最終合格者 | 弁理士Hの気まぐれメモ

弁理士Hの気まぐれメモ

カモノハシのイコちゃんをこよなく愛する38歳弁理士♂が、日頃の仕事で知り得た情報でメモっておこうと思ったことや、思ったことをとりとめもなく発信します。

弁理士試験、今年の最終合格者の統計が出ました。

http://www.jpo.go.jp/cgi/link.cgi?url=/torikumi/benrishi/benrishi2/benrisitoukei23.htm

昔とは制度が異なるので、なんなのですが。最終合格は700人ほどで、合格率は8%程度。まあ想定内。

で、口述試験を受けた人数が1000人を超えている中で、300人ほどが口述で落ちているという現実。数年前から言われていましたが、口述は落とすための試験になったんですね。自分の頃は10人に1人が落ちる程度と言われていたけどそれでもビクビクしていました。受験仲間のうち特に優秀だった人が本番で舞い上がってしまってとんでもない方向に行ってしまった結果落ちたという話も聞きましたし。自分の場合は常にスレスレの低空飛行とはいえ、曲がりなりにも通ってしまって、ラッキーでした。そもそも口述試験というのは東京に遊びに行くための口実、という認識でしたし、ふざけた奴でした。今もふざけた人間であるのは1ミリも変わっていないわけですけれども。

初回受験生は、半分近くが口述で落とされているみたいです。今は一年で合格するような試験になっていますが、初回だといくぶんハードルが高くなるのか、それとも付け焼き刃でも論文が通る試験になっているので、それを口述でフィルタにかけるのか。

もう、弁理士資格だけで食って行けるほど甘い世の中ではないですし、何らかのプラスアルファのスキルを持たなければいけません。

何か自分ならではのアドバンテージをもたないといけないと思いつつ、時間だけが過ぎているというこの現実。。。