地下鉄ちょっとパリに遊びに行ってきま~す。


なんて言うと、日本にいる人にはかっこ良く聞こえるかもですね。ほんとは大したことはないんですけど。だってロンドンとパリは東京と大阪より近いですもん。


しかし、一応外国ですしね、おフランス語全くできない分、異国情緒は味わえます。


2泊だけですが、家族と一緒ではないので、こないだのローマ旅行や去年のパリ旅行のような強行スケジュール徒歩旅行には絶対に致しません。


キーワードは、着物(当然)、バレエ(ガルニエ)、オペラ(バスチーユ)、レストラン、ゆっくり(朝寝坊)、のんびり(パソコンから離れて)、ゴージャス(気分だけ)


なんかもう、ローマの反動そのものですね。


しょぼん残念なのはお天気。

外を歩くわけではないと言っても、マロニエの枯葉カサカサのパリの晩秋の雰囲気を味わいたかったのに、ロンドン同様、急に寒くなって雨模様みたい雨



31日は午前中働いてからその足でユーロスターで出掛けます。日曜日はオペラのマチネを観てその足で帰ってきます。月曜日はもちろん会社(夜はコンサート)。

あ~、なんだか慌しいわっ。


カバンでは、行ってきま~す。

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たまにはバレエ

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10月29日、珍しくバレエを観てきました。


Music Pyotr Il'yich Tchaikovsky/Henri Duparc
ChoreographyMichael Corder/George Balanchine

Conductor
Barry Wordsworth


Serenade
Marianela Nuñez, Lauren Cuthbertson,Mara Galeazzi,Rupert Pennefather,Valeri Hristov

L'invitation Au Voyage
Leanne Benjamin、 Valeri Hristov, Emma Maguire, Ernst Meisner,Bethany Keating, Johannes Stepanek,Olivia Cowley, Rupert Pennefather,Kenta Kura

Theme and Variations
Roberta Marquez, Johan Kobborg


ロイヤルオペラハウスの小作品3つで、繋がりもストーリーもないので、見所は踊りの技術のみ。主役級ダンサーを一気に何人も見られてしかも値段が安いので、私はこういうのが結構好きです。バレエに手を出せない理由はお金が掛かることなので安いのは魅力。いえ、ロイヤルオペラハウスではオペラよりバレエはうんと安いんですよ。でも、オペラは聴くものですから10ポンドくらいの安い席でよくても、バレエはオーケストラ・ストールの最前列とかでなきゃ嫌だと思っている私、この手の混合バレエはお得感ありです。

しかし、最前列がいいなんて言ってると滅多に行けないわけで、折角ROHの会員゙になってるのにそれも惜しい気がして、今回はフレンズ予約で何枚か安い席を買ってみました。今日はアンフィシアターの最前列(真中ではないけど)で11ポンド。こんな遠いところからバレエを観るのは初めてで、もちろん強力双眼鏡持参。

しかしねえ、やっぱり迫力なくて駄目でしたダウン

肉眼でダンサーの顔が見辛いし(西洋人女性ダンサーはただでさえ同じ顔にみえるのに)、豆粒がジャンプしても「わあ~、凄い」って感じられませんもん。

バレエはやっぱりオーケストラ・ストール最前列に限るということを再確認。ってことはほとんど行けないってことなので(100ポンド近くしますもん)、これは数少ないバレエ鑑賞記録になります。バレエは全くの門外漢の私ですから、どうせ気の利いたことは書けませんけど。

1最初はチャイコフスキーのセレナーデ

大勢のフォーメーションが見所なので、これだけは全体を見下ろすこの席で良かったです。これ、振り付けはシンプルでもチャイコフスキーの美しい音楽で皆さんが一糸乱れずぴしっと動いてくれたら見てて気持ちいいんでしょうねえ。

でも、これじゃあねえ。

「ほら、列が曲がってるよ~、間隔もバラバラじゃん」、でしたもん。


しかし、次のに比べたら最初のセレナーデは素晴らしかったです。

22番目のL'Invitation au voyage航海への招待は、何組かの衣装のちがう男女カップルが、なにを言わんとしているのかはわからないものの、交代で少しづつ何度も踊ってくれて、近くで見たらきっと「どのカップルがベストかしら?」と興味深かったにちがいないのですが、スローな動きが多いので遠くから見るとつまんなかったです。


しかし、我慢ならない程ひどかった理由は踊りではなくて、歌。メゾ・ソプラノのHarriet Williamsという聞いたこともない大柄でまあ美人の女性がDuparcの歌曲をフランス語で3、4曲舞台でちょっと踊りながら歌い続けたのですが、下手くそな上に、位置によってスピーカーでガンガン響き過ぎたり、ほとんど聞こえなくなったりするのが気になって気になって。

バレエのBGMと言っても、ここは一応オペラハウスなんですからね、品位を落とすような歌唱力をソロでこんなに長く歌わせるのはやめて下さいむかっ

3最後のTheme and Variationsは女性は短いチュチュ、男性はすっきりタイツで勢揃いして私のような素人にも一番わかりやすいこれぞバレエの王道モノで、賑やかな群舞と主役カップルの華麗なソロやジャンプに溜息ラブラブ!

・・・の筈だったのに、

お目当てのアリーナ・コジョカルが怪我で出ないので、

そうなると代役はコボルグと釣り合いの取れるロベルタ・マルケス嬢だ。

ちょっと前の白鳥の湖で(→こちら )私を極端な失望に追いやった短足ドタドタ嬢。

鳥のように軽やかでふわふわと可愛いコジョカルが見たかったのに、今日もまたこの切れの悪くて身のこなしの重~いマルケス嬢。出だしによろけたのは許すとしても、後ろの群舞の皆さんより上手だとは全然思えないんですけど。

ま、幸か不幸か、近くかったら目に付いて嫌でしょうが、遠いので見なくても済んだのがよかったかも。

コボルグもこの距離からでは良さがわからないし、やっぱりコジョカル相手じゃないとやる気も出ないのか、なんだか元気がなかったような。


             
文句ばかり言ってるのもナンなので、

活躍中の日本人ダンサーの方々の写真をアップしときます。吉田都さんが客演ダンサーになった後、プリンシパル目指して頑張ってる日本人の正式団員が4人もいるんですよ。そのうち3人が今夜出演しましたが、皆さん体格的にも決して西洋人にヒケを取らず、頑張ってらっしゃるようです。

     
1に出た小林ひかるさん東京出身の32歳)  2蔵健太(くらけんた)さん(旭川出身の30歳)  

3踊った長身の平野亮一さん(尼崎出身の25歳) 


チョキさて、

バレエはしばらく行かないかもと言ったばかりですが、実はこの土曜日にまた行くんです。パリのガルニエクラッカー モダンでレレレのレ~ってやつかもしれないけど、ガルニエでバレエで観ることに意義があるのであって、出来不出来は気にしないつもり。

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次はいよいよ

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毎日お出掛けしているので、ブログの更新が難しいのですが、今日はとりあえず手っ取り早くできる着物写真で誤魔化しましょう。


一昨日(27日)、ロイヤルオペラハウスにロッシーニのMatilde di Shabranを観に行ったときのですが、Matildeに一度は着物で行きたかったんです。



折角舞台近くの席を奮発したんだし、大スターの出る華やかな雰囲気ですから、ワクワクする気持ちをギンギンに光る帯で表してみたつもり。お祭り騒ぎですから帯揚げも帯締めも当然派手。


はい、これが今年59回目の着物お出掛けでしたDASH! (← 鼻息荒い)


60回目のは何にしようか考えてるところです。行く場所は決まってるんですけどね。ウフフべーっだ! 

お楽しみに。私自身はお楽しみにしてますよ~ドンッ



明日はおとなしく家にいますので、今日観たバレエのことでも書きましょかね。

Matildeはあと1、2回行ってから書くことになりそうです。ま、他の方が書いてらっしゃるので、私なんぞが急いでやらなくても、ね。


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10月23日、ウィグモア・ホールにSimon Keenlysideの歌曲リサイタルを聴きに行きました。


サイモンはこの頃よくキャンセルしてるうらしいので(50歳にして初めて父親になったりして)、今日もほんとにやってくれるのかしら、ROHのマティルデの初日の切符も持ってたのにこちらに行くことにしたんだからキャンセルしたら怒るぞ~、とハラハラでしたが、CDの録音もするコンサートだからというわけではないでしょうが、ちゃんとやってくれました。


なんだか調子がイマイチの時も多いこの頃のサイモンですが、今日の出来は悪くなかったと思います。


ウィグモア・ホールはこじんまり(600席足らず)しているので声を張り上げる必要もなく、大舞台のオペラとは全くちがう歌曲のリサイタルですが、地味渋プログラムが多いウィグモアにしては割と華やかな選曲だったのはCDのことを考えてのことでしょうか。



Simon Keenlyside
(baritone)
Malcolm Martineau (piano)


Wolf Gesang Weylas; Heimweh; Auf eine Christblume II; Lied vom Winde
Schubert An Silvia D. 891; Die Einsiedelei D393; Verklärung D59; Freiwilliges Versinken D700; Gruppe aus dem Tartarus, D583; Himmelsfunken D651; Ständchen from 'Schwanengesang' D957; Die Sterne D939; Auf der Bruck D853


Fauré Mandoline No. 1 from 'Cinq mélodies de Venise' Op. 58; En sourdine Op. 58 No. 2; Green No. 3 from 'Cinq mélodies de Venise' Op. 58; Notre amour Op. 23 No. 2; Fleur jetée Op. 39 No. 2; Spleen Op. 51 No. 3; Madrigal de Shylock; Aubade op 6 no 1; Le papillon et la fleur Op. 1 No. 1
Ravel Histoires naturelles


前半はヴォルフとシューベルトの堅めのドイツ語の曲(シューベルトのセレナードという甘い曲もありましたが)、後半はフォーレとラベルの楽しげで洒脱なフランス語の曲、とガラッと雰囲気を変えてくれました。


simon keenlyside   


イギリス人男性歌手の歌曲リサイタルということで、僅か2日前に聴いたバービカンのイアン・ボストリッジ とつい比べてしまうわけですが、ある意味対照的なパフォーマンスでした。



イアン様は、凹みきった失恋男に始終なりきって一途に、大量の唾を飛ばしながら、ボディアクションと顔の表情で感情あらわな「冬の旅」で(曲の内容からも)一直線だったのに対し、


サイモン様は、一曲毎に異なる背景とストーリーを抑えた演技(簿j立ち)で、唾も全くまき散らさず、落ち着いてクールに歌だけで変化をつけてくれました。


内容がちがうので甲乙は付け難いのですが、声色の豊かさは今回はサイモンの勝ちでしょう。


イアン様は歌曲もオペラも同じようなボストリッジ節ですが(私は好きなのでいいのですが)、サイモンは全く別のアプローチでさすが芸達者と感心。


CD録音は、26日に同じコンサートをやって、良いほうを選ぶのでしょうが、この日のこのパフォーマンスで充分本物志向のウィグモア・ホールに相応しい立派なCDができると思います。


伴奏はここではお馴染みのマルカム・マルティノーで、充分上手なのですが、特筆すべき素晴らしさではなく、ほら、なんせ最近ホロストフスキーの伴奏はかのキーシンだったし、イアン・ボストリッジの伴奏はあの内田光子さんだったので、そりゃ世界的ピアニストであるこの二人に比べたら劣るのは歴然。


今日の席は隅っこだけれど最前列で30ポンド。一年前に久し振りに会員になり、しかも平会員じゃなくて、85ポンドもした一つランクが上の会員になったのでこんな良い席が買えたのですが、毎年そんなには払えないし、今後どうしようか思案中。こんな素晴らしい歌曲リサイタルを良い席で聴いてしまうと、このステイタスを捨てるのは惜しいような気もするけどがま口財布むっ


メモ

さて、サイモンは11月3日にバービカンに出てくれます。

今度はメゾ・ソプラノのアンジェリカ・キルヒシュラ-ガーと共演して華やかで軽やかなウィーンのオペレッタの抜粋を歌ってくれるので楽しみです。(詳細こちら


しかし、このわかり易そうなコンサート、人気のこの二人に加えミンコフスキーが指揮だってのに、切符がたくさん余ってるのは何故だ? このまま淋しいので、ロンドンのおヒマな皆さん、是非行きましょう!



    


ご一緒した方が都合で洋服になったので私は一人着物。

このホールの雰囲気と客層に合わせてうんと地味にしてみました。黒地の帯は半幅で後ろは普通の蝶々結び。帯締めは不要ですが、ないとあまりにもすっきりし過ぎかしらと思い、濃いピンクの細めのを飾ってみました。


左は入り口、右は地下のロビーで、ここには過去の出演者のサイン入り写真がたくさん飾ってあるのですが、今日は、早死にしたチェロ奏者ジャクリーヌ・デュプレと歌手ジャネット・ベーカーのイギリス女性二人の前で。


                                      人気ブログランキング  ひらめき電球


(いつののように記事の順序が滅茶苦茶ですが)、

10月18日の土曜日、大英博物館のアフタヌーン・ティ の後、歩いて10分のロイヤルオペラハウスに行き、地下のLinvury Studio TheatreでJette Parer Young Artistsの無料のミニリサイタルを観ました。

The Juke Boxというタイトルで、この若手育成プログラムの面々がピアノ伴奏でオペラの有名アリアを14曲、ソロやデュエットで熱演してくれました。


昨晩ここで小オペラの主役だった人以外は全員出演。


Robert Anthony Gardiner(tenor, UK), Changhan Lim(bariton, Korea), Pumeza Matshikiza(soprano, South Africa), Simona Mihai(soprano, Romania), Vuyani Mlinde(bass, South Africa), Eri Nakamura(soprano, Japan), Ji-MIn Park(tenor, Korea), Kostas Smoriginas(bass baritone, Lithuania), Anita Watson(soprano, Australia)


  

    男性群全員            韓国コンビでビゼーの真珠採りのアリア


任期2年なので、2年生のメンバーはROHのオペラの端役等で皆さんお馴染みなのですが、皆さんプロのオペラ歌手ですから、堂々と落ち着いてよくリハーサルされたパフォーマンスであることがわかります。

ラブラブ2年生の中で私のお気に入りは韓国人テノールのJi-Min Park君で、すでに大活躍中の同じ韓国人ウーキョン・キム君に似た素直でリリカルな美声で将来有望まちがいなし。

チャイコフスキーのオネーギンの中で私が一番好きなレンスキーのアリアKuda kudaを情緒たっぷりに歌ってくれて、今日の中では一番完成度の高いパフォーマンスだったと誰でも思ったでしょう。

今年初めの椿姫(例のネトレプコ騒動の)ではガストンというとして今までで一番大きな役をもらったパーク君、はしゃぎ過ぎて浮いてましたが(それ以来彼を見るたびにそれを思い出して私は吹き出しそうになるのですが)、オネーギンとの決闘を控え幸せだった昔を想うレンスキーの切ないアリアをしっとりと聞かせ、歌い終わった後もいきなりいつものニコニコスマイルにならずにその歌の沈痛な雰囲気のまま拍手を受けたのでほっとしました(ふざけないでしゃんとしようとすればできるじゃん)。

今シーズンはもっと大きな役がもらえるといいね~。充分できると思うわ。



ドキドキテノールはもう一人いて、新入生のRobert Anthony Gardiner君はイギリス人。彼が今日の嬉しい発見でした。

パーク君のような甘さはないけど、細くてシャープな声も私好み。それに、それに、ほら、こんなに長身でハンサム。二枚目役が多いのに容貌の貧しい人の多いテノール界では大きな武器になり得ます。

BブリテンのThe Ploughboyを英語でコミカルに歌って英国人の観客からは大きな拍手をもらってました。


ブーケ1日本人で初めて採用された中村恵理さんはすでに立派な歌唱力を持ったソプラノで、女性の中では一番上手だと思いました。

お得意はフィガロの結婚のスザンナやバルバリーナ、こうもりのアデーレ、フォルスタッフのナンネッタという軽やかな役のようですが、今日はトゥーランドットのリューのアリアを力強く歌ってくれました。 上手!

  

ワインパフォーマンス終了後、ロビーのバーでMeet the Artistsということで、皆さん出てきてくれました。いつもはシャイで声を掛けることなどできない私ですが、この場はそれが目的ですから遠慮なくお目当てのメンバーに近づ

いて、一緒に写真撮ってもらいました。


    

パーク君は「これが終わった後もできればロンドンにいたい」と。ずっと居て頂戴! 恵理さんは関西弁で気さくな方でした                                  

  

ガーディナー君は、近くでみるとさらに長身の好青年。

「僕、来週のマティルデに出るんだよ。すっごく小さな役だけど」と謙虚に言ってたので、リハーサルのカーテンコールで写真撮りました。

歌唱的にはほんとうに小さな役で、あれではコーラスの一人にしか見えないかもですが、このルックスだし舞台では結構目立ってました。なんせ待ちわびてたこの話題のオペラで一番最初に舞台に登場するのが彼ですから、緊張のデビューだったことでしょう。


   


上ではラ・ボエームが7時半から始まり、もう一度近くでキム君を聴きたかったけど切符が取れなくて諦めましたが、ここでこんな素敵なイベントにいけてハッピーな私でした。


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