2007-03-30 06:50:13

孔子の末裔白酒メーカーの味に納得

テーマ:中国の白酒の実態

 社長に「帰ってこい」と言われて、空太郎はあわてて、北京生活最後の週末、両夜行一泊二日で曲阜&泰山の旅にでかけることにしました。

 曲阜は孔子のふるさとで、孔子をまつってある孔子廟、孔子の一族が長く済んでいた場所など歴史のある遺跡がびっしりあります。

 また、孔子の子孫がたくさん住んでおり、彼らが興した事業がいろいろあります。

 なかでも、孔子一族が醸している白酒「孔府家酒」は山東省を代表する白酒です。

 旅行社の友人に無理を言ってお願いし、なんとか工場見学ができることになりました。


孔府家酒01


 工場に到着すると、まずは孔府家酒の歴史がわかる展示館を見学、すぐに「それではまず、当蔵の白酒を試飲してください」と勧められます。

 見学の前にですか?。うーーむ、それもまあいいでしょう。

 試飲場所にはとっくりが3本並んでいて、それぞれ52、45、38の文字が書かれています。


孔府家酒02


 「度数の違いを呑み比べてください」と言われます。

 これまでの経験からすると、度数が高い方が味も香りもコクも濃厚です。

 まず、52度いきます。

 なるほど、濃香型のうまい白酒です。夕べも結構、白酒を飲んで夜行列車に乗り込んだ胃袋にはいささかきついですが、やはり、独特の味わいがあります。

 次に45度。うーーん、口当たりがよくなるものの、味の深さがなくなります。やはり、これは52度が上を行きます。

 そして、38度。


孔府家酒03


 う?、な、なんじゃこりゃ。

 「ひえー、まじーーい」と思わず声に出してしまいました。

 雑味があって、すっきり感がまったくないのです。

 「こりゃひどい、加水するだけでこんなに味が落ちるの?」と蔵の人に伺うと「いえ、それだけでなく、38度は2年貯蔵、52度は6年貯蔵ですから」。

 なるほど、そうでしょう。白酒も一定期間寝かさないとダメですね。

 「それでは工場にご案内します」。待っておりました。

 大きな工場棟がいくつも並ぶ中の一棟に入ります。

 いつものパターンで、入ると、薄暗い発酵穴倉が並んでいます。

 そのはるか向こうでは、湯気を上げて、作業をしている人がいます。発酵が済んだ原料をシャベルで掘り返し、蒸留釜に入れているのですね。

 白酒工場で一番魅力的な場所です。早速、蒸留したばかりのお酒をいただきます。


孔府家酒04


 いけます。おいしいです。荒々しい中にもまろやかさが感じられるのは、蒸留中期の中取りだからですね。

 うーーん、至福の時です。

 続いて、連れて行かれたのは、たくさんの白酒が眠るセラーでした。

 6年ほど寝かした白酒をいただきます。

 65度の白酒は蒸留したての酒とは違って、丸みを帯び、味がととのったバランスの良さを感じます。おいしいです。



孔府家酒05


 中国の白酒蔵巡りは、これが七蔵目。

 最後の試飲なのだ、と感慨に浸りながら勧められるがままに、65度の香り高い液体を胃袋にドクドクと流し込む空太郎でした。

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