今日はお天気良かったのですが寒かったですね
私は午前中に新国立劇場バレエ団こけら落とし当時の仲間たちと、
何年振りかで再会してきました
懐かしい顔がけっこう集まりました
もうお子さんが高校生になる人もいれば、
去年まで新国で踊っていた人まで様々です
一様に口をついて出てきた言葉は、
「あの頃は厳しかったね〜!」
いや〜、国費が投入されたバレエ団ですから、
ひとりひとりがちゃんとしないとというプレッシャーもありましたしね〜
先生だって厳しくなるはずです
でも、あの厳しさがあったからこそ短期間で日本を代表するバレエ団の一つに育ったのだと思います
そんな話に花を咲かせていたら、
私もうら若き頃ドキドキしながら新国のオーディション受けたことを思い出しました
ところで、プロのバレエダンサーになるのはとても狭き門です
世界の一流カンパニーともなればなおさらのこと
どのカンパニーのバレエダンサーも、今の地位は幼い頃から積み上げた努力に次ぐ努力の結晶です
競争に勝ち残ったものが今の地位にいるというわけです
競争が激しいところ、必ず浮かんでくる言葉は「ハングリー精神」
ハングリー精神とは、読んで字のごとくハングリーな環境から抜け出すための心の奥底に宿る炎のような力のことです
アンナ・パブロワもミスティ・コープランドも恵まれた家庭で育ったわけではありません。
むしろその逆
国際的なバレエコンクールに出場してくる若者の中には、
お金を稼げる一流のプロを目指してチャレンジしてくる子も相当います
ハングリー精神旺盛の若者が続々と上を目指して這い上がってきます
振り返って日本の環境はいかがでしょう
裕福かどうかはさておき、だいたいの家庭は平均的な生活ができる環境ですよね
そういう子供達に従来のハングリー精神を持てと言ってもなかなかピンとこないです
ハングリー精神は心の奥底から湧いてくる捨て身の闘志のようなものですので、
守られた環境にいる人にはわからないのも当然です
では、そういうハングリー精神旺盛の人と対峙した場合、
何を武器に戦ったらいいのでしょうか
「執念」「テクニカルな裏付け」「自信」「知識」「科学」「練習環境」「スタッフ」・・・
練習量、練習のクォリティはハングリー精神とは関係ありません
信じる力と執念が最後の一踏ん張りの原動力になるのではないでしょうか
一言で言ってしまえば努力ですが、努力の質を上げること
努力に勝る才能なしという言葉通り「努力」こそ最大の武器です
そして、この「努力」に魂を宿らせるのは「愛情」です
特に現代人は人との関わりの中で、誰かに認められたい欲求がとても強いです
「愛情」こそが頑張れる根源なのではないでしょうか
今はモチベーションの上げ方、マインドコントロールの仕方、
精神的な弱点を補うための科学的な方法論も進化しています
しかし、心の奥底にあるものまで変えることはできません
時に厳しく、時には父母ような愛情こそが人を支える大切なものだと思うのです
皆さんはどう思うでしょうか?
さて、今日は石井先生の愛情たっぷり初級・初中級クラスでスタートしてポワント30まで
次々と的確なアドヴァイスが飛んで得るものが山盛りだったのではないでしょうか
いただいたアドヴァイスは大切にしましょうね
夜は私のジャイロキネシスから
体の使い方や意識すべき部位をちゃんと説明しながら進めています
なんとなく体を動かして最後までやるのもいいですが、
ジャイロキネシスの本質はバレエの鍛錬に通じるものですから、
きちんと体を使っていただければと思っています
絶対にバレエに役立ちますので、経験ある方もこれからの方も、
みんなで楽しくやりましょう
今日の最後はバレエ初級クラスとポワントスキルアップです
大人の方は、金曜日のお仕事帰りということでお疲れの方も多いと思いますが、
皆さん本当に集中して最後まで頑張っていただきました
私も皆さんの一生懸命な姿に背中を押されてテンション上がります
今日の頑張りは明日への糧です
今日学んだことは明日に活かせるよう、
コツコツと積み上げていきましょうね
明日はウキウキの土曜日
お天気も良さそうですので気持ちよくレッスンできますね
それではまた明日
ありがとうございました
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