映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)

ペップトーク(Pep Talk)とは人を元気にする短いスピーチで、コーチングの最後のスキルとも言われているそうです。映画に出てくるペップトークを通して、みなさんにもペップトークを知っていただければ幸いです。


テーマ:

随分前から、観よう・書こうと思っていたのですが・・・


インビクタス / 負けざる者たち [DVD]/モーガン・フリーマン,マット・デイモン,レレティ・クマロ


ペップトーク度 (最高★×5) :★★★★☆
映画オススメ度(最高★×5) :★★★★★

【ストーリーと背景】

南アフリカのネルソン・マンデラ大統領の実話だそうです。

反則です。
そもそも、クリント・イーストウッドが監督でモーガン・フリーマン主演ってのが反則です。
この二人、2004年に「ミリオンダラー・ベイビー」でアカデミー章の監督賞と作品賞(モーガンフリーマンは助演男優賞)、ゴールデングローブ賞の監督賞取ってます・・・てか、泣きました・・・ミリオンダラー・ベイビー。
この二人が組んだ「インビクタス」・・・泣かないわけがありません。
もう、途中から目頭が熱くなり、ポロポロ涙がコボレはじめ、後半はダーっと。

反則その2

映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)-モーガンフリーマン映画でペップトークとアファメーション(Pep Talk & Affirmation)-マンデラ大統領

どっちがモーガン・フリーマンでどっちがマンデラ大統領でしょうか?

(答はマウスでポインタを写真の上に乗せると解ります)

クリント・イーストウッドがこの企画を持ち込んだ時にモーガン・フリーマンに演じてほしいと願ったのはほかならぬマンデラ大統領だったそうです。

マンデラ大統領とモーガン・フリーマンが似ているので、実話がベースになっていることがよりリアルに伝わってくる…というか、本当にマンデラ大統領が語っているように思えて、画面の中に引き込まれてしまいます。

…で、ストーリー。

27年に及ぶ投獄生活から釈放され、総選挙の末、大統領に就任したマンデラ氏は、白人と黒人が仲良くできる社会を望んでいた。
しかし、多くの黒人は抑圧された過去から白人に逆の立場を味あわせようとを見下しているし、多くの白人は黒人たちが権力を手に入れたことを恐れていた。

マンデラ大統領は、自国で開催されるラグビーのワールドカップを機会に、国民が元気を取り戻し、白人と黒人が仲良くなれる機会になるように働きかけるのだが・・・。


【ペップトークの見所】

スポーツには世界を変える力がある。
人々にインスピレーションを与え、団結させる力があるのだ。
ほかの何かには、まずできない方法で。
(ネルソン・マンデラ)

「Invictus」 と、マンデラ大統領が投獄中に心の支えにした詩のタイトルで、“征服されない”という意味。「私が我が運命の支配者、我が魂の指揮官」という一節が詩の中にあり、この映画のテーマにもなっています。

この映画・・・主人公が大統領なので、ペップトーク以外にもステキなスピーチがたくさんあります。
自分自身の備忘録も兼ねて、ダーッと書いておきます。

◆マンデラ大統領の就任スピーチ
 Chapter:01 0:03’46”~

◆マンデラ大統領・・・官邸での挨拶とスタッフへのメッセージ
 Chapter:03 0:10’10”~

◆マンデラ大統領からSPのリーダーであるジェイソンへのメッセージ
「許すことはココからはじまる。許すことは最強の武器」
 Chapter:04 0:13’55”~

◆マンデラ大統領の評議会に乗り込み、チーム名称変更・ユニフォーム変更の決議をひっくり返すスピーチ
 Chapter:07 0:31’56”~

◆ラグビーのキャプテン、フランソワのポストコンペティショントーク
 敗れた試合の悔しさをかみしめる乾杯のスピーチ
 Chapter:08 0:37’27”~

◆マンデラ大統領からキャプテンのフランソワへのメッセージ
 Chapter:10 0:47’55”~

◆ラグビーチーム 監督の宣言
「勝敗はともかく、最高の体に仕上げることは約束する」
 Chapter:12 0:54’24”~

◆マンデラ大統領からの依頼で全国の黒人チームにラグビーを教えることになった代表チームの反感を抑える、フランソワのスピーチ
 Chapter:13 0:56’08”~

◆SPのリーダーであるジェイソンの部下に対するペップトーク
 Chapter:20 1:32’40”~

◆延長戦突入 キャプテンのペップトーク
 Chapter:24 1:55’01”~

で、最後にひとこと。
難癖をつけるわけではありませんが、ポジティブシンキングのペップトーカーを目指す者として「邦題のサブタイトル」がイマイチですね。

「負けざる者たち」って暗いでしょ?
「負けざる」って後ろ向きでしたか? マンデラ大統領も、キャプテンのフランソワも。

もっと明るく未来をとらえて「勝ち進む」イメージを持っていたように思います。

確かにマンデラ大統領は27年もの獄中生活に耐え「負けない」で、出所してきました。

でもその後の行動は「負けざる」ではなく「勝ち進む」であったし、もしかすると獄中での意識も「負けるものか」ではなく「勝ちゆく」姿勢だったのではないかと思うのです。

何故なら、「INVICTUS」の詩の意味は、「私が我が運命の支配者、我が魂の指揮官」なのですから。



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