バスケットボール・ファン、バスケ映画ファンのみなさま・・・
大変お待たせしました。
このところ、バスケにかすっているだけで、本格的なバスケットボール映画はご紹介できていなかったのですが、ようやくまともなバスケ映画です。
以前紹介した
「バスケットボール映画 ランキング TOP40」で23位
近日紹介予定の「バスケットボール映画興行収入ランキング」や「バスケットボール映画BEST44」にもランクインしていて、とても気になっていた作品です。
DVD化されておらず、なかなか入手できなかったのですが・・・
ようやく巡り合うことができました。
VHS発掘シリーズの第119弾です。
バスケ映画としても、コーチが主人公で選手と指導者の信頼関係を描いた作品として「コーチ・カーター」が有名ですが・・・
それに勝るとは言いませんが、いくつものランキングで共通して評価が高いだけあって、内容的にはとても素晴らしい作品です。(何故DVD化されていないのか、個人的には疑問なくらい・・・)
現役のバスケ・プレイヤーやバスケ指導者に限らず、多くのアスリートと指導者、学校の先生にも観てほしい一作です。
ペップトーク度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
映画オススメ度 | (最高★×5) | :★★★★☆ |
フィリスはサンセット高校の女性教師だが、何故か男運が悪く独身のまま。
定年まで勤めることより、夢だったレストランのオーナーになるために教師をやめようと思っていたときに、バスケ部のコーチが退任し空席となる。
バスケは未経験のフィリスだが、レストラン経営の資金の足しに・・・との考えからコーチに就任するが、お金のためにコーチになったこと、バスケは素人であることが生徒にバレて、チームからの信頼は得られない。
しかし、子供たちの将来を心配しはじめバスケットを真剣に学び、少しずつチームを改革し、信頼を高めながら、勝てるチームに成長していくのだが、保護観察や成績不良で高校在学自体が危ういメンバーが多く、危機的な状況を迎え・・・
【ペップトークの見所】
ちょっとドジな先生なんですが・・・
子供たちは子供たちなりに、恋愛問題や、マリファナ常習、成績不良などいろいろな問題を抱えていて、それをひとりひとり丁寧に解決するという、バスケットボール以外の面でのサポートをすることから信頼を高めていく・・・
バスケのコーチとしてより、一人の高校教師として学業以外の人間形成や将来設計に対してサポートするという、当たり前のことのようで、なかなかできないことを地道にやっていくことで子供たちからの信頼を得ました。
信頼を得るためにやったのではなく、単に子供たちを思う、素直な気持ちの表れかもしれませんが・・・
制作側の意図も、感動的なバスケ映画を作る・・・という意気込みよりも、もしかしたら・・・
こんな先生が一人でも増えたら、きっとアメリカは素敵な未来が拓ける・・・
教師やスポーツ指導者に対して、そんなメッセージを込めて作った作品のようにも感じます。
ペップトークも参考になる事例がいくつもでてきますが、そのうち特に・・・
0:46’5612~
得点源のバター選手は応援に来た女の子の視線が気になりシュートをミスしてばかり。
その彼に対して見事な「イメージのパラダイムシフト」をします。
1:07’44~
地区地大会決勝戦の試合前にベンチ前でペップトーク
1:24’44~
高校王座決定戦のハーフタイム。前半はやられっぱなしで、さすがにかなわないとあきらめている選手たちに対して「イメージのパラダイムシフト」をしかけるペップトーク
1:30’26~
試合後、選手の心に響くポストコンペティショントーク
▼ 過去に紹介した女性コーチが主役のバスケ映画 ▼
「美人教師のお色気大逆転」
▼ 女性コーチが主役のアメフト映画 ▼
「ワイルド・キャッツ」
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