ルドandクルシ(RUDO Y CURSI)

テーマ:

なんだか、サッカー映画は久しぶりのような気がしますが・・・


この映画も、tuttiさんのブログのリストからピックアップさせていただいていたものです。


tuttiさんのこの映画に関するブログはコチラ


ルドandクルシ [DVD]/ガエル・ガルシア・ベルナル,ディエゴ・ルナ,ギレルモ・フランチェラ
東北新社



ペップトーク度(最高★×5):★★☆☆☆
映画オススメ度(最高★×5):★★☆☆☆


【ストーリーと背景】

メキシコのバナナ農園で働く兄弟で、兄は家庭を持っているが、サッカー選手になる夢をあきらめていない。弟はミュージシャンになるのが夢だった。

ある日、2人のプレイが町を訪れたプロのスカウトの目に止まる。

スカウトの枠は一人だけ。

兄(ルド)はキーパー、弟(クルシ)はストライカー・・・

スカウトはPKで決着をつけさせるが、勝ったのはミュージシャン志望の弟。

夢を捨てきれない兄のルドも、家族を振り切ってプロのチームに飛び込むのだが・・・。


【ペップトークの見所】

以外な顛末にびっくりです・・・がネタバレになるので・・・観てのお楽しみです。

映画は、スカウトのおっさんがナレーターとして2人を客観的に捕えながら進んでいくのですが、このおっさんがナレーションでカッコ良いこと言ってってたりします。凄く哲学的だったり詩的だったり・・・

人生でもスポーツでも個人は組織に貢献せねば意味がない
チームワークとは寛容の心の下に機能するもの
「一人は皆のために」
それこそが強い絆をもたらす精神だ

土のフィールドは奇妙だ
環境は最悪なのにダイヤの原石が眠っている
完璧で無垢で奇跡的なダイヤが

人類初の「戦争」は兄弟間で起こった。
やがて戦争の代替として「競い合い(スポーツ)」が発達。
だが近頃は戦争がスポーツ化 スポーツが戦争化している
残念なことに 特に兄弟間で…

ベンチは煉獄 アリ地獄だ とどまるほどに沈んでいく
花嫁とハネムーンにやってきて愛を交わせない状態
それどころか男22人と審判3人が大観衆の中で彼女を弄ぶのを見るのみ

悪気はないがゴールキーパーはカラスなど不吉な鳥を思い出させる
世界を遠巻きに見る孤独な生き物
”禁断”の両手を使い 彼らはゴールを守る
そうすることで皆から歓喜の瞬間を奪う
因果な役割だ

人が生まれつき
才能と情熱を区別できたら 人生いかに楽か
それはフーリガンと一流選手の違い
信者と聖者の違いだ

チームカラーのシャツを長年にわたり崇拝し
歌い 叫び 命まで捧げる覚悟だった
だがより情熱的なサポーターが
強烈な歌と叫びと献身でチームの心を奪ったら?
傷ついた誇りは行き場が無い

ペナルティとは罰
罰せられるのは失敗した者だけだ
成功者は栄光に包まれる
もし両者ともに罰せられることがあれば
サッカーは人生というゲームに敗北するということになる


しかも劇中でナイスなペップトークを沢山してます。

中でも印象的だったのは
Chapter:03 0:20’52”~
トライアウトで凄い選手が回りにたくさんいて実力が出せないクルシに対し、ネガティブなイメージを払拭する「イメージのパラダイムシフト」をしながら、さらに「やる気の導火線に着火する」ための強烈なメッセージが込められています。

ストーリーの良し悪しや映画としての良し悪し、好き嫌いはともかく・・・
サッカーをやっている人、サッカーの指導者には是非とも見ていただきたい作品です。





* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

AD

コメント(2)