※ペピポの日常:その6より
 
最後のパン(T_T)
 
日曜日の朝
 
何気なくONにした
テレビから
 
<キムラヤ>が閉店する
という言葉が
耳に飛び込んできました。
 
流れる映像には
 
<キムラヤ>
最後のパンを求めて
 
久留米市の
キムラヤ津福店の前に
200人の行列が(ノ゚ο゚)ノ
 
キムラヤというのは
95年の歴史を誇る
福岡パン屋の老舗店です。
 
福岡の市内の人には
あまり馴染みは無いのですが
 
久留米市に
縁があった私には
 
昔懐かしい
思い出の味でもありました。
 
久留米市までは
高速を使えば40分
 
幹線道路を使えば
1時間20分ほどかかります。
 
ただし
 
並ぶのが
大の苦手のペピポは
 
あの行列に並ぶ
勇気はありません。
 
そこで
 
ネットで調べると
 
福岡市と久留米市の
中間にある筑紫野市に1件
 
そのお隣にある
佐賀県鳥栖市に1件
ヒットしました。
 
佐賀県(・・? と
 
思われるかもしれませんが
 
福岡県と佐賀県が
微妙に入り組んだ地域であり
 
久留米市よりも
福岡市に近い位置にあります。
 
ただ
 
いつもは
スルーしてしまう場所であり
 
ドライブがてらに
鳥栖に出かけることにしました。
 
 
フレスポという
ショッピングセンターにある
キムラヤにやってきました。
 
ここに来る途中に
 
 
木村屋パン工場の看板を見つけ
寄ってみましたが
 
併設された小売店は
既に閉店になっていました。
 
“ひょっとして(・・?”
 
不安を抱いたまま
入店すると
 
すごい行列∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
 
 
よく見ると
魔法使いプリキュアの
写真撮影会でした。( ´艸`)
 
その奥に
 
 
キムラヤを発見
 
20名ほどの方が
レジに並んでありましたが
 
陳列は
ガラガラでした。
 
しかし
私の求めたパン
 
 
“まるあじ”
 
 
 
しっかりと
待っていてくれました。
 
日本初の
メロンパンと言われる
 
“まるあじ”
 
 
香ばしく
ほのかに甘い
 
心に染み入る
香りを放ち
 
分厚く
しっとりとした
クッキー生地を
 
ちぎって
口に運ぶと
 
それは
それは
 
幸せな気持ちに
させてくれるのです。
 
今日で最後の
 
キムラヤさんには
 
こころより
ありがとうございました。
 
お伝えしたいです。
 
 
 
 
 
ありがとうございました。
 
 
PS.
 
※画像の向きを変えれませんでした。
 
銀座木村屋で修行された初代が
 
1926年:大正15年に創業され
 
地域に愛された
老舗パン屋さんが
無くなってしまうのは
本当に悲しい事ですが
 
キムラヤで
生まれ育った
 
“まるあじ”は
 
営業を引き継がれる
 
糟屋郡新宮町
※全国人口上昇率NO.1
 
に本社を置く
フランソワにより
 
その味も
引き継がれるそうです。
 
良かった~っ。