィルのことだ、きっといつものように、オケには珍しいことだけど、アンコールにお得意のウィンナ・ワルツを何曲か弾いてくれるにちがいない、と思ったわけよ。


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でも、アンコールやってくれませんでした。

ブルックナーが長かったから仕方ないけど、がっかりダウン



後半が始まる前に、指揮者のズービン・メータが、ウィーン・フィルのレコードをたくさん作った音楽プロデューサーのナントカ・レイバーンって人が前日に死亡してとても悲しい、今夜のコンサートは彼に捧げます、とアナウンスしたけど、もしかしたらそれが理由で楽しげなワルツなんぞ不謹慎かと思ったのかしら?



目一杯ウィーン・フィルならではの演奏をするのが、恩人の喪に服すことになると思うんですけどねえ。



プンプン


で、その肝心のブルックナーが素晴らしかったらまだしも、それもね~・・・



ブルックナーの9番ってこんなだらーんとした曲だったっけ?


数年前にこの曲をベルリン・フィルで聴いた時には、一糸乱れぬ張り詰めた演奏で感動したのに、今日は、所々はウィーン・フィルらしいゆったりとした極めて美しい弦楽器の音に聞惚れたものの、時々緊張感がなくなって、前日前々日とオペラとコンサートが続いてお疲れの私はつい夢の国へどんぶらこどんぶらこ・・・ぐぅぐぅ


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これでは、ブルックナーが嫌いになりそうだし、もしこれがどこのオケか知らなかったら、果たして上手だと思ったかどうか・・・

この程度の演奏ならできるオケは他にも結構いるでしょ。それにこの硬くて壮大な曲はウィーン・フィルには合わないような気もしますが。


お痩せになったメータ先生、ブルックナーを暗譜で熱演して下さったけど、ペースもスローだったし、いまいち精彩を欠いていたような。


結構何度もウィーン・フィルを生で聴いてる私ですが、今回は、アンコール無しということは別にしても、今までで一番の失望。


それとも、私自身が疲れていたので楽しめなかっただけでしょうか・・・?


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(いまだにミラノ旅行記やってますが、観劇関連以外はこれが最後です)


                                カメラ写真はクリックで拡大します



2月12日から2泊のミラノ旅行、行く前から気分的にゴージャスだったのは、ホテルのお陰です。


だって、4ツ星スーペリアという、普段の私にはとても縁のないようは高級ホテルだったんですもの、予約した時からワックワクラブラブ


えっ、 このポンド安の折りに(ほとんど1ポンド=1ユーロですもんねあせる)、そんな高いところに泊まれる余裕があるのかって?


あるわけないじゃないですか。


タネを明かせば、

ご一緒した中の一人がさるコネを持ってらしたので、特別にう~んと安いお値段にして頂けたってことです。


持つべきものはお金持ちだけでなくおコネ持ちの友人ですね。もうこれだけでミラノ行きの元は充分取れた思えるほどのお得な気分がま口財布


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このダブルルームに私一人で寝て楽ちんだったし、大きなベッドが(ほら、行きの空港で問題になったやけに小さなスーツケースなので余計に大きく見えるかも)が着物の着付けにもとても便利でした。JSTV(日本の衛星放も入ってたので、下らない他愛無い日本の番組をつい長々と楽しんで観てしまったし。


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屋上には室内プールもありました。


プールと言ってもこのサイズですから、日本の温泉によくある足湯ってとこですけどね。ま、どうせ私たちは時間がないのでデッキチェアでくつろぐ余裕もなかったし、私はずっと着物だったので例え少々時間があっても無理でしたからいいんです。



そして、クラシックな雰囲気のこのホテルの一番良い点は、なんと言っても抜群のロケーション。


ドゥオーモからもスカラ座からも歩いて2、3分という、これ以上は望めない理想的な場所でしたもんね。観光中も気軽にちょこちょこホテルに戻れたのは気分的に余裕ができていいものです。


ということで、宿泊は万歳三唱したいくらい恵まれてましたが、




ナイフとフォーク食事はどうだったかと言うと・・・


初日はオペラの時間に縛られて全く中途半端になってしまい、苦労しました。

午後に着いて夕方早目に近くのカジュアルなカフェでとりあえず軽く済ませ、6時半からのスカラ座でワグナーの長いオペラへ。


終わったのが12時ですから、どこのレストランも普通に営業してるとは思わなかったけど、でもこれだけの都会なのだから、軽く食べたりワイン飲んでゆっくりするカフェとかあるのだろうと思ったら、さにあらず、街は真っ暗でとっくにおやすみなさいしてました。


腹がへったよ~ショック!、と困った私たちはホテルのフロントに尋ねて、かろうじてやってるレストランを予約してもらい、寒い夜道をさまよってやっと到着。結構ちゃんとしたレストランで、他に男同士のカップルがいただけで閉店寸前の様子。


そんなに重いものじゃなくてパスタくらいでいいと思ったけれど、残念ながらパスタは終了。でも、パスタはできないけどちゃんとしたメインコースなら作ってあげると不思議なことを言われて、私はミラノ風カツレツを注文。


大きなお皿いっぱいに広がる特大サイズ。上にロケットとトマトがたくさん乗ってるのでカツがよく見えないでしょうけど、こんな大きなカツ見たのも食べたのも初めて。これを全部真夜中に食べるのはかなりしんどかったけど、必死で頑張りました。友人が注文した魚は見た目も美しく美味しかったそうなので、そっちにすればよかったかも。


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晴れ二日目のランチは張り切りました。唯一ちゃんと食べられそうな時間の余裕があるのはこれだけですから、ずっと前からレストランを予約。


一緒に行った中の一人がミラノに詳しいお友達に教えてもらって実際に行ったこともあるレストランで、都心からは少し離れてますが(と言っても帰りはぶらぶらドゥオーモまで歩いて行けた)、さすがローカルの人たちが殺到するだけあって、とても美味しくて、しかもワインも結構飲んだのに、お勘定間違えたんじゃないかと思うくらいリーズナブルニコニコ


ビジュアルには拘らないカジュアルなレストランで、美味しいけど写真写りはよくなさそうなものがほとんどだったので写真は撮りませんでしたが、やっぱり口コミを信用するのがベストってことですね。それにこんなレストランはネットで宣伝する必要ないでしょうから、サイトもなくてご紹介もできませ~ん、です。たとえできても内緒ですけどね、フッフッフ。



半月その夜はスカラ座でのコンサートが10時には終わったので、それだったらどっかあるでしょう、と思ったら、これがまたさにあらずで、ホテルの近くの感じよさそうなカフェとかに目をつけていたおいたのに、早々に閉まってました。ミラノって夜更かししない街なのね。


夜は寒いミラノで昨晩のように歩き回るのも嫌だったので、とても空いてるってことは不味いかもしれないのはわかってたけど、ホテルのすぐ近くのどうってことのないレストランに入りました。そしたら案の定、「うーん、なんだかなあ・・・」というものばかりで、さらに大食いの私には辛いくらい量が少ないの。



モグラいや、でもこれくらいでいいんです。


お天気も最高で、憧れのスカラ座でのオペラも素晴らしく、狙ったランチはリーズナブルで美味しかったですから、これ以上望んだらバチが当たりそうです。



飛行機4人共満足してハッピーな帰りの飛行機の窓からは美しい雪山と湖が見えて、さらに幸せ度アップ音譜


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                                  灰色のイギリスにただいま・・・  

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(溜まってるオペラとコンサートのうち、まずは私の大好物テノールのトビー君からいってみましょう)


2月17日、ウィグモア・ホールのToby Spenceのリサイタルに行きました。


随分前に切符を買い、この日を長い間ハートマークを付けて楽しみにしてた私ラブラブ

このあたりもスカラ座行きの候補だったのですが、その場合は私はスカラ座の方を諦めるつもりだったんです。


平フレンズよりランクが上のフレンズだった時に張り切って「最前列席絶対所望!嘆願嘆願」と申し込んだので、希望通りの席がもらえたのですが(25ポンド)、チョキ


そんなに焦らなくても良い席が結構ずっと売れ残ってて、私の隣の最前列席も結局売れなかったようです。


お膝元なのに、トビー君って人気ないのねしょぼん ・・・・・・ ファンとしては複雑な気持ちです。



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                         カメラ写真は全てクリックで拡大


クリップ

Toby Spence (tenor)
Graham Johnson (piano)


Purcell/Britten 3 songs from ‘Orpheus Britannicus’  

Berlioz Les nuits d’été 

Poulenc Tel jour, telle nuit

Britten Seven Sonnets of Michelangelo


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この日のトビー君はほぼ絶好調。


私の席からは全体の様子は見えないけど、きっと空席が目立ったにちがいないkの小ホールですが、大熱演してくれて、私はとってもハッピーキスマーク


最初のブリテンを英語で、ベルリオーズとプーランクをフランス語、最後のブリテン(ミケランジェロのソネット)はイタリア語で歌ってくれたのですが、トビー君の明るい声はやっぱりイタリア語が一番似合います。


アンコールは、メモし忘れたので定かではないのですが、たしか最初が戦争に関る暗いブリテン。最後は、今夜唯一(私には)お馴染みのパーセルのmusic for a whileでしっとり美しく余韻を残してくれました。


こんなに美声で上手で、おまけにハンサムなのに、なんでトビー君ってこんなに人気がないのか、全く理解に苦しみます。 


って思うのは、恋は盲目状態の私だけはてなマーク


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オペラ三昧イン・ロンドン
さて、ウィグモア・ホールは誰でもコンサートが終わった後に舞台裏にある部屋で演奏者に会えるということなので、初めて勇気を出して一人で行ってみました。


歴代の出演者たちの写真がずらっと壁に掛かるその部屋は以前オープン・ハウス・デーにわざわざ見学に行ったことがあるのですが、渋いウィグモア・ホールらしくこじんまりして落ち着いた感じの良い部屋です(楽屋ではなくwaiting room)。


カーテンコールが終わってすぐ押し掛けたら、最前列の私からはすぐ近くなのでまだあまり人はいませんでしたが、トビー君とベテラン伴奏者のグレアム・ジョンソンはすでにお迎えスタンドバイでした。


トビー君と話をしたい人は一応列を作ってて、私は3番目。すぐ後ろに並んだ日本人のご婦人は、その日トイレやロビーで会釈した方なのですが(私が着物だったのが珍しかったのでしょう)、音楽家の娘さんがトビー君と音楽学校で一緒だった関係で、個人的にもトビー君をよく知ってらっしゃるとのこと。


番が来て私たちは二人で一緒にトビー君と少しお話して、彼女に写真も撮って頂きました。


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私たちの前にいたフランス人が結構長々と話しててヒンシュクものだったので(因みにトビー君はフランス語も話せるんですよ。そんなに流暢でもなかったですが)、番が来て私とそのご婦人はあまり長話はせずに3人でちょっとだけ。どうせ私はもう緊張アワワワ状態だし、ブログ用の写真さえ撮れればいいので満足。


そのご婦人が、「ENOの音楽監督さんもそこにいらしてるのよ。彼とも知り合いなの」、と仰って、サイン待ち列とは別に適当に仲間うちで歓談してるいつくかのグループにいたEdward Gardner氏に紹介してくれました。


ちょっとお話して、写真も一緒に撮ってもらいました。コチコチ状態ではなくなった私は図々しくも腕なんか組んだりして。


ガートナーの指揮は何度か聴きましたが、エネルギッシュで惹きつけるし、なんてったってこの若さでENOの音楽監督になるくらいです、将来はきっと有名指揮者になれるでしょうから、彼とのツーショットの方がトビー君とのより将来は価値出るかも。


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ガードナー氏とトビー君は、そのご婦人によれば、若い頃からの知り合いだそうですが、そう言えば、去年7月にバービカンの皇帝ティートの慈悲 のコンサート形式オペラで共演してましたね。その時にガードナー氏のハンサムぶりもしっかり写真に撮ってますのでご覧下さい。


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それに、ほら、今夜のトビー君のベルベットのジャケットはその時のと同じでしょ。私はすぐに気付きましたが、今回は冬だからいいけど、7月のティートでは暑苦しそうだったわ。


トビー君って、ROHで時々見掛ける時はそれなりに彼らしいものを着てるので、イギリス人男性としては着るものに無頓着ではないと思うのだけど、同じ街で同じ年に同じ服ってのもちょっとね。アラーニャは同じコンサートの途中で着替えてくれたよ。


えっ、アラーニャとは稼ぎが違うって?  まあ、そうでしょうねぇ。



でも、人気なくても私は変らずにファンでいるから、トビー君、頑張ってよね。



次のトビー君は、3月31日のバービカン でのヘンデルのコンサート・オペラですが、まだ切符がどっさり余っているので、皆さん買ってくださいね。


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