さて、第41回テーマ「お助け!PCドクター」の続きを投稿します。


番組内でお送りした内容は、以下の3つ。


1.インターネットに繋がらなくなった


2.インターネットの表示が遅くなった


3.パソコンが時々フリーズするようになった



まず1つ目から問題を洗い出してみました。

普段使えていたものが、ある日突然繋がらなくなったら焦りますよね。

原因としては、主に以下の4つが考えられます。


a.パソコンの問題

  偶然気づかずに設定をいじってしまい接続が無効状態になっている。
  無線の場合は受信電波が弱い。
  セキュリティソフト、ファイアウォールソフトによる遮断。 など。


b.モデム、ルーター、ハブなど接続機器の問題
  コンセントやケーブルが抜けている。
  設定が無効になっている。
  機械的な故障。


c.接続するケーブルの問題
  挿す場所を間違えていない?


d.インターネット接続サービスの問題
  サーバの都合でサービスが停止している。


とまぁ、以上の4つが主な原因かな?といったところです。

これ以外にも、もちろん様々な要因もあるんですが、大抵はこの4つのうちのどれかに当てはまるんじゃないでしょうか。


特に多いのが、お掃除をしていてルーターの線が外れてしまったとか・・・。



続いて2番目のインターネット表示が遅くなったですが、

普段Internet Explorer(インターネット・エクスプローラー 略して「IE」とも)をお使いの方であれば、古いバージョンの6とか7とかを使っているのが原因かもしれませんね。

お使いのIEのバージョンは、ブラウザ画面の上側、ヘルプという箇所をクリックして、バージョン情報を確認すれば判りますよー。


インターネットで表示されるWebサイトには、日々新しいサービスが技術が導入されています。

便利になる一方で、それらを表示するウェブブラウザ自体も、新機能に最適化される必要があります。


Windowsに標準搭載されているウェブブラウザはIEですが、現在の最新バージョンは9です。

Windows XPをお使いの方は、OSの都合で「8」までしかアップグレードできないですけど、それでも「6」などに比べれば快適に表示されるようになります。


またはオペラやファイアーフォックス、グーグルのクロームなど、他のブラウザをインストールして使っても良いでしょう。

まぁこれは好みの問題ですね。




さて、3つ目の「パソコンが時々フリーズするようになった」ですが、どんな原因と解決策が考えられるか・・・。


買ったり作ったりしたパソコンが、最初のうちは快適に使えていたのに、ここ最近よくフリーズするようになったり、画面がチラついたりするようになった場合、部品の不具合や新たに導入したソフトウェアが原因だったりすることもあるんですが、ちょっとパソコンケースの側面カバーを空けて、中を確認してみましょう。


・・・・ほこりまみれになっていませんか?


冷却用のファンで吸い込まれたホコリが基盤を覆っていたり、空気の流れが確保できないと、熱暴走の原因にもなったりしますが、それだけではなくて、基板上の配線同士がトラッキング・・・つまり、電気が変に流れて故障したり、最悪火災を起こすこともあります。


特にほこりっぽい場所に設置しているとか、会社などのオフィスでサーバなど設置している場合、狭いワゴンやラックに押し込めていたりすることって、よくありますよね。


サーバ周辺なんて、暖房器具か!ってくらい熱くなりますし・・・。




場合によっては直すのが困難なパソコンのトラブルですが、多くの場合、えっ?こんな事が原因だったの??なんて・・・、よくある話です。


まずは1つ1つ原因を探って、落ち着いて対処しましょうね。


それでもダメだ・・・、買い換えるより直したい・・・という場合は、Akineyのお店「パソコンのお医者さん」に連絡してみるのも良いかもですー。