宇宙には星がいくつあるんだろう・・・そんなことをマルコはベットで窓の外の星を見ながら考えていました。
マルコの家は農場をやっています。
お父さんはあまり人と話さないとてもガンコな人ですが、働き者ですごくまじめな人でした。
お母さんは、動物と花が大好きな、とても優しい人でした。
マルコは小さい時から数字に興味があり農場の羊の数、牛の数、ブタの数、リンゴの実の数を数える事が好きでした。
小学生になると、家の手伝をサボっては、図書館に通い物理の本を読むようになっていました。
でもマルコは知っていました。家は裕福ではないから、大好きな物理の勉強して学者になることはできない事を。
図書館通いは高校まで続き、とうとう図書館にある全ての物理と数学の本はマルコの頭の中に入ってしまいました。
ある日お母さんがマルコを呼ぶとこう言いました。
「お前は将来学者になりたのかい?」
「でも、無理なんだろう?うちにはお金がないし・・。」
「確かにうちにはお金がない。
しかし、お前は父さんに怒られながら家の手伝いをサボっては、図書館に通うという信念の強さと、物理と数学のビックリするぐらいの知識があるね。」
とお母さんは笑いながら言います。
「奨学金制度を使ったらどうだ?」
とお父さんが言います。
「大学に行く事を許してくれるの?」
「お前が墓に入る時に、俺の事を恨んでいたら嫌だからな。」
とお父さんは笑いながらいいました。
マルコは奨学金制度の試験を受けて、トップで合格して、都会の有名な大学に行くことができました。
マルコは大好きな数学と物理を思う存分勉強して、とうとう学者になりました。
そして、ロケットに乗って宇宙に行く事になりました。
宇宙では星の数を正確に数える実験をします。
マルコを乗せたロケットは凄い音を立てて宇宙へ旅立ちます。
宇宙に出た時、マルコはロケットの窓から地球を見ました。
その時考えたのは家族のことでした。
「父さん、母さん、僕の夢を叶えてくれてありがとう。大好きだよ。」