いいわけ

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高校生の頃、初めてバンドでライブをした。初ライブはクラスの友達も地元の友達も来てくれて「動員凄いね」なんて店長から言われて嬉しかったのを覚えてる。友達が来てくれるのなんて1回や2回までで、チケット代もドリンク代も友達のやってる興味のないバンドに高校生が払える訳がなくて、何回目かのライブに誘った同級生からチケット代を安くしてくれたならと言われて「じゃあ半分で」と売ったことを先にライブハウスでライブをしていた友達に凄く怒られたことをたまに思い出す。今考えれば当たり前のことなんだけど。週に一回のスタジオ代と足りなかったノルマを家族に内緒でバイトをして払った。2年になってバンドが解散してしばらくしてずっと誘って貰っていたけど「自分には出来ないから」と断っていたPassCodeに入った。曲を作ってもらってCDが出せるという環境に凄く驚いた。ライブを見に来てくれる人は少なかったけれど見に来てくれる人がいるという事が嬉しかったしそれなりに満足してたと思う。1年経って楓と夢菜が入ってくれて、今の楽曲になってまたゼロからはじめて2年今のメンバーになって、それからまた2年経った。PassCodeを5年やって、PassCodeを好きだと言ってくれる人が増えて、昔よりも大きな会場でライブができるようになって、5年前影で「アイドルやってるんだって」と笑ってた人達が「応援してる」と言ってくれるようになった。手のひらなんていくらでも返せばいいし返させてやる。なにもないゼロからひたすらライブだけで広げてきた今は、昔想像も出来なかったような場所に来れたけどまだまだ満足出来そうにない。友達が大きな所でライブをやることも好きなバンドが売れていくことも純粋に喜べなくなってしまった。どこにでも「自分たちもいつかは」がついて回る。


京都大作戦でみたSiMのライブが凄くかっこよかった。「次はお前の番だ」っていう言葉が妙にこびり付いてる。放たれた銃弾が凄い速さで心臓に突き刺さってしまっている。
6月、嫌になるくらいライブを見に行って7月はなんだか足りなくてどれだけ空気を入れても小さな穴が空いていて空気が抜ける浮き輪みたいにシューシューいってる。かっこいいライブは凄いし、出来るようになればいいけど、好きなライブは気持ちがしっかり入った必死なライブだってことに気づいた。かっこ悪くてもいいんだよなあ、まあ勿論かっこいいほうがいいんだけど。
アイドルがどうとかバンドがどうとかじゃなく、人が呼べなくてもノルマを払って何年も何年も死ぬ程ライブやってきた人達には敵わないと思わされる瞬間がある。
売れたい訳ではないけれどちゃんと越えてきた人にしかない説得力が欲しいと思ってる。
負けたくないなぁ、何にも。


ブログやツイッターにいくら偉そうなことを書いてもできなければ意味がない。書く事で自分にプレッシャーを与えてる。恥ずかしいと思われるくらいが丁度いい、いつか手のひらを返す日が来るよ。


当時一番聴いてた曲のURLを貼っておきます(34:30~)
https://youtu.be/YvRw-oxFGbQ