転移性脳腫瘍 脳内出血から

2015.5.26
脳内出血で緊急搬送
開頭手術
病理結果
転移性脳腫瘍

原発癌不明


テーマ:
これは私も知っておくべきと調べた結果をまとめたものです。


年を取った犬の大多数が機能低下症を起こしていると言われています。
気になる症状があれば検査をされて調べてみると良いでしょう。

甲状腺機能低下症は、
甲状腺の構造または機能の異常により
甲状腺ホルモンの産生が不足する病気です。

1.原発性甲状腺機能低下症
2.二次性甲状腺機能低下症
3.三次性甲状腺機能低下症
4.先天性甲状腺機能低下症
の4つに分類され、
わんちゃんでは、原発性甲状腺機能低下症の発生95%と最も多いと報告されています。

続発性(2次性あるいは3次性)甲状腺機能低下症の発生は稀である。
下垂体のTSHの産生・分泌に障害がある場合を 2次性甲状腺機能低下症と呼ぶ。
2次性甲状腺機能低下症は下垂体腫瘍、下垂体の先天性形成異常、感染、 あるいはTSH産生・分泌の抑制を原因として発症する。
またTSHの産生・分泌の抑制は、薬物性、ホルモン性、 あるいは現在発症している病気によって発生する可能性がある。
3次性甲状腺機能低下症は、獣医医療の文献には今のところ報告がない。
先天性甲状腺機能低下症は獣医医療では稀な疾患で、 遺伝性の障害に起因して発症する場合と、胎児あるいは新生児のときに食物由来のヨウ素摂取量が適切でなかった (過剰あるいは不足)ために発症する場合がある。

【原因】

①原発性甲状腺機能低下症
・リンパ球性甲状腺炎
・特発性萎縮
・腫瘍性の破壊
・医原性(外科的な摘出、抗甲状腺薬など)
リンパ球性甲状腺炎とは特発性萎縮が原発性でみられる2つの代表的な原因です。
リンパ球性甲状腺炎は、免疫介在性疾患で引き金となる因子は明らかになっていないが遺伝性訴因が関与しているといわれています。
特発性萎縮は、甲状腺実質の喪失を特徴とするがこれも原因は明らかになっていません。

②二次性甲状腺機能低下症
・下垂体形成不全
・下垂体破壊(腫瘍による)
・下垂体の甲状腺刺激ホルモン産生細胞の抑制
(自然発生の副腎皮質機能亢進症による)
・医原性(ステロイド、放射線療法、下垂体切除)

③三次性甲状腺機能低下症
・先天性視床下部形成不全
・後天性の視床下部破壊

どちらもヒトでの報告はあるそうですが、 わんちゃんでは報告がありません。

④先天性甲状腺機能低下症
・甲状腺発生異常(無形性・形成不全・嚢胞)
・ホルモン生成異常(ヨウ素有機化障害)
・食物性ヨウ素の摂取不足

甲状腺機能低下症の臨床症状は以下のとおりです。
これらのすべてが現れるわけではなく、単独あるいはいくつかの組み合わせで現れます。

ぺこに当てはまってるのかなと思われるところは赤字にしてあります。



【臨床症状】

1)全身症状

元気がなくなる、運動を嫌がるようになりボーっとしているなど、普通の老化現象と似ています。
食欲不振になりますが体重はやや増える傾向にあります
また、基礎代謝が低下するため皮膚は乾燥し、脱毛します。
寒さに弱くなるため心臓機能も低下します。
そのほか外耳炎をよくおこす、低体温や脈拍が遅いなどの症状もみられます。

・甲状腺機能低下症の犬の約50%では代謝の低下による肥満がみられます
(軽度のことが多い)。
・症例の約20%で虚弱と運動不耐性がみられます。


2)皮膚症状

・甲状腺機能低下症の犬の約80%以上で、
 乾燥して落屑の多い皮膚や被毛、脱毛、脂漏、 色素沈着がさまざまな程度でみられます
・脱毛は尾部、頸部、前胸部など摩擦を受ける部分から始まります。
 甲状腺機能低下症が長期にわたると、 殆どの犬種で体幹の両側対称性脱毛がみられます。
・膿皮症、外耳炎、被毛の変色、粘液水腫
(真皮へのムコ多糖蓄積による非圧痕性浮腫)もみられます。
・細菌あるいは真菌感染がなければ掻痒はみられません。

3)神経症状
・甲状腺機能低下症の犬の約5~10%で末梢神経障害がみられます。
・虚弱、運動失調、反射低下などから多発性ニューロパチーが明らかになります。

・局所性の神経障害は全身性のそれと同様の頻度で起こります。
 内耳神経麻痺と顔面神経麻痺が最も多いと言われています。
・甲状腺機能低下症の犬では巨大食道がみられることがあるが両者の関連は分かっていません。
・斜頸、麻痺、旋回運動、斜視、眼振、顔面神経麻痺、 三叉神経麻痺などの中枢神経症状(小脳性または中枢性前庭障害を含む) が少数の症例で報告されています。

4)循環器症状
・甲状腺機能低下症の犬で心不全の症状がみられることは少ないが、ほとんどの症例では心機能がある程度低下しています。
・徐脈はときに(10~25%)認められ弱い脈やこもった心音も見られます。
・心電図ではR波減高(40~60%)や、PR間隔の延長(10~20%)がみとめられることがあります。

5)臨床検査値
・甲状腺機能低下症の犬の約25%で軽度の非再生性貧血が見られます。
・甲状腺機能低下症の犬の約75%で高コレステロール血症がみられます。
・低ナトリウム血症、アルカリフォスファターゼ値の上昇、GPT値の上昇、クレアチン・キナーゼの上昇が見られます。



まれに見られる症状

1)繁殖障害
・甲状腺機能低下症の雌犬では不妊、発情休止期の延長、発情期間の短縮などの繁殖障害がみられることがあります。
・未避妊雌では発情に伴って数週~数ヶ月の乳漏我みられ、長期間の偽妊娠のようになることがあります。

2)粘液水腫性昏睡
・粘液水腫性昏睡は甲状腺機能低下症の非常にまれな症状であり、致命的です。
・震えを伴わない低体温、昏睡に至る重度の沈うつ、徐脈、低血圧、非圧痕性の浮腫、食欲不振などが見られます。
・臨床検査では、低ナトリウム血症、高脂血症、高コレステロール血症、低血糖、高炭酸ガス血症が認められます。

3)眼科的異常
・甲状腺機能低下症では角膜ジストロフィ、角膜潰瘍、前ブドウ膜炎、網膜疾患、乾燥性角結膜炎など多くの眼科症状がみられますが、甲状腺機能低下症に直接起因することはまれであると考えられています。



【治療】

甲状腺機能低下症の治療には合成レボチロキシン (チラージンSなど)を経口投与します。

治療に反応した症例では、1~2ヵ月以内に体重減少、表情や行動の改善、発毛や毛質の改善がみられます。

投薬量は4週間後に再評価するほうがよいでしょう。

投薬は生涯にわたって必要になります



【検査・診断】

一般的な甲状腺機能の検査では、正常範囲と出てしまうことが多々あります。
甲状腺ホルモン(T4)は平常範囲に出ていても、ホルモンを出す指令を送る甲状腺刺激ホルモン(TSH)が 異常に多い場合は、この病気を疑うべきでしょう。

最近はこの特殊な甲状腺刺激ホルモン(TSH)を計る検査ができるようになりましたので、発見が早くなり、治療も容易になりました

犬の甲状腺機能低下症の診断に必要なのは、 「T4」と「fT4」と「cTSH」の三種類。

T4(総サイロキシン)正常値 犬 1.1~3.6 μg/dl
甲状腺ホルモンの一種で、甲状腺疾患における代表的な検査。
低値を示す病態 甲状腺機能低下症、TBG減少、橋本病、TSH不応症など

FT4(遊離サイロキシン)正常値 犬 0.5~3.0 ng/d
低値を示す病態 イヌ: リンパ球性甲状腺炎(原発性甲状腺機能低下症の50%)
特発性甲状腺萎縮などによって発症
その他、視床下部-下垂体-甲状腺軸の障害による機能低下症。授乳期

TSH(甲状腺刺激ホルモン)正常値 犬 0.08~0.32 ng/ml

下垂体前葉から分泌され、甲状腺ホルモンの分泌を刺激する糖蛋白。
甲状腺に異常がある場合、まず第一に測定される。


TSH高値の場合
甲状腺ホルモンが低値または正常の場合は、原発性甲状腺機能低下症を、甲状腺ホルモンが高値の場合はTSH産生腫瘍や甲状腺ホルモン不応症を疑う。

ちなみに猫ではT4とfT4しか測定できません。

原発性の甲状腺機能低下症を診断する上で、TSH 刺激試験は最も信頼性の高い検査法とされてきました。
TSH 刺激試験とは、まず刺激前の血液を採取してから、TSH 製剤を静脈注射し、6 時間後に採血して、刺激前と刺激後の血清T4 濃度を測定するものです。

刺激後のT4 濃度が健康犬の基準範囲下限未満の場合は、本症と診断します。
しかしながら近年は、犬用のT4 およびTSH あるいは遊離型T4濃度の測定の普及とともに、
あまり用いられなくなりました。

また現在この検査には、臨床用として認可した製剤は入手できず、化学実験用試薬の牛TSHを生理食塩水に溶解後、濾過滅菌して用いなければ なりません。

化学実験用製剤を投与された犬がアナフィラィシーショックを起こしたと いう事例もあり、特に再検査の場合は注意が必要です。
また嘔吐などの副作用のリスク が大きいとの報告もあります。
欧米では遺伝子組み換え技術により作製された医療用のヒトTSH 製剤が普及し、犬にも試みられ、副作用は起こっていません。

しかし残念ながら、日本国内ではこの製剤はまだ認可されていません。

現在ではTSH刺激検査法はほとんどの症例選択出来ない。

甲状腺機能低下症を確定診断する検査法は血清TSH と平衡透析法fT4レベルの定量である。
高いTSH レベルと低いfT4レベルが甲状腺機能低下症と一致した診断基準である。
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事  もっと見る >>

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。