近々発表予定の「ボクシング映画興行収入ランキング」の第36位
「ボクシング映画BEST64」の第50位にランクされていた作品です。
制作スタッフや主演のウィレム・デフォーの過去の作品からも、気にはなっていたのですがDVD化されていないので観る機会がありませんでしたが・・・
ナチスによってアウシュビッツに収容されたギリシア系ユダヤ人ボクサーの実話に基づく映画。
VHS発掘シリーズの第129弾です。
ボクシングに興味の無い方でも・・・
アウシュビッツが舞台で虐待されるユダヤ人を描いたドラマなので、世界史のリテラシーとしても、戦争の過ちを繰り返さないという教育のためにも・・・
日本人としての枠組みではなく「世界人」「地球人」として平和な生活を目指すために、是非とも観ておいていただきたい作品です。
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★☆☆ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
バルカンのミドル級チャンピオンだったギリシア系ユダヤ人のサラモ・アルーチ(ウィレム・デフォー)は、ナチスの侵略によって捉えられ、家族全員アウシュビッツの収容所に送られる。
アウシュビッツでは捕虜たちに賭けて戦わせるというナチの将校たちの娯楽があった。
負けた者は役に立たなくなるほど痛めつけられたが、勝てばある程度の処遇は良くなる。
元チャンピオンのサラモは、オリンピックにも出場したことのある将校に認められ、「生きるために」連戦連勝を続けたが・・・
【ペップトークの見所】
重い作品です。
本来は軽い娯楽映画が大好きなオイラですが・・・
たまには、こういった作品を通して、世界で起こった事実を認識し、人生に役立てることができる映画で知識を深めなければならないと思っています。
書籍で学ぶこともできますが、映画は短時間で学べるという利点もあるし、制作スタッフの思いや着眼点の違いも分かりやすいので、両方の良さをうまく使い分けています。
ヨーロッパの各地にナチの収容所はあったようですが、第二次世界大戦当時400万人ものユダヤ人が殺されたのだそうです。
ポーランドのアウシュビッツの収容所は最も悪名が高いのですが、主人公はそこで生きのびるために、そして恋人と生きて再会するために戦いました。
スポーツの試合前のようなペップトークではありませんが・・・
(ボクシングの試合のシーンは何度も出てくるのですが、試合前の控え室でのペップトークはでてきませんでした)
1:40’38”~
男女別に収容されているアウシュビッツで、偶然恋人のアレグラに再会したサラモは、たった一言のメッセージでアレグラを励まします。
ときには、ショートスピーチではなく・・・
気持ちのこもった一言で、相手に勇気を与えることができるお手本です。
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