2006-11-19 12:13:11

特許相互承認の報道は誤り。

テーマ:特許実務に関わる諸々の話題


上記は日経知財Awarenessの荒井氏の記事から引用してきたものである。

http://chizai.nikkeibp.co.jp/chizai/gov/arai20050613.html より。


以下は私の意見である。

「特許相互承認」というのは第三ステップであり、そのフェーズに今はない。ほとんどの新聞が相互承認などと書き立てているが、そこへの合意がなされたわけではない。誤った報道も多い。

荒井氏は三段階にフェーズを分けている。

欧米での相互承認→日本での欧米での審査の追認と日本語文献の追加審査体制がステップ2である。その先に、第三の本当の相互承認のステップがある。第三のステップまでは10年かかるかもしれない。日本語をわが国が用いている限り、日本と欧米との壁は厚く、追加審査無し、ということはありえないようにも思える。ただ、第二のステップまでは比較的早く進みそうではある。

また、個人的には2.5ステップというのがあると思う。日米で審査された結果を尊重しながら日本の文献をサーチすることで日本での審査が短縮されることはあるかもしれない。


ただ、何も動かないと鷹をくくっている方がおられるかもしれない。無理はない。今までの方法でうまくいっている人々はこれからも今までの方法で上手くいくと信じたいはずだ。しかし、今回は動いている。


特許審査ハイウェイも、裁判所も、国際ハーモを意識している。大きな流れを感じることだけは確かである。日本の特許事務所の仕事に対していかなる影響があるか、というと、それ程無いかもしれないし、あるかもしれない。日本の景気が良い限りは日本の会社は市場国としての日本に第一国出願をするだろう。


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