花散るころの殺人
今日は人が来る予定だったのに来なかったので部屋がきれいです。この美しさをキープできるのか
あと2週間ほどキープできれば大丈夫であろう…。
今日は乃南アサさんの音道刑事シリーズ第二弾『花散るころの殺人』を紹介します。表題作より1話目の「あなたの匂い」方が好きなのでそちらを中心に書いてみます。
音道刑事が捨てたはずの葉書が人の手に渡っていた。ちぎられた葉書はご丁寧にセロハンテープで復元されて。ゴミを漁られたことに薄気味悪さを感じていたところ、他の事件から急に解決してしまう…犯人の正体は?
ごみって自分の記憶からは消えていても結構恥ずかしいものとかはいっていることがあります。
プライバシーもだだもれになっていることがあるし。
最近はシュレッダーもあるから使っている人も多いのではないでしょうか。それを漁られると・・・うん気持ち悪い。
まあ誰も漁らないと思いますが(笑)
実際にそんなことが起きたら・・・という意味ではちょっとホラーがかっています。
思いっきりミステリーというよりは実際にありそうな事件がおきてるので、どの作品も読みやすいです。
地名の感覚がいまいちわからないのですが、近くの人だったらより身近に感じるかもしれません。
空の名前
目覚ましを無意識のうちにとめるのが癖になっていますこのまえは目覚ましがなっていたのに、寝ぼけて何がなっているかわからずその辺のコンセントを抜いてました
意味がわからないよ。自分。
今日は以前にかいた宙の名前と同じ出版社からでてる写真集・高橋健司さんの『空の名前』を紹介します。
前回の『宙の名前』は夜の空でしたが今回は昼の空の写真がメインです。
雲の名前や雨の名前がでてきます。今回もきれいです。みたことがある雲の形がでたりするとそこはかとなく興奮(笑)
気に入っている写真は二重の虹と天使の梯子です。
前者はまだみたことなくて一度見てみたいって気持ちが強いです。気象の分野では内側の虹を主虹、外側のを副虹というそうですどんなものにでも名前ってあるもんだ。
天使の梯子は村山由佳さんの作品ではなく、雲の切れ間から光が差し込む状態のことです。雨上がりにこんな状態をみたことがあってなぜか感動しました。
あやつられ文楽鑑賞
今日は三浦しをんさんの『あやつられ文楽鑑賞』を紹介します。
文楽って観たことある人いますか?たまに日曜にNHKでやってたりするあれです。人形を操って物語が進んでいく、ものすごーく大ざっぱにいうと人形劇です。
自分は文楽って観たことないんですが、歌舞伎とか能を観る機会があったので ちょっと興味があって読んでみました。
三浦さんのエッセイって読みやすいです。今自分がその場にいるような感じ。文楽の人形って一人で動かしているんじゃなんですね
有名な話の流れがかいてあるのもあってちょっとというかかなり観にいきたくなりました。影響受けやすいな~その説明もただの解説じゃなくて三浦さんらしいおもしろさがあります。
「仮名手本忠臣蔵」って日本史で覚えたけど内容はそんな覚えてないのですが、これ読んで観てみたいと思いました。
人形がやるものだし、演目は江戸時代につくられたものだけど今観ても全然違和感がないんじゃないかと。三浦さんの文章のおかげかな。読んでてすごく人間くさいものな気がします。
歌舞伎や能も古いけど新しい。それと同じかもしれないですね。
最後の方にいい文楽を観るといい脳波がでて眠くなるという章があって、眠かったらねていいんだってことがかいてあります(笑)おもしろくないとかじゃなくていい文楽だからこそ眠くなるようです。
ん~確かめてみたい。
三毛猫ホームズの茶話会
久しぶりにぼへっとしておりますこんな日がたまにあるといいですね。部屋が荒れ放題なのでちょっと掃除しますか
刑事の片山と妹の晴美、その飼い猫ホームズが事件を解き明かす毎度おなじみのシリーズです。大手企業のBSグループの経営者が立て続けに死亡した。その後を継いだのは元会長の娘の川本。彼女がシンデレラとして海外から戻ってきた時から事件が始まった…
なんとなくこのシリーズは手にとってしまいます。なぜか読んでしまうんですよね。これが赤川マジックか?赤川さんのシリーズだと三毛猫シリーズと杉原爽香のシリーズを読んでます。後者は毎年1冊ずつ刊行されてて登場人物たちも1歳ずつ年をとっていくというスタイル。
この手法は新しいな~と初めて読んだ時に思いました。
今回もホームズが大活躍ですが、だんだん事件の規模が大きくなっている気がするのは私だけでしょうか。ついに公安もでてきます電車の待ち時間とかに読みたい本です。