9月27日の土曜日、着物グループの方々とロイヤルオペラハウスに行きました。


モーツッァルトのドン・ジョバンニでしたが、顔ぶれからいうとBチームなので実はあんまり期待してなかったのですが、これが総合点ではAチームよりも良かったくらいで、私は満足。


その素晴らしさはご一緒した皆様も充分楽しんで頂けたようで、着物イベントとして企画した私はとても嬉しかったです。


ま、Bチームと思われたがために切符の売れ行きが悪かったのが6枚もの並びの席が買えたわけですから、二重にBチーム万歳です。


オペラのことは、AチームとBチームの比較など改めて書きますので、今日は着物姿をご披露。


都合で洋服になさった方が一人いたので、着物は5人でしたが、これだけいるとやっぱり人目を引くんでしょう、記念写真なんぞキャーキャー撮ってると周りの人たちが振り返ってましたわ。




白い着物の方以外は、ギリギリ9月だからと単衣でしたが、地味な色合いが多い中にお一人鮮やかな人が!


先日のよーこさんのパーティではシックな黒のお召し物だった着付けの先生Aさんですが、


何を着ましょうねえ、とメールで相談したときに、「ショッキングピンクのにしようかしら?」と仰っていたのですが、はい、想像よりもちょっとショッキング度が上でした。


これは着物レンタルもなさっているAさんがお若い方に何度か着せて差し上げたものを、「一度自分で着てみたかったの」ということで実行されたのですが、


うーん、やるなあ!  しかも真っ赤な半襟で。


私もこういう鮮やかなのが着たい! 日本じゃちょっとナンでしょうが、折角なんでもOKのロンドンにいるんですものね。よーし!


実は最近、Aさんが「椿姫さんがいつも派手な着物を着てるのに刺激されて派手な反物を買ったのよ」と写真を見せて下さったのですが、いえいえ、センセー、私の負けです。


でも、そのお求めになった小紋もすごく素敵で羨ましかったし、なんか二人で段々エスカレートしそう・・・汗


近々、この二人でコンサートに行くのですが、どうなることやら・・。 期待して下さいね!



がま口財布

私たちの席はupperslipsで12.5ポンド。


着物でゴージャスに、と張り切った割にはあまりにお安い席で申し訳なかったのですが、ここは私がよく座る貧乏人席。


でも、お値段の割にはとてもお得、と喜んで頂けたようです。



私は、あずき色の江戸小紋。

去年も着そびれた単衣ですが、今日はお世話係りですから、無難な同系色の帯とで控え目な旅館の女将風にしてみたつもりです。

(あ、まずい、また帯揚げがはみ出てる。女将だったらそんなことは絶対にないでしょうに)



(実はこれが今月5回目のオペラなのですが、記事一つも書けてませんね。今週末もこのオペラと来週のお琴のコンサートの打ち合わせやらであっという間に終わったし・・・)


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仕事が忙しい上にオペラに2度行って、慌しい一週間でしたDASH!

最後の力を降り絞って、ローマ苦行記事、3日目その2は写真中心であっさりいきましょう。

これでやっと半分・・・



<9月5日 金曜日 その2>          カメラ写真はクリックで拡大します


カラカラ浴場、真実の口の後は、歩いてまずマルケルス劇場Teatro dei Marcelloへ。



ジュリアス・シーザーが建設を始めた円形競技場で、アウグストゥス帝によって完成。当時は高さ32メートル、41のアーチを持つ2階建て、1万5千人収容で、数十年後のコロシアムのモデルとなったデザインだそうです。


ロンドンにも古い建物のファサードだけを残して後ろを立て直したビルがたくさんありますが、これも様々に使い回されて、今はこんな姿にはなり、後ろから見るとナンですが、それでも生き残ったのは立派です。


ローマにはこの手の遺跡がたくさんあり、原形をとどめていなくて観光名所にはなれなくても、時代を超越したローマらしくていいと思いませんか?


      




とは言っても、再利用はしてもらえなくても、半壊でも、そのままの形で一部でも残る遺跡はやはり見応えがあり、当時に思いをはせることが容易です。そんな例として、壊れた橋Ponte Rotto(紀元前2世紀)と、神殿と図書館だったオッタヴィアの列柱Portico de Ottaviaをどうぞ。
  



旧ユダヤ人地区Ghettoの小さな路地をいくつか抜けて、オジーチャンが見つけられなかった亀の噴水も探し当てて嬉しそうなトーチャン。

こんなかわいらしい噴水を見られなくて、オジーチャン残念だったね。

  

前は定春、後ろはキティちゃんか・・・



ハンバーガーランチは今日もまたファースト・フードで、サラミとチーズのホットサンドイッチをカフェで立ち食い。


凄くいい加減な腹ごしらえの後は、カンピドーリオの丘Monte Capitolinoに急ぎましょ。


  

急な階段を上ると、ヴィットリア・エマヌエーレ2世記念堂Monumento a Vittorio Emanuele II


1911年完成のこの巨大な白亜の殿堂は、インク壷、ウエディングケーキ、果ては入れ歯とまで呼ばることからもわかるように、重厚なローマの雰囲気にそぐわないことナンバーワン。



どこからでも嫌でも見えるのだけど、実際に上まで行ったのは初めてでしたが、想像よりもずっと大きくて細部も立派。


遠くから見てたら俗悪でやたらどでかい邪魔物と思っていたんだけど、


大理石の白さが紺碧の空とのコントラストで美しいったら!キラキラ


古代ローマもこんな感じで神殿などがひしめいていたんでしょうね、広々として気持ちの良い空間で、眺めも抜群。

      

        
正面下はヴェネツィア広場Piazza Venezia/最古のショッピングモールであるトラヤヌス帝のマーケット




  

カンピドーリオ広場Piazza Campidoglioミケランジェロ設計。Vエマヌエーレから見下ろせるのに、直接下りてはいけないので、さっきの大階段で下まで下りて、すぐ隣のちがう階段で又ふーふーと。


広場に両側に立つのがカピトリーニ美術館Musei Capitoliniで、一般公開された世界最古の美術館だそうです(15世紀後半)。


絵画と彫刻の展示作品もなかなかの質と量で、写真でよく見るローマ皇帝の胸像のオリジナルはほとんどここに。ハドリアヌスとその仲間たちは今ロンドンですが。

  

  

  あまりに可愛くて。 蛇が・・?                  カラヴァッショ X 3




      

   あまりに大きなどすこい像は中庭に


でも、大きくても大切なマルクス・アウレリウス帝の像は館内の大部屋を占領して恭しく鎮座(広場にあるのはコピー)
 

      

  

美術館のバルコニーから、フォロ・ロマーノが一望に見渡せます。遠くにコロシアムも見えるでしょ。両方とも後日じっくり見物に行きますので。



ヴェネチア広場から眺めるVエマヌエーレ・モニュメントが夕陽でピンクに染まって、これもまた綺麗宝石赤 今までは嫌いだったけど、接してみたら好きになりました。

態度のでかいキザ男だけど、お知り合いになったら案外魅力的だったようなものかしら?


昨夜はレストランでフルコースでしたが、お金も時間も掛かったので、今夜はお安く手早く、アパートの近所の切り売りピッツァ屋さんへ。

何種類か少しづつ食べたけど、どれも美味しかった。 ロンドンで食べるピッツァと比べたらあかんけどね。

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2週間のロイヤル・フェスティバル・ホールのロビーでのテムズ祭 パフォーマンスは、会場内外でがやがや騒がしくて、とてもお琴の演奏を聴いて頂くという環境ではなかったのですが、


次のイベントはちゃんとしたところでの本格的なコンサートですので、ロンドンの静かな秋の夕べ、お琴の音色をゆっくり楽しんで頂けるはずです。


日本からいらっしゃる上手な演奏者5名に、在ロンドンの数名がジョインして、日本の四季をテーマに華やかで賑やかなコンサートになりますので、お時間ある方、お誘い合わせの上いらして下さいませ。


私も参加させて頂くのですが、合奏でちょこっと弾くだけですので、実質的には裏方&観客です。



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今日なんか冬到来まじか!という寒さのロンドンですが、真夏のローマ紀行の先を急ぎましょう。まだ半分も終わってないので。


                         カメラ 写真はクリックで拡大します。


<9月5日(金) その1>


数あるローマの名所旧跡の中でどこに行くかをトーチャンが決める際に参考にしたのが彼の父親のローマ旅行です。大戦中ナポリに駐屯中だったオジーチャンが1945年4月に休暇をもらってローマを歩き回った時のルートを辿ったわけですが、時々、軍服姿の若いオジーチャンが私たちと一緒に歩いてる錯角に陥ったりもしました(こんな姿→写真 )。


カメラが趣味のオジーチャンでしたが、兵役中ではカメラ持参は無理で、ローマは変っていないとは言え写真が残っていないのが残念ですが(たまにスケッチが載ってました)、5日間で精力的にローマ中を歩き回り、私たちも休憩もなく歩いたつもりなのですが、オジーチャンの驚異的なペースには全く敵いませんでした(トーチャンが写真を撮るために立ち止まる時間が長かったせいなのであり、私がへたばって後れを取ったからじゃないですからね)。


  

というわけで、今日はまず、有名ではないけれど、オジーチャンも行ったからという理由で、ピラミデとイギリス人墓地へ。


ピラミデPiramideは紀元前12年に死んだローマの法務官のために作られたお墓で、一辺22m、 高さ27m。隣には港への街道の入り口に建つサン・パオロ門。古代ローマの城壁がたくさん残っています。



  


次はすぐ近くのイギリス人墓地Cimitero degli Inglesi


これは別名で、正式には非カトリック教徒の墓地Cimitero Accattolicoというのだそうですが、18世紀後半から芸術家や文人の間で流行ったローマ巡礼にはイギリス人が多かったのでしょう。


  


ここの売り物は、ロマン派詩人キーツとシェリー


こないだ訪問した スペイン階段に面したアパートで25歳で死んだキーツが賑やかな区画から離れてひっそり埋葬されているのは、結核で死んだからでしょうか?隣に親友画家がいるのは救いですが・・あせる


シェリーの墓は皆と一緒の一角にあり、そこにはイタリアにしばらく住んだゲーテの息子も葬られています。


キーツ&シェリー記念館同様、ごく少数のイギリス人が訪れるだけのようで、きちんと手入れされているのは嬉しかったですが、明るいけれど静かな悲しみに満ちた場所です。遠く故国を離れた土地に葬られるって、私も他人事ではないし・・・



走る人走る人走る人

はい、ここから、トーチャンに言わせれば歩いてすぐのカラカラ浴場Terme di Caracallaへ。

城壁沿いに20分くらい炎天下を歩いたでしょうか・・・・・道でタクシーを拾えないのがローマの欠点・・・もっともこんなこんな何にもない所にタクシーなんぞ走ってませんが・・・







私のTシャツは、アニメ「銀魂」の定春 。東京の少年ジャンプ・ショップで買いました。

日陰などなく、帽子では不充分なので、傘を差してます。


  



カラカラ帝(在位212年~ 217年)が造った公衆浴場ですが、ただのお風呂屋さんではなく、一大娯楽センターだったようです。一度に1600人が入れるという巨大な規模に、初めて訪れたトーチャンとムスメはびっくり。


大理石やモザイクの床や壁、芸術的な彫像で、さぞや美しい憩いの場だったのでしょうねえ。


そして、

ここは、1974年、大学生のときに私が初めてオペラの生パフォーマンスを観た思い出の場所でもあります。


ヴェルディのアイーダでしたが、過去の記事 で書いたように、遠くの席だったし、もちろん字幕はなく、どちらが奴隷アイーダか王女アムネリスすらわからなかったくらいで、ここでのオペラ=退屈という経験から回復するのに20年掛かりましたわ。


この古代遺跡が背景の夏の野外オペラ、最近またやりはじめたようですが、残念ながら今年はもう終わってました。




バス次の目的地は映画「ローマの休日」でお馴染みの真実の口。オジーチャンの足取りを辿ろうとすると徒歩なのですが、足のマメが痛くて泣いている私しょぼんをトーチャンもさすがに哀れと思ってか、バスに乗ることになりました

トーチャン、ありがとう。

って、途中にはなんと超巨大な古代ローマの楕円形競技場チルコ・マッシモ跡なんて所も越していくんだから、普通は歩かんだろむかっ  



    


真実の口広場Piazza della Bocca della Veritaにはギリシャ柱が美しいヴェスタの神殿や、真実の口のあるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会Santa Maria in cosmedinがあります。


 塔の下にある教会の回廊にある真実の口は、古代ローマのマンホールの蓋なんだそうですよ。   


30人くらいの観光客が写真を撮るために並んでました。



  
  教会の内部         私は嘘つかないから手突っ込んでも平気だもんね~ 、というのが最大の嘘か?



(続く)

これだけ歩いても、この日はまだランチも食べてない・・・・


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今年50回目の着物

テーマ:

ローマ足マメ旅行記はまだ3分の1である2日間分しかできてませんが、そればかりでは飽きるので、今日は着物話題を2つ。


充分涼しいロンドンなのですが、今から袷(あわせ)を着てしまったら、単衣の着物を着る機会を逃してしまうわけで、今月中は今年まだ着ていない単衣を着ましょうシリーズにします。



1 9月19日(金) プッチーニの「西部の娘」


今シーズン初めての着物でオペラです(洋服ではすでに行ってますが、その時は休暇明けで仕事が溜まっていたので着物は無理でした)。


日本からいらしたブログ仲間のオペラファンの方々がお二人着物でいらっしゃるというので、私も便乗。


  

細い縦縞の単衣に大輪の花が外国ではぴったりのSさんはすでに何度もここに着物でいらしてますが、緑の古典柄の小紋をお召しのRさんはROH着物デビュー。この日のために全て調達して着付けも習得なさったそうです。


着物でオペラの輪が広がるのは嬉しいし、3人いるとやはり結構なインパクトで、たくさんの方から誉めて頂きました。

お二人は終演後、楽屋口で出待ちをなさったのですが、こんな素敵な和服姿なら、きっとホセ・クーラも大喜びでしょう。


私は白地にピンクの亀甲柄の紬で、どこの紬かはわからないのですが、母親のお古で結構厚手でしっかりした布地です。一人だけの時にこれでは色目がなくて淋しいですが、今日はお若いお二人がカラフルなので、私は白ですっきり。


帯は、黒地に赤の紗献上。透けるので日本では真夏だけですが、ロンドンですからいいことにしましょう。これも今年締めそびれていたので、ギリギリ最後のお目見えです。


せめて小物で初秋しようと、辛子色の帯揚げと抹茶色の帯締めにしてみました。


そして、これが今年49回目の着物だったので、目標の50回達成は目前!


それは、翌日あっさり果たしました。




2 9月20日(土) yokoさんのお誕生日パーティ



もうすぐ40歳のyokoさんの超素敵なお宅でバースデー・パーティがありました。


yokoさんがお召しの振袖、覚えてらっしゃるでしょうか?


クッションカバーにされてしまいそうなアンティークの振袖をyokoさんが救おうと、4月に振袖展示会 を主催なさった時の一枚で、結局yokoさんご自身がこれをお求めになり、今日初めてお召しになったんです。


6枚の中でも私も一番好きな振袖でしたから再会できて嬉しいし、なによりも着物は着てこそその良さがわかるもの、こんな美しい方が纏って下さったんですもの、最高ですクラッカー



広いお宅に大勢でわいわいがやがやと楽しいパーティでしたが、着物姿は4人。


日本から遊びに来てらっしゃるyokoさんの同級生の方は成人式以来初めてだそうですが、そんな風にはとてもみえないすらっと優雅な身のこなしで、yokoさんも展示会でお召しになった珊瑚色に孔雀の羽根の華やかな着物がとてもお似合いでした。


お二人に着付けをなさったAさん、いつも凝ったコーディネートで感心するのですが、、今日は渋い泥大島。

私のような初心者だったら薄い色の帯であっさりまとめてしまうところを、花柄の古い帯と紫色の帯揚げと半襟。さすがです。


やっぱり着物はいいわあ~~。眼福眼福。

ロンドンでありがたいことでございます。日本人以外のお客様もたくさんいらしていたのですが、もちろん皆さん大喜び。


yokoさんのご主人のシャツの袖口が着物チックで洒落てます。



   

カクテルグラスワインケーキ


パーティのハイライトは、

特大サイズのシャンペン・ボトルと遊び心たっぷりのバースデー・ケーキ目



こんな凄いボトル、ドッカーンて爆発するかも爆弾


と皆恐る恐る注目しましたが、意外や意外、ほとんど音もなく素直に栓が抜けました。


その後、ご主人は皆さんのグラスに注ぐのに重くて大変そうでしたが、シャンペンは大好物の私、美味しく頂戴しましたニコニコカクテルグラス



 
  

このルイ・ヴィトン・ケーキ、すっごく可愛いでしょ?


ちょっと遠くから見たら本物のバッグに見えるくらい、よく出来てて、食べるのが勿体ないくらい。
お洋服でもお洒落なyokoさんにぴったりのユーモア溢れる傑作でした。



ワイン

飲み食いをする場所では何が起きてもドント・パニックな洗える着物が安心かと、私はグレー掛かった青に雪輪に小花の単衣に薄いグレーの半幅帯。帯締めは飾りですが、着付けのお上手なAさんに、ほらこんなに可愛く結んで頂きました。


祝日

これで目出度く今年の目標である着物で50回のお出掛けを早くも達成。だから何だということもないのですが・・・

勘定するのに簡単なように→着物ギャラリー にリストアップしてあるのですが、


内訳は、オペラ15回、コンサート18回、お琴演奏7回、その他10回でした。コンサートのほうがオペラより多いのがちょっと意外。


慎み深い私は、「よーし、これなら目標を追加修正して、70回を目指してみよやないかい!」、などとは決して申しませんが、それでも密かに「60回は軽いかな・・」、とか思ってたりして・・・


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