昨日の記事「理解ある病院様２」では、リバーサイドメンタルクリニックの患者様の L様が、うつ病の治療（前世療法）のためにイタリアに行くことを希望されたことをお話しさせていただきました。
今日はその続きです。
誠実さが魅力的なＬ様ですので、さもありなん、と理解しつつも、保守的な整形外科の病院様では一般的にメンタル的なことをご理解いただくのも難しい中で、「うつ病の治療で前世を癒すためにイタリアに行きます」と言って、Ｌ様の職場の病院様は理解できるのだろうか、と思ったのですが、Ｌ様の真摯さに応えるべく、私も真面目に、
「はい。Ｌ様の治療を進めるために、イタリア行は必要です」
とお返事をさせていただきました。
その返事で状況がどのように変化するのかはわからなかったのですが、少なくとも、１０年以上うつ病を患い、色々な治療法を試されたＬ様が、最後にたどりついたのが前世療法であることは私も理解していました。前世で生きていた場所に行くと、当時の記憶がよりリアルに思い出されることがあり、記憶を思い出したり、腑に落ちたりするだけでも、症状がより癒えることがあります。Ｌ様の場合、イタリアに行くことで、体調が改善し、治療のペースが上がる可能性がありました。
続きます。
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