これも以前から読んでいるシリーズの第2弾。

ランチだけの小さな食堂を営み、そこで空いた時間に料理教室を開いている女主人とその助手がその料理教室に持ち込まれるちいさな事件を解決していくという短編集。

 

1冊目のときは主人公である館林優希という助手と師匠である食堂の女主人の靖子さんとの出会いや料理教室で先生と助手としての関係を築いていくところがメインだったが、今回はそこからさらに靖子さんの過去や料理教室の常連さんたちの話も加わってくる。毎回びっくりするほどの事件は起きないし、解決したときも心が温かくなるような結末が多いので、読後感がとても良い。

 

 

この作家さんは「書店ガール」とか働く女性を題材にした小説が多く、またそれはそれで共感ももてるけど、ちょっと重くなりがち(リアル感がありすぎて)なんで、こういうお料理とかをメインに据えた小説というほうが気楽に読めると思う。

 

そして推理物というのも短編もので飽きさせず推理を語っていく様子も読者が引き込まれる感はある。

 

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