俳句は季節のインデックスです。
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早春の少女の足の軽やかに
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※絵:山口珠瑛
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【俳句の季語】
早春
春まだ浅い頃のことを言う。
その中にも、空の色、
どことなく春の訪れが感じられる。
早春と言う言葉にはこの季節にふさわしい響きがある。
(ホトトギス新歳時記)
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【俳句の風景】
春とはいえど、まだまだ実感としては寒い頃、
梅が咲き始めたり、
まだ小さな女の子が、髪の毛を揺らしながら、
スキップしているところに出会いました。
女の子の髪の毛に、春の日差しがやわらかく降り注いで、
何かいいことがあったのか、小さな女の子はニコニコしながら、
その無垢な笑顔を見ていると、春の足音が、
少女の足のおぼつかないステップが、
芳醇な春爛漫の前の春まだ浅い頃を表しているように思えてつくっ