ジャパンカップ2009
10/25 宇都宮森林公園 ジャパンカップ観戦
久々の更新でございますw
え~、今年も行ってまいりましたジャパンカップ。
上野発5:47の宇都宮線に乗り、7:28に宇都宮着。
これだけ早く出ても、会場に着いたのは交通規制開始ギリギリなんだよねぇ…
都内から当日出勤じゃこれが限界ですな。
まぁなんとかスタート直後の坂に場所を確保して選手をお出迎え…。
しっかし少ねぇな!
参加選手たったの63名だからねぇ…。
レースは5人が泳がされるかたちで、まったりと進行…こうやって、日本人がアピールするのは良いことやね。
古賀志の上り口あたりの追走集団。
新城は後方で勝負どころを待つカンジです。
終盤に逃げた5人が吸収されると、レースは一気に活性化。
飛び出した有力選手を含む7人の勝負に。
そこから決定的なアタックをかけたソレンセンがそのまま逃げ切って優勝と。
新城はこの集団に乗れなかったのがイタかったねぇ…
ゴールはモニター観戦w
現地の実況は白戸さんと今中さん。
ラジオの実況は栗村さんが担当しておりましたね。
あと、会場をブラつくSachaさんも見ましたが、プライベートだったんですかね?w
そんなこんなで、今年のジャパンカップは終了です。
宇都宮駅からのバスが会場直通になったり、飲食ブースが広くなったり
昨年までに比べて、格段に便利になった部分が増えて観戦し易くなったのは大いに評価したいんだけども、肝心のレースがねぇ…選手が少なすぎる!
毎年増え続ける観客と反比例するかのようなレースの小規模化…、まぁ時期的にも金銭的にも大変なのは十分理解した上でも、もうちょっと招致活動を頑張って欲しいというのが本音だよねぇ…。
来年はもっと参加チームが増えることを期待しつつ…
ToJなんかよりよっぽどイイ大会なんだからさ!
7月26日 Montereau-Fault-Yonne~Paris-Champs-Elysees
もう2ヶ月経っちゃいましたが…ひっそり更新しておきますわ…
すっかり忘れてたよ。このブログ終わらすのw
7月26日 パリ 周回コース トンネル入り口付近にて観戦。
前日のドタバタがあったものの、なんとかかんとかホテルに帰りついたわたくし。
5時半起床…
ホント寝に帰るだけの街だったなぁ…マルセイユ
そして寝るだけだったホテルを後にして、マルセイユ駅に
日曜朝のTGVは良いカンジの空き具合で、ゆったり足を伸ばして…
な~んて思ってたら、次のアヴィニョン駅で席はパンパン。
どうも、ほとんどがツールの関係者っぽいスペイン人一行。当日パリに向かう関係者なんているのか!
早く席を押さえといて良かった…。
車内はスペイン人たちは相当うるさかったものの、眠気が勝って爆睡。
あっという間にパリ、リヨン駅へ…。遂に帰ってきちゃいました。
とりあえず、荷物と自転車を置きに20区のユースへ…
そこから地下鉄で中心部へ出ました。
LiveStrongの腕輪って、現地で作ってたのね…w
コンコルド広場もご覧の通り。
普段はものすごくカオスな交通量ですが、この日はしっかり通行止め。
こういうコトが出来るのが素敵だよねぇ…
観戦場所はチュイルリー公園下を抜けるトンネルの入り口あたり。
郊外から周回コースに入るロワイヤル橋もすぐ脇に見えます。
街路樹の日陰にうまく隠れながら集団を待ちます。
待つこと1時間、まずキャラバンがパリへと戻って参りました。
そして集団もパリの周回コースに。
さすがにレースも激しい流れとなっています。
数人の逃げ集団が飛び出しては吸収され…といつものパターン
まったく気付かなかった!ww
まさか、ここまできてこれほどの余力があるとは…。
観に来てよかった…としみじみ思います。
レースはここでもか!のカヴェンディッシュが勝って、今年のツールは終了。
コンコルド広場の遥か向こうで行われている表彰式を眺める人々…。
ついに、ついに終了してしまいました。
レースと同時に、私の旅も終りを迎えます。
宿に戻ってケバブとビールのプチ完走会w
翌日の飛行機でフランスとしばしのお別れ、そして現実社会との再会ですww
そんなこんなで私のツール・ド・フランスも無事完走と相成りました。
この3週間色々なコトに遭遇し、楽しいかったり辛かったりと、まぁ~大変でございました。
しかし、日本人2人がツールという大舞台で大活躍をしたこの年に、不景気をものともせずフランスに突撃して良かったと心から思います。
モナコで日本人のスタート時だけ騒がずにいてくれた、フランドルのアンチャン達
モンペリエで道案内をしてくれたおばちゃん
バルセロナの飲んだくれオヤジ
モンバントゥで写真撮ってくれた英国人のじーさん
…私の旅に関わらされた全ての方々
皆様のおかげで楽しく旅行させていただきました。
ありがとうございました!
そして来年…またツールで日本人の活躍を観れるのでしょうか…?
もし、そうだとしたら…
また観に行きたくなっちゃうよなぁ~!www
ツール・ド・フランス2009観戦記 終
オマケ 最終日にて
帰りの飛行機が夜発なので、昼間は比較的余裕アリ
シャンゼリゼを自転車で走った後…
北駅の駐輪場に自転車を止めて、お土産購入などやらねばならぬ仕事を片付ける。
ラファイエット裏で最後の食事
そして、いよいよパリを離れなくてはならない時間となり…
様々な思いが胸にこみ上げる中、宿から荷物を引き取って空港への列車が出る北駅へ…
…
…あ…
自転車盗まれてる…
完w
7月25日 第20ステージ Montelimar~Mont Ventoux
一応更新しますよ~。実にホント今更ですが。
7月18日 モン・ヴァントウ ゴール前1kmちょっと地点にて観戦
前日の観戦があんなにサクサクだったにも拘らず、切符購入が間に合わずに列車を2時間待ちし
その列車もマルセイユ着が1時間近く遅れるというコンボ発生で、ホテルの部屋に着いたのが11時…
やる事だけやって、さっさと寝たのに、それでも0時を回ってしまいました…。
そして、この日の目覚しは3時半に鳴ります。
この日は5時過ぎの始発に乗り、アヴィニョンを目指します。
前日リサーチしていた通りに、アヴィニョン駅に隣接するバスターミナルから
Carpentras行きの始発バスに乗りCarpentrasの町へ。所要時間は約30分です。
このバスにも、明らかにモン・ヴァントウ狙いなサイクリストが何人か乗ってらっしゃいました。
日本の方もいらっしゃいました。その方たちはCarpentrasからバスでスプリントポイントに行く途中だったのですが
その中の1人が、以前にモン・ヴァントウに挑戦したことがあるとのことで、色々とお話を伺ったりしました。
Carpentrasの町から麓の町Besoinまでは10kmちょっと。ここからは自走です。
驚くことに、町中からいきなりモン・ヴァントウへの標識が出現。おぉぉ、こんなに分かりやすいとは!
ヘコヘコとペダルを回しながら、Besoinの町を目指します。
このあたりに来るとサイクリストの数も多くなってきました。
ブドウ畑の中を漕ぎ続けること数10分、彼方に頂上に塔のある山が見えてきました…
おぉぉ!もしかしてアレじゃないのかぁ~?!
結構目立つんだなぁ~、さすがハゲ山
程なく、Besoinの町に到着。町の入り口にモン・ヴァントウのモニュメント。
やはり、ツールで一気に有名になった町なんですねぇ。
町中に入ると、そこはもうお祭り状態!
道は自転車と車でぎっしり、歩道は歩行者でぎっしりです。
スーパーで朝食を買って、いざ登坂開始!
たくさんのサイクリストに囲まれながら、じわじわと上り始めます。
途中、何度か渋滞に巻き込まれるも、町を出てからは順調に進み始めました。
う~ん、キツい…でもこのくらいなら何とかなりそうな気がするぞ。
そう思っておりましたよ、この時はね。
道はいよいよ麓の森林地帯へ。
道端はキャンピングカーが所狭しと並び、椅子に腰掛けレースの始まりを待つ観客でいっぱいです。
小径ロードに乗る東洋人の私は本当に目立つらしく、周りから「オイ、アレ見ろよ!」的な会話がひっきりなしに聞こえてきます。
しかも着ていたのがちょっと古いGANのジャージだったので「アレ!モンカッサン!」の声援が飛んでくることもありましたw
そんなこんなで、意外と調子よく進んでおったのですが…、ちょっと勾配がキツめのヘアピンが出現。
「おぉ、こらちょっとキツいなぁ~」そう思いつつカーブを曲がると
目の前には「壁」が立ち塞がっておりました…。
そこから先の勾配のハンパないこと…今までアウターで頑張ってきたフロントをインナーに落とし
必死の抵抗を試みますが、それも10分と持ちませんでした…。
ハイ、ここから先は歩きでございます。
「モンカッサン!自転車は押すもんじゃないぞ!」とヤジられつつ
ちょっと漕いでは歩き、またちょっと漕ぐ、の繰り返しで、じわじわと進んでいきます。
さすがメジャーな峠!モンヴァントウグッズの店を発見。
バンドと置物を買っちゃいました。
これで私もインチキLive Strong!w
身も心もヘロヘロになりかけたその時、木々の間から頂上部分が!
やっとここまで来た~~!
モンヴァントウには山頂までの距離などを記した道標がところどころにあります。
山頂まであと7km!そしてココの坂は12.5%…
残り6kmちょっとLe Chalet-Reynardに到着。
ココにはレストランがあったり、モニターが設置されていたりと賑やかな雰囲気です。
ただ、それにしては道路に人が多すぎるなぁ…。
そう思いつつ前にすすむと、あれ?サイクリストが皆引き返し始めてる…
目の前に立ちはだかっていたのは警備員。
「ここから先は自転車通行禁止」って言ってる!
「押して通るのもダメ」って言っているから…
ここで終りなの?えぇぇ~~!それはないよ~~っ!
せっかくここまで苦労して上ってきたのに…がっくし…。
諦めて、観戦しやすい場所でも探すか…と思って自転車を返すと
ん?レストランの脇に入っていくサイクリストがちらほら…
気になって行ってみると…
おぉぉ!レストランの裏から自転車を担いで山越えしようとする勇士が!
ここで引いたら日本からはるばるやって来た意味が無い!
私も自転車を担いでガケ登り開始!
滑りやすいガケを注意しながら登り、Le Chalet-Reynardを見下ろせる位置まで到着!
ここからさらに登って、ヘアピンの反対側に。
登り終えると、そこに広がるのは石の大地と、彼方に見える塔の姿。
おぉぉっ!あと少しだ~!
道路に下りると止める警備員の姿も無く、自転車に乗って山頂を目指します。
しばらく進むと、残り2kmちょっとの柵が設置されている地点まで到着。
さすがにココはもう自転車を通してもらえず、柵外の砂利道を押して進みます。
遂にココまでやって来ました!
山頂の塔まで行こうか迷いましたが、1km近く人ごみの中を自転車押していくのはツラいと判断して
この場所で観戦することにいたしました。
キャラバンもちゃんと坂を上って来た!
ケスデパーニュのデカいトレーラーも頑張ってるなぁw
そして、いよいよレース。最初に登場はガラテ!
またシブいトコが来たなぁ~!
1分と離れずコンタ達。コンタはもう安泰だねぇ。
そこからちょっと遅れてペッリゾッティ。1人で頑張っております。
そして別府!日本勢はグルペットだと思ってたので、意外に早い登場でビックリ。
終盤になって俄然目立ってきたなぁ!
顔は相当キビしそうだけど…。
別府から遅れること5分、若大将ヴォクレールが。
こちらもヘロヘロなカンジです。
表彰の音楽が山頂にこだまする中、グルペットのお出ましです。
新城はココに。
私の声掛けに、イチイチ反応してもらってすみません!新城さん。
これにて観戦終了~。
待ちに待った下りの時間です!
飛ばすぞぉ~!なんて意気込んで自転車に跨ったものの
登りの時以上の渋滞で、全然スピード出せねぇでやんの!
ま、よく考えれば当たり前だよな。みんな一気に下り出すんだから…。
この後、画像は残ってませんが
エラい目に遭いました…。
簡潔に箇条書きに致しますと…
①下る方向を間違えて、コンピエーニュの町まで40kmという遠い場所に来てしまう。
↓
②コースにもなっていた3級山岳Col des Abeillesを上るハメになる。
↓
③なんとかコンピエーニュの町に着くも、とっくにバスは終わっている。
↓
④なんとかタクシーを呼ぶことに成功するものの。70ユーロもかかった…。
↓
⑤なんとかアヴィニョンの駅に着くものの、タッチの差で終電が終わっていた。
ま、とにかくマズいコトになりました。
マルセイユのホテルには私の荷物がガッツリ置いてあります。
そして明日は、7時半発のTGVでパリに行かねばなりません。
明日の始発でマルセイユに戻って速攻荷物をまとめてTGVに乗ることは、一応可能ですが(4時半発がある)
身も心もヘトヘトの今、駅で始発を待つのはホント避けたい…
でも、マルセイユまでタクシーなんて当然無理!
もうこれは、いよいよ駅で野宿か?と、覚悟を決めかけたその時、ふっとひとつの考えが…
「TGVの終電はもう終わったのかな…?」
アヴィニョンは近郊線の中央駅と、TGV専用のTGV駅があって、両者は少し離れています。
駅の自販機で検索してみると…おぉぉぉ!15分後に終電が!
速攻、駅前でダベるタクシーのオヤジに「TGV駅まで5分で行ってくれ!」と飛びついて、すっ飛ばしてもらい…
ギリッギリでTGVに乗り込むコトに成功したのでございました…。
ホント、バスが絡むとロクな結果になりゃしねぇな…。
とにもかくにも、マルセイユに戻ってくることに成功。
軽く飲み食いしてベッドに飛び込んだら、瞬時に眠りに落ちたのでした…。
疲れた…ホント疲れた…。
翌日はいよいよフィナーレ。パリに帰還です。