マイロが南仏に旅行に出かけて1週間が経ちます。


そろそろ、中毒症状が出始めています。


今朝、夢に出てきたマイロは、幽霊でした。


でも、全然怖くなくて逆に愛おしくて、全身で好きだと

伝えました。



目が覚めて、義母に電話したら、マイロが私と喋りたいと

言っているといいました。



マイロは電話口で、急に日本語が出てこなかったのか、

もどかしそうに考えているようでした。



私も「楽しい?元気なの?ちゃんとご飯食べてる?」

くらいしかいえなくて、後悔してます。



それくらい、片思いの中学生か、ってくらい想いを

寄せてるマイロですが、よく寝て、食べて、一日中

遊びまわっているということです。



ただ、夕方になるとおとといくらいから、「ママに会いたい」

と言ってくれるそうです。




あまり考えないためにも、昨日はステと友達と3人で、

演劇を観にいきました。




ペオン家の日々-thementhecitron


The a la menthe,ou the citron?

「ミントティーにしますか、レモンティーにしますか」



というコメディー。



実は、初め、あまりのクラシックな笑いにあまり気分が

乗らなくて、今回ははずしたかな・・と思ってましたが、

初めのカットが終わってから、最後までが、面白かった。



終始、べたなコメディーという感じでしたが、それでも

やっぱり笑ってしまいました。



子どももたくさん来ていたし、クリーンで楽しい観劇でした。



連日満席ということです。



私たちは、前から4番目でしたが、劇場は映画館と違って、

座席の間隔が狭くて、普通に座れないくらい前との距離が

近いです。




そして、私の目の前の席のカップルが、ずぅーっといちゃいちゃ

していて、特に男のほうが、劇の間もチュッチュチュッチュ彼女に

するもんだから、初めは気にもとめなかったのに、途中から

「うざいよ!」と、私も気になってしまい・・



ステも友達も同感だったらしく、私の隣の席の人も、途中から

首を振って呆れていました。彼らの隣の席の人は言うまでもなく

しらーっとした視線を投げかけてました。




彼女のほうは、まず演劇に集中できないのと、ステと友達が

「家でやれよな」と言った言葉が聞こえたのか、たしなめていました。

彼はお構いなしでしたが。




演劇自体は22時くらいに終わって、おなかが空いたので、

目の前にあるイタリアンに入りました。




ここにいたウェイトレスが千鳥足で、ろれつが回っていない

ブラジル人。



おそらくアルコール中毒か何かではないかと。



私たちが初めの客だったのもあって、面白いほど言いたい放題。




遠くからステを指差して「Toi!T a choisi quoi?(あんた何頼んだんだっけ)」

と言う始末。



あまりにフリースタイルでハチャメチャでファンキーなので、怒るどころか

一生のネタになりそうです。




でも面白い演劇をいくつか教えてくれました。最悪だったのとかも。



予想に反して、料理は美味しかったです。

ステも友達も皆、驚くほどでした。



また、こういうネタ好きな友達を連れて行こうかとなりました。




既に見たい演劇が、4つほどあります。

次はいつ行けるのかな。


ペオン家の日々-arnacoeur


先日、映画を観にいってきました。



名前、L'ARNACOEURは、L'ARNAQUEUR(ペテン師)をもじって、

ハートを盗むペテン師?(自分ながら古い表現ですが)という題名。



このタイトルで、正直ただのラブコメディーだろうと勝手に

思っていたのですが、評判がかなり良かったのでこれに決めました。



結果、とっても良かった・・・!!



主演の、ヴァネッサ・パラディ、ロマン・デュリスが、二人とも

チャーミングで、プッと噴出す場面あり、マンガっぽい描写ありで、

予想以上でした。



見終わった後、すっきりするような映画でした。

http://www.arnacoeur-lefilm.com/




この映画の後、誕生日プレゼントでもらったSMART BOXという、

食事券のようなものを使って、カメルーン料理を食べに行きました。



私が頼んだものは、全部食べやすくておいしかったです。



ステは、しょうがのジュース(めちゃくちゃ辛かった・・)、アボガドサラダ(○)、

牛肉のカメルーン薬草焼き(苦かった)、クレームブリュレ(甘すぎ)


というわけで、おなかの調子がいまいちだったステと半分ずつに

分けました。



そのおかげで、私もおなかが夜中ぐるぐるぐるぐる鳴ってました。



でも、お店の人は本当に感じがいい人ばかりでした。



映画館のチケットは、ステの会社の割引で買っていたので無料。

SMART BOXを使ったレストランは無料。



映画の前に飲んだ、ビールのみのお支払いで、とても財布に

優しいお出かけでした。




あっという間に、4月半ばでした。


ついつい、パソコンの前に座ると、ユーチューブばっかり観てしまう

癖がついてます。



4月8日、マイロは4歳になりました。



幼稚園で祝うこともあって、今年の誕生日は期待大で、いつ自分の

誕生日が来るのか今か今かと待っていました。


その日は平日で、幼稚園もあったのですが、ステが作ったケーキで

クラスでお祝いをしてもらったそうで、上機嫌でした。



幼稚園でも祝い、ステ実家でもいとこたちと祝いで、テンションが

上がりまくりの数日間で、熱を出すほどでした。



とにもかくにも、とても喜んでいた誕生日のお祝い模様。




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私たちからは、外で遊ぶおもちゃなどを買いましたが、

本当のプレゼントは・・・



南仏ニース近くにある、MARINELANDという白浜アドベンチャーワールド

みたいなところ。



夏には大きなプールも開かれますが、今は閉まっているので、

お安くなってました。



マリーンランドと併設されいる、FAR WESTという動物たちと

戯れられたり、遊具がある公園と、ミニゴルフ場が自由に

2日間利用できて、ホテルも一泊ついて、3人で180ユーロ。



安い!



ただ、ニース空港から思ったより遠いし、車がないと不便でした・・




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イルカのショーも素敵でしたが、ステも同意見で、

白浜アドベンチャーワールドのほうがすごかったです。



オルカのショーも、なかなかでしたが、私は途中から

zzzz・・・・状態でして、そういえば、オルカの一頭が

何かの理由で調子が悪いんだみたいなことも言ってました。



そういえば、白浜アドベンチャーワールドでも、私うとうとしてました。



こういった遊園地で、何が困るかというと、ご飯。



一度目のジャンクフードは耐えられるとして、2日連続の

野菜抜きは、私もステも何か気持ち悪く感じてしまいました。




まあ、たいらげましたけど。




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水族館もあります。亀とかさめも見れました。



マイロは、さめを怖がって冗談でつんと押したら、

本気で泣いてしまって、周りに冷たい目で見られました。



久しぶりに、海の近くに行って、親子3人で旅行して、

すっきりしました。




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外で遊ぶ遊具も充実していて、迷路があったり、

乗り物もあったり、マイロは疲れを見せずに

朝から晩まで走ってました。



プレイモビールの館もあって、そこでも楽しそうに

遊んでました。




結局、飛行機に乗ってからも寝ず、夜は22時くらいに

寝ましたが、その日はさすがに刺激が多すぎたのか、

夜中に何度も起きました。



4歳になったからというわけではないですが、最近、

今まであまり興味がなさそうにしていたぬいぐるみで遊ぶようになりました。



このマリーンランドでもかめのぬいぐるみを買ってとねだり、

買ってあげると、一緒に寝るようになりました。




そして、先月急に、文字を書くことに興味を示し始めて、

アルファベットとひらがなを真似て書くようになりました。



学校でも毎日練習しているようなので、先生に教えたのかと

聞くと、自発的に書き始めて、すごく丁寧に書いていると

言ってました。



特に自分の名前は上手に書けないと、「もーやだ!」と

怒ったりしてます。一人で勝手に。



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負けず嫌いなところも出てきて、すごろくは、マイロの運のほうが

いいのか、私はほとんど勝ったことがないのですが、たまに勝つと

ものすごく悔しそうにします。




私があまり仕事で一緒にいれないせいもあるけど、ステのいない

日は、マイロは「パパいないから、一緒におねんねする?」と言ってくれたり

ラブラブでございます。



キティちゃんマジックにかかってしまってからは、何でも

かんでもキティちゃんです。



ただ人前で、自慢げにキティちゃんパンツを見せびらかすのは

やめていただきたいけど・・



親ばかですが、マイロの絵を見ていつも和ませてもらってます。

何か、ぷっと笑えるものが多くて・・


ペオン家の日々-dessin


今は、2週間の春休みに入って、マイロは義両親といとこたちと

南仏に旅行中です。




遊び道具いーっぱいある大きな家で、海も近くて、自然豊かで、

マイロは大はしゃぎだそうです。



さっき、電話ごしに喋ったけど、あまりの興奮に何を言ってるか

分からず。



子どものいない独身生活は、気楽だけど、かなりだらだらして

しまう・・




アイスランドの火山の影響でずっとインドで足止めを食らっているステが、

やっと明日帰ってくるということなので、今週は出かけてきます。



映画と演劇2本立てをする予定。楽しみー



今月はまた学校がありますが、来月からまたバカンスなので、

マイロはまた義両親の家で預かってもらうことが多くなると

思います。



どうやら南仏に旅行に行くという案もあるらしいですが、

いとこと一緒なら、毎日楽しんで過ごせると思います。




バカンス中に義両親の家で預かってもらったとき、

せっかくなので、ステと映画+演劇の二本立てで、観にいきました。




映画は、ENSEMBLE、C’EST TROPと言うコメディー。

実はこの映画に、LAURENT LAFFITEというこの前見たお笑い芸人が

出演しているからという理由でした。



内容は、言いませんが、見ていて「ああもうじれったい!!」って

感情がわくということは、心揺さぶられるという意味で、なかなか

面白かったのではないかと。



ただ、2年経ったら、シナリオは忘れてるかもという感じでした。



その後、私はギネスなどの黒ビールが好きなので、ビールの

種類がたくさんあるバーでおつまみと一緒に飲んでから移動。



チケットを買っていなかったので、空席があるか電話で確認して

劇場についてから買いました。



最後のチケットだったということで、大盛況。




ペオン家の日々-theatre


メトロでもよく見るこのポスター。


2000回公演されているというのもすごいです。



タイトルでも、このポスターでも内容が想像できて

しまいますが、よくフランス人は、この台詞を言います。



アーティストに対しても、「私あなたの作品好きよ」と

言いながら、どんな作品かさえも知らなかったり。



表では、好意を見せておいて実は全然好きじゃなかったり、

全く無知だったり。



その典型的な例は、「J'ADORE LES SUSHIS!(寿司大好き)」

と豪語する人に限って、日本のことは他に何も知らなかったり

寿司も別に好きじゃない人が多かったりするということです。




多少、分かりやすすぎる演出や、想像できてしまう展開で、

物足りなさはあるものの、これは演劇マジックで、やっぱり

何度も噴出してしまいました。




2本立ての後は、なかなか疲れて、ご飯を食べる気力も

なく、家に帰ってステは、朝ごはん用のチョコレートパンを

食べてました・・



あれもこれもと思い出すこともたくさんあるのですが、

きりがないので、この辺でもう寝ることにします。



長くてすみません。



久しぶりにマイロと二人っきりの週末。


ここぞとばかりに、昼寝も一緒。とにかくべったりとくっついた

週末でした。

その分、かちんと来ることもお互いあって、ステの存在の貴重さを

かみしめたりします。



私は結構不器用なので、仕事に慣れるまでの2週間は、家に

帰ってきてからも週末も、仕事のことを考えてしまったりしてたので、

息抜きに外に連れ出してもらってました。



行く前はあまり乗り気ではなかったのに、行ってみてよかったと

思ったのが、車で20分くらい走らせた街にあるお城。


お城自体は閉まってましたが、広大な庭が開放されていたので、

散歩しました。



かくれんぼしたり、走らされたり、もぐらの穴のあとを見つけたり、

てんとうむしをみつけたり、一人では絶対しないことをやって、

気分がすっきりしました。



マイロは、もう私よりも使いこなせているステのiPHONEで、

銅像の写真を撮ることにはまってました。



ペオン家の日々-cocci


ペオン家の日々-sortie1


ペオン家の日々-sortie2



ちゃっかりフィルターを選んでたり、意外とフレームの収め方が

上手だったりして、ステと「おいおい、負けてらんねーぜ」のような

視線を交わしました。
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まだまだ寒かったのと、随分走ったこともあって、帰りは

久しぶりにマイロ爆睡。



ペオン家の日々-sortie3



そういえば、私がいない間、バカンス中だったマイロは、

プールに連れて行ってもらったり、トイザラスで私なら

絶対買わないような、妖精の衣装を買ってもらったり、

水族館に行ったりして、楽しかったようです。




ペオン家の日々-clochet


私も、バカンス中に何もしてあげられなかったこともあって、

エッフェル塔に上ることを提案してみました。



この日は昼寝なしで出かけたのですが、マイロは興奮して

眠気ゼロでした。



でも寒かった・・・




ペオン家の日々-eiffel


ペオン家の日々-tour


こんな女の子らしい服装なのに、エッフェル塔の上で、

「アタケー!!(攻撃ー!)」と言って走り回ってました。



実際、エッフェル塔から見た景色で感動した様子はなかった

マイロですが、学校では、先生や友達にそのことを話して、

(マイロ曰く)みんなが「すごいねぇ」と言ってくれたそうな。



そして、私は洗うのが面倒なのでめったにしないのですが、

ステと二人でよくやったのが、絵の具遊び。



知らない間にこんな絵まで描けるようになってました。



マイロ作「ピエロ」



ペオン家の日々-sortie4

最近は、お絵かきや塗り絵の面白さを発見したようで、

一日の長い時間を、お絵かきで過ごすようになってます。



まあ、ここでも隣で座ってないと怒られるので、座って

ぼーっと(うとうと?)見てる私です。




マイロのフランス語も、めきめきと上達して、たまに私からすると

難しい単語を言うようになりました。




知らない間に、16まで数えてるし、キーボードで名前を

タイプしたり、テレビで「今なんて言った?」って聞いたら

訳してくれたり、役に立つようになってきました。




一緒にいる時間が減ったせいもあって、甘やかし気味な

私は、「ええー。マイロはもっと赤ちゃんのままでいいのにー」

と言ったとき、「違うよ!赤ちゃんじゃないよ!マイロは、ママの

マイロだよ!」と言ってくれて落ち着きました。



時間が遅くなるとのろけがちになるので、この辺で一度切ります。