積読の中でもちょっと古めのモノ(2017/2/18刊行)です。

このシリーズずっと読んでいるんです。

作者は「四十九日のレシピ」という小説を書いた人で、この人もお料理の描写がとても絶妙な方です。ほんと夜とかお腹が空いた時間に読むとそれを食べたくてしょうがなくなるタイプの作家さんです。

で、シリーズ3冊目となる本作は主人公でBAR追分の2階部分でネコミチ商店街の管理人として、商店街の内外の人のいろんな出来事に巻き込まれつつも、自分の夢である脚本家になるためにコンクールへ出す原稿を書いている。

今回はそんな彼にとって分岐点ともなる人との出会いがある。

 

昼間はこだわりの定食やピンポイントで食べたくなるようなスイーツを出すBAR(バールと読む)追分に旬のクリエーターである人物が来店。

舞台、映像、役者などもこなすその人物とそんなに年齢は変わらないが、自分の置かれている立場と彼の活躍や才能を目の当たりにして焦りを感じるようになる。

 

1つ1つが短編で、毎回メインに「料理」が来るのが特徴の小説なんだけど、今回は「お好み焼き」(おもに粉もん全般)、「親子丼」「メロンパン」「ナポリタン」とそれ以外にも沢山の料理が出てくる・・・

そして、なぜか全部読み終わった時に元気が出てくるんですよね。

多分まだ続くと思うんだけど、今度はどんな料理でどんなエピソードが描かれるのか、すごく楽しみになる1冊です。

AD

コメント(2)